アパートの女性会社員宅に侵入したとして、東京消防庁荏原署の消防副士長の男(27)=東京都江戸川区=が
住居侵入の現行犯で、警視庁荻窪署に逮捕されていたことが16日、分かった。
女性用下着2枚を持っており、窃盗容疑でも書類送検されたが、
「知り合いの家に間違えて入った」と否認しているという。
調べでは、副士長は14日午前4時ごろ、杉並区本天沼のアパート2階の女性宅の部屋に侵入した。
女性の婚約者の男性が物音に気付いて副士長を取り押さえた。持っていた下着はこの女性のものとみられる。
副士長は昨年9月にも新宿区牛込のアパートのベランダに侵入したとして、住居侵入の疑いで逮捕。
不起訴処分になり、東京消防庁が減給6カ月の懲戒処分にしていた。
副士長は平成12年9月に入庁し、今年9月まで荻窪署で勤務。
杉並区のアパートは荻窪署管内で、犯行日は休みだったという。
東京消防庁は「逮捕された事実を厳粛に受け止めている。早急に事実確認し、厳しい処分を検討する。
被害者、都民に深くおわびするとともに、信頼回復に努める」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081216/crm0812161303009-n1.htm