火星探査機「フェニックス」でまた障害、今度は1日分の観測データを喪失

NASAの火星探査機「フェニックス」が探査機に生じたソフトウェア上の障害により
画像などの観測データを収めたフラッシュメモリーのデータを地球に送信する前に
喪失していたことが18日、NASAの発表により明らかとなった。

　同日、「フェニックス」から4万5000回にも渡って異常データの送信を受けた地球の
管制センターの調べにより判ったものとなる。

　「フェニックス」は通常、日中の観測データは全てフラッシュメモリー上に蓄え、
1日の観測が終了した時点で、フラッシュメモリーのデータを地球に送信し、パワーダウンし、
スリープモードに入る（夜間の温度は摂氏マイナス90度近くにも達するため、夜間は一部の中枢機器を維持するため
のヒーターだけを起動して、残りの機材は全てパワーダウンする）。しかし、17日に行われた観測では、
一部のシステムファイルの数が多くなり過ぎたため、フラッシュメモリーに日中の観測データを保存するための
スペースがなくなり、システムがオーバーロードを起こしてしまったことが、今回の障害の原因。

　「フェニックス」観測チームでは急遽、オーバーロードの状況から回復させるコマンドを送信することによって
正常な状態に戻したが、この障害により17日に実施された観測データを喪失してしまった。

　この問題に関して「フェニックス」観測チームのレイ・アービドソン教授は「貴重な観測データが
喪失してしまったことは残念なことだが、ミッションクリティカルなデータの喪失はなかった」と述べ、
改めて同じ観測をやり直せば済む問題との見解を示した。

　今回、フラッシュメモリーにオーバーロードが発生したことに関して「フェニックス」観測チームでは、
根本的解決策として、1日分の観測データを全てフラッシュメモリーに保存する現在の運用方式を改めて、
観測データはその都度、火星の軌道上にある2機の通信中継衛星を通じて地球に送信する方式に変更することを検討している。

　「フェニックス」は火星に着陸直後にも通信中継衛星の障害により、地球からコマンドを送れなくなるといった障害が発生していた。

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200806191443&page=2

一号

撮ってはいけないものを撮影したな

火星探査っていつもこんなんだよな

月に行ったアポロだって10号までは失敗の連続、打ち上げ花火だったんだから

故障やエラーがあってもフェニックスの名のごとく何度でも蘇る

と前向きに考えよう

これって10年後「空白の一日」としてSF番組とかで扱われるんだろうなぁ

火星人のおもちゃになってるな

火星人の工作や

フェニックスは本当に話題に尽きないな

きっとカメラ範囲外の機体部分にたこちゅーがラクガキしてるんだ

なんだかんだで宇宙開発にも採用されてるんだなフラッシュメモリ
確かに保存性はいいだろうけど書き換え制限とか関係ないのか

不死鳥投げ！

>>12
フラッシュメモリの寿命が来る前に、探査機がお役御免にされちゃいそう
10万回くらいだっけ

調べたらやっぱ航空宇宙機器には高級というか高耐久なもんが使われてるのね
高品質謳ってる市販品が絶対航空宇宙機器には使用しないで下さいと注意書きあってﾜﾛﾀ

>>7
あるあるｗｗｗｗｗｗ

状況を観測しCTRL+ALT+DELETEを即押すロボットが必要だ

一日分の野菜！

なかなか上手くいかないものなんだな

実は地上で長期試験してなかったとか

オーシャンズ11みたいにこの止まってる間にいろいろ行われているんだろうか…