オバマ氏、公的助成金を辞退へ マケイン氏は批判
ワシントン(CNN) 米大統領選で民主党候補指名が確定しているバラク・オバマ上院議員は19日、支持者らへの電子メールで、
大統領選候補者の選挙運動資金として支給される公的助成金を辞退する方針を明らかにした。共和党のジョン・マケイン上院議員は、
「全国民を不愉快にさせる動きだ」と、オバマ陣営を批判した。
オバマ氏はメールで、「公的助成金制度の下では、米国民の声が利益団体の声にかき消されてしまう」と批判。
「破たんした制度からの独立を宣言し、今後も草の根の価値観を反映させるような選挙戦を展開しよう」と呼び掛けた。
公的助成金の制度が76年に創設されてから、大統領選本選で主要候補者が受け取りを辞退するのは初めて。
同制度を利用する候補者は、8500万ドル(約92億円)の選挙資金を受け取る一方、支出を制限され、個人から直接献金を受けることはできなくなる。
オバマ氏は出馬を表明した07年初め以来、インターネットなどを通じ小口の献金を募る方法で、2億7200万ドル(約293億円)と
、マケイン氏の2倍以上の資金を集めてきた。オバマ陣営は、本選も同様に自己資金で戦えるとの自信を示している。
一方、マケイン氏は、オバマ氏が昨年来、公的助成金制度の存続を主張してきたことを指摘。
オバマ氏の「方向転換」は今に始まったことではない、と皮肉ったうえで、
「この選挙のテーマはいくつかあるが、相手を信用できるかどうかもそのひとつだ」と強調した。
マケイン氏はまた、オバマ陣営の決定を受けて、「こちらも助成金を利用するかどうかを再検討しなければならないだろう」と述べた。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200806200008.html 依頼
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1213956376/29