【ソウル10日聯合】
ハンナラ党の柳漢烈(ユ・ハンヨル)常任顧問が、国防部への装備納品を希望する地方の電算装備会社から
億単位の金銭を受け取りロビー活動を行っていた疑いで、8日に検察に緊急逮捕された。
ソウル中央地検が9日に明らかにした。
柳顧問は故柳珍山(ユ・ジンサン)新民党総裁の息子で、国会議員5選、第16代国会では外交国防委員を務めた。
今年1月末に電算装備会社から国防部の統合網構築事業に関し納品の口利きを頼まれ、
億単位の金銭を受け取った容疑をもたれている。
検察は、柳顧問が国防部や知り合いの政治家を通じた働きかけの見返りとして
この会社から金を受け取ったのか調べており、10日にも柳顧問に対する拘束令状を請求する方針だ。
一方、柳顧問は金を受け取ったことはなく政治家らに働きかけもしていないとして、容疑を全面的に否認しているという。
検察はまた、この会社と柳顧問が1月当時、大統領職引継委員会の企画調整委員会幹事を任されていた孟亨奎(メン・ヒョンギュ)現青瓦台(大統領府)政務首席秘書官と、
国会国防委員だった孔星鎮(コン・ソンジン)ハンナラ党最高委員側に接近したという疑惑についても、事実関係を確認する方針だ。
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