中学校教諭（４６）が生徒用女子トイレを盗撮→建造物侵入容疑で逮捕

勤務先だった笛吹市立春日居中学校の来賓用女子トイレに盗撮用カメラを設置する
目的で侵入したとして教諭が逮捕された事件で、笛吹署と県警生活安全企画課は
１３日、同校の生徒用女子トイレにも侵入していたとして、甲州市立塩山中学校教諭の
川崎剛仁容疑者（４６）を建造物侵入の疑いで再逮捕した。甲府地検は同日、
川崎容疑者を同罪で甲府地裁に起訴。これを受け、広瀬孝嘉教育長は川崎容疑者を
１４日付で地方公務員法に基づく分限休職処分にすると発表した。

笛吹署の発表によると、川崎容疑者は昨年１０月５日午前１１時半ごろ、盗撮目的で
春日居中１階の生徒用女子トイレに侵入した疑い。

調べに対し、川崎容疑者は「女性教諭が入った直後にトイレに侵入し、デジタルカメラ
で盗撮した」と容疑を認めている。生徒は盗撮していないと話しているという。

一方、県警は供述に基づき、昨年１２月に来賓用女子トイレに仕掛けた盗撮用小型カメラ
の受信機が壊れた状態で捨てられているのを発見したという。

笛吹市教委は「生徒と保護者への影響は大きい。動揺を与えないように配慮していきたい」としている。

保護者の一人は「学校で本当に子どもの安全が守られているのか、とても心配」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080814-OYT8T00234.htm