HIV感染者 人口比率で全国2位沖縄 ワースト1位は東京
2007年1年間で県内保健所に届け出があったエイズウイルス(HIV)感染者・エイズ患者は32人で過去最多となり、前年は11番目だった人口10万人当たりの速報値比較は、東京都に次いで2番目に多かったことが28日、厚生労働省のまとめで分かった。
県健康増進課は「検査を受診する人が増え、早期発見が増えたことが大きいが、一方で安易な性行為も要因にある」と見ている。
県内の昨年1年間に届け出のあった感染者、患者はすべて男性で、30代以下が81%を占める。
感染経路は同性間性的接触が81%。10万人当たりの感染者、患者数は東京都が3・88人と最も多く、沖縄が2・34人、大阪府が1・99人(すべて速報値)だった。
一方で、県内のHIV抗体検査の実績は昨年の2547件から1208件増え3755件に上り、人口1000人当たりの検査数は2・745人で全国一多かった。
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20080529rky00m040002000c.html