庄川のアユ香ばし 砺波「鮎の里」オープン
砺波市庄川町金屋の庄川合口ダム横にあるアユ料理専門店「鮎の里」が二十八日、今季の営業を開始した。
今年三月一日に金沢店を開業したため例年より一カ月遅れの開店となったが、「庄川のアユが食べたい」と
待ちかねたファンが次々に訪れ、アユの塩焼きの香りが店内に広がった。
同店では、天然アユの稚魚を庄川伏流水を引き込んだ専用いけすに放し、独特の「庄川の香り」を持つ
アユに育てている。調理場の囲炉裏では高宮伯典店長が若アユをくしに刺して、炭火で焼きあげた。
アユの塩焼き三―五匹と付き出し、酢の物、揚げ物、ご飯などの「庄川膳」などコース料理が人気で、
鮎チップス、甘露煮など単品も多彩。五箇山豆腐、利賀そばなどのほか、山菜天ぷら盛り合わせなど
庄川峡の春限定の味も楽しめる。
平日は午後二時までのランチタイムにデザート(桜ういろ)がサービスされる。
北國新聞
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