アース・アワー2009、世界中で消灯
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=41229699&expand 28日夜、ニュージーランドの辺境チャタム諸島を皮切りに、世界中で何千もの都市や町、
名所が「アース・アワー」(Earth Hour)のために照明を消す。
アース・アワーはいわば世界規模の自発的な停電で、それぞれが現地時間の午後8時半から9時半にかけて消灯する。
参加者は最大10億人に達すると予想されている。
NGOの世界自然保護基金(WWF)が主催するこの運動は、地球温暖化防止への支援の意思を示すことを目的としている。
今年で3年目を迎える運動は、複数の著名人から賛同を得てきた。
国際連合の潘基文(パン・ギムン)事務総長は最近、アース・アワーへの支持を約束した。
「気候変動に対する人々の不安を示す手段としては、これまでで最も大掛かりなものになる可能性がある」と発言している。
潘事務総長は、気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)での進展を期待していると政治家に伝えるため、
アース・アワーに参加するよう呼び掛けている。
デンマークのコペンハーゲンで12月に開催されるこの会議では、
世界のリーダーたちが京都議定書に続く枠組みをまとめることになっている。
ほかにも、俳優のエドワード・ノートンやケイト・ブランシェット、ミュージシャンのアラニス・モリセットやビッグ・ケニー、
ロックバンドのコールドプレイといった大物がアース・アワー2009に賛同している。
アース・アワーは2007年にオーストラリアのシドニーで始まり、約200万人が参加した。
2008年には規模が拡大し、35カ国の400近い都市で5000万人が参加するまでになった。
アース・アワー2009には現時点で、84カ国から2800を超える市町村が参加することになっている。
アメリカ、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングやラスベガスの繁華街、パリのエッフェル塔、
ブラジルの都市リオ・デ・ジャネイロの巨大キリスト像、ギリシャの首都アテネのアクロポリス、
エジプトの大ピラミッド、ローマの円形闘技場コロッセオといった世界の名所もしばし闇に包まれる。
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