昔から人気があるのは表参道だ。トム・ハンクスが青山の無印良品で買い物し、
グウィネス・パルトロウがベビーカーを押してGAPでショッピングなど、元々外国人が多い土地柄もあり、
仰々しいSPにガードされるわけでもなく普通に歩いていた。「えっ、1人?」と思うかもしれないが、
ファンが写真やサインを求めて殺到することはほとんどなく、アメリカのように始終パパラッチに
付け回されているわけでもない。それゆえ、とにかく気楽に出かけられるのだ。その証拠として、
顔を見たら一目で誰だか分かるであろうアカデミー賞俳優ジャック・ニコルソンでさえ、
「最高の人生の見つけ方」で来日した際、「1人で大丈夫だよ」と、青山周辺を散策していたのだから、
よほど日本は歩きやすい街なのだと納得してもらえるだろう。
最近の流行は秋葉原だ。監督が来日した際は、プロジェクターや音響関係のものを買いに、
ほぼ確実に訪れている。また、若手俳優に人気があるのは渋谷。「109」には可愛いものが多いと、
お店が密集していてショッピングしやすいと評判だったお台場のショッピングモールから、流れは渋谷に来ている。
次に食べ物である。以前から定番ではあったが、アメリカでの健康ブームが拍車をかけ、寿司が人気の一品だ。
ドラマ「Lの世界」に出演するキャサリン・メーニッヒは、アメリカでも馴染みの店があるほどの寿司好き。
もちろん日本では寿司を食していた。アメリカと日本の寿司ではあまりの違いがあるため、
正直どうなのかと個人的には思うのだが、ハリウッドスターには日本の寿司は概ね好評で、
どの食事も寿司でいいというスターもいるほど。
また、キアヌ・リーブスがラーメン好きなことは有名で、ジェームズ・マカヴォイやザック・エフロンなども、
ラーメン屋を訪れている。そして、人気の一品が枝豆である。こちらも健康ブームが関係しているのだろうが、
ウィル・スミスが来日した際、最初に枝豆を注文。事実、アメリカのバーや居酒屋らしき店に入ると、
「EDAMAME」とメニューに載っており(塩茹でというより、塩をかけただけの代物だが)、よく知られた食べ物のようだ。
【抜粋】
http://www.hollywood-ch.com/trend/080929_e.html