NTTとNTT東日本、西日本は27日、09年度の事業計画の認可を総務相に申請した。
光回線の販売計画を08年度の当初計画より低めに設定。10年度に東西合計で
光回線の契約2千万件を目指す中期経営戦略の達成は難しくなった。
事業計画では、09年度の光回線販売計画は東西合計で250万件。累計契約数は1377万件とした。
08年度は当初340万件の販売を計画していたが、売れ行きが鈍化。08年度の見込みも
250万件に引き下げた。東日本の江部努社長は「普及が進んで需要が減ったうえ、
景気後退の影響も受けている」と話した。
NTTは、04年の中期経営戦略で光回線の契約目標を10年度に3千万件としていたが、
07年11月に達成は困難として2千万件に引き下げた。
09年度の売上高は東西とも減収の計画。コストを削り、営業利益は横ばいを見込む。
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