最近、就職活動中の学生に話を聞くと、昨年までの「売り手市場」に変化が
起きていることがわかる。昨年まではほとんどの学生が、選り好みさえしなければ2つ、
3つの内定をもらっていた。ところが、今年は、希望する企業からなかなか内定をもらえず、
心配になって相談に来る人が増えている。
一方、新卒の学生を採用する企業の側でも、「昨年までは、当社のような中小企業には
来なかった優秀な学生が来るようになった」、「少し大目の内定を出したら、
辞退者がいないため、採用人数が増えてしまいそうだ」などという声を聞く。
企業の業績後退に対する懸念が、こうした形で新卒生たちにマイナスの影響を及ぼしているのだ。
このような傾向がすぐに好転するとは考えにくく、各大学の就職担当者の間では、
就職戦線に黄色信号が灯っているようだ。
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