劉備の立てた蜀を善玉として扱い、曹操を漢王朝を滅ぼした悪玉として描いた羅貫中の
小説「三国志演義」や、その流れを受けた吉川英治の小説、横山光輝のマンガなどの
影響か、劉備やその仲間たちが主役、孫権らは脇役、曹操は倒すべき悪役のような
イメージがついていますが、それをひっくり返して曹操を主人公とし、新しい解釈で
描かれたのが「蒼天航路」です。
当初は原作・李學仁、作画・王欣太によってモーニング
(講談社刊)に連載されていましたが、1998年に李學仁が肝臓ガンで亡くなり、それ以降は
王欣太が一人で描き上げました。1998年度に講談社漫画賞一般部門を受賞しており、
単行本の累計発行部数は全36巻(文庫版は全18巻)で1000万部を超えています。
この
大作が2009年4月からアニメ化されることがモーニング誌上でも発表されました。
アニメーション制作を担当するのは「DEATH NOTE」や「逆境無頼カイジ」、
「BLACK LAGOON」を制作したマッドハウスです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090312_anime_soutenkouro/ 依頼9です。