ドイツのミュンヘン空港の近くに、犬専門の高級宿泊施設が登場した。基本利用料は1泊80ユーロ(約1万円)で、
主に富裕層をターゲットにしているという。
この宿泊施設「カニス・リゾート」では、犬を連れて空港まで飼い主を迎えに行くサービスも追加料金で提供している。
自身も犬を飼っているという経営者のサビーネ・ゲルタイス氏は、ロイター・テレビの取材に「夜の便でハンブルクから
帰ってくるとき、自分の犬が尻尾を振りながら空港のゲートで待っているのは最高だ」と述べた。
同施設には、通常ヨットなどで使われる樹脂加工された床が敷かれ、犬1匹ずつに世話係が1人つく。
また、デザイナーによるグルーミングや、グルメなドッグフードも用意される。
共同経営者のトーマス・ゲルタイス氏は「犬の飼い主はしばしば、犬舎のような場所に犬を預けることで
良心を痛めている」と話している。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-35462520081216