これは15日付の山西新聞網が報じたもので、それによると事件が起こったのは今月6日。山西省翼城県の13歳になる少女、
宝宝が外出した後に行方がわからなくなったことが事件の発端でした。両親からの通報をうけて捜索にあたっていた警察が、
唐興鎮営裡村のドブのなかで宝宝の遺体を発見したのは3日後のことです。
この日、午後になって学校に行ってくると元気よく家を出た宝宝が、晩になっても帰りません。最初はウチの子は物事を
わきまえてるから心配ないと思っていたという両親も、同級生に訊ね、ひと晩過ぎて宝宝から何の連絡もなかったことから
捜索をはじめ、手がかりが得られなかったために、9日午前になって警察に通報しました。
これに対して警察では、気温が低く、安否が心配されたために人海戦術で捜索を開始。同夕方、唐興鎮営裡村のドブのなかに
横たわっていた少女の遺体を発見しました。宝宝と断定された遺体は死後2日経っており、生前に犯された痕跡も見つかりました。
しかしこの事件が単なる強姦殺害と一線を画しているのは、遺体の顔面が削がれていたことです。
残虐な手口から、特別捜査本部をたち上げた警察では、幼女姦淫の前科のある者に容疑者をしぼり、また家を出た宝宝が同級生と
球技の試合を見にいこうとしていたと証言が得られたことから、この宝宝が訪れた同級生の家の父親の葉をしぼり込みました。
葉は窃盗および幼女姦淫の罪で刑務所に入れられ、刑を終えて出てきたのは2007年のことでした。
10日の明け方、連行された葉は容疑事実を認め、自供しました。
それによると、葉は娘を訪ねてきた宝宝を見て悪意が芽生えたといいます。
娘のところに連れていくと騙した葉は、村の南にあるドブの近くでまず宝宝を強姦しました。
しかし事件の発覚をおそれた葉は、何度も許しを乞う宝宝の頸を持っていた匕首でかき切り、
その後とどめに心臓を突いて殺害、さらにレンガ片を顔にめった打ちにして損壊。最後に葉は見分けのつかないよう、
この顔面から匕首で肉を削ぎとると帰り際に犬に与えたと供述しています。
警察では現在、葉を勾留のうえ動機などについて詳しく調べをすすめています。
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