【歴史ロマン】世界最古の鋼がトルコの遺跡から出土

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1 番組の途中ですがアフィ禁止です(しうまい)
トルコのカマン・カレホユック遺跡で出土した鉄片が、紀元前22世紀ごろの鋼であることがわかった。
鉄製品としては世界で最古。「鉄の生産技術が、現在のトルコにあたるアナトリア半島で
独自に生まれた可能性が高まった」と関係者は話している。

カマン・カレホユック遺跡で出土した世界最古の鋼(写真は表と裏)
http://www.asahi.com/culture/update/0419/images/TKY200804190209.jpg
地図
http://www.asahi.com/culture/update/0419/images/TKY200804190207.jpg

この遺跡は中近東文化センター(東京都三鷹市)が調査、01〜02年にかけて3点の鉄片が見つかり、
岩手県立博物館の赤沼英男・上席専門学芸員(文化財科学)が分析した。

鉄片は長さ約2〜6センチで、うち1点は鋼。出土した粘土板文書や炭化物の放射性炭素年代などから、
現地にメソポタミアのアッシリア商人が植民地を築いたり、鉄の帝国として知られる
ヒッタイトが建国されたりするより前の、紀元前22〜20世紀のものと考えられている。

鋼以外の2点は、鉄の原料である赤鉄鉱と、焼けてガラス化した粘土の中にごく小さな鉄が固着したものと判明した。
焼けた粘土は、鉄生産の際に使われた炉などの一部とみられる。

赤沼学芸員は3年前にも同遺跡で、紀元前19世紀の鋼の破片を確認している。
「前回は別の場所で作られた鋼が持ち込まれた可能性もあったが、
今度は炉の一部とみられる粘土片や原料も見つかった。鉄にかかわる生産活動が行われていた可能性は高い」と指摘する。
研究成果は20日、同センターで開かれるトルコ調査研究会で発表する。

同センターの大村幸弘・アナトリア考古学研究所長は、
「鉄の使用開始をめぐる具体的な形がようやく見えてきた。紀元前22世紀という年代は、
アッシリア商人がアナトリア半島に植民地を築く前で、彼らの影響は考えにくい。
アナトリア半島で独自に鉄生産が始まった可能性を考えるべきではないか」と話している。(宮代栄一)
http://www.asahi.com/culture/update/0419/TKY200804190201.html
2 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 15:17:44 ID:QiPODwLzP
すばらしい
そういや小アジアって表現はもう使わないの?
政治的に不適切、なのかね
3 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 16:32:53 ID:Tt4+NgEW0
今日のスプリガンスレか。
というか、そういうのと関係無く興味深いニュースだな。

>>2
今でも使ってるっぽい。けどほとんど使わなくなってる。
関西のことを今でも上方と言わんことはないけど、あんまり使わないよね、みたいな。
4 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 16:44:31 ID:QiPODwLzP
なるほど。

しかし紀元前22世紀の時点で既に製鉄技術があった、ってのがちょっと信じられん
ヒッタイトの地かぁ。
5 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 16:56:26 ID:ZI02BkBV0
今回見つかったのも炭素含有率が0,1〜0,3%の鋼だったんだけど、
鉄としてはクフ王のピラミッドの一室で見つかった鉄が最古らしい。
隠し部屋に置かれてた奴かな。
6 番組の途中ですがアフィ禁止です(淮河):2008/04/21(月) 17:02:39 ID:JkFfxJL30
ダマスカスは?><
7 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 17:04:34 ID:ZI02BkBV0
調べてみたら、ピラミッドの中にあるシャフトといわれる狭い空間の奥、
秘密の部屋に通じる石扉に取り付けられた鉄製のハンドルが4500年前
の物とされてるそうな。
8 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 17:13:06 ID:ZI02BkBV0
ダマスカス鋼は紀元(後)10世紀から18世紀にシリアにあたる地域で
製造され200年前にバナジウムを含む鉄鉱石の枯渇で技術が枯渇した
模様です。
9 番組の途中ですがアフィ禁止です(淮河):2008/04/21(月) 17:15:28 ID:JkFfxJL30
どこぞの街のアーチの柱だけがオリジナルのダマスカスなんだっけか
波模様のナイフとかは自称で
10 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 17:35:20 ID:ZI02BkBV0
へえ、まあトルコとシリアはお隣だし製鉄技術が伝播したのかも?

しかしモヘンジョダロもそうだったけど、鉄も初めから技術があって計画されて
作られていたのかもね(ニヤリ。
実はこれが言いたかったw
11 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 17:39:24 ID:Tt4+NgEW0
ダマスクス鋼とか関係無くダマスクスって街はすげー魅力的。
少しずつ発展していったから同心円状になってるんだよね、確か?
「旧市街と新市街」って響きが、もう無条件で魅力的。
12 番組の途中ですがアフィ禁止です(湖北省):2008/04/21(月) 17:48:53 ID:vBU678Sd0
最初に青銅つくるってどんだけアホだよ人間
13 番組の途中ですがアフィ禁止です(淮河):2008/04/21(月) 17:52:35 ID:JkFfxJL30
隕鉄とかオーバーテクノロジーだったんだろうな
勃起してきた
14 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 21:44:56 ID:ZI02BkBV0
勃○すんなよなw
わざわざ隕鉄探してきたのもすごい。陰鉄を精製するのと鉄鉱石
を精製するのはそれほどかわらないだろうけどさ。
隕石が落ちる確率なんて相当低いし。
15 番組の途中ですがアフィ禁止です(わんこそば):2008/04/21(月) 21:48:56 ID:IQZOkM8N0
古代核戦争の証拠発見の報を受けて韮沢編集長がアップをはじめました
16 番組の途中ですがアフィ禁止です(笑):2008/04/21(月) 21:50:28 ID:9VTEqMsY0
隕鉄って響きエロいな陰鉄って感じがする
一度だけ隕石を触らしてもらったけど鉄鉄しかった
17 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 21:50:58 ID:ZI02BkBV0
証拠ってナニナニ?
18 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 21:51:46 ID:ZI02BkBV0
をを、どこで触らせてくれんの
19 番組の途中ですがアフィ禁止です(わんこそば):2008/04/21(月) 21:53:51 ID:IQZOkM8N0
>焼けてガラス化した粘土の中にごく小さな鉄が固着したものと判明した。
>粘土は瞬間的にガラス化した特徴をそなえており、カッパドキアが核攻撃
>を受けたとされる時代と一致することがわかった。
20 番組の途中ですがアフィ禁止です(しうまい):2008/04/21(月) 21:53:55 ID:M/MvCMN90
古代中国は軍事関係については西からの影響が強そうだな
21 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:29:39 ID:ZI02BkBV0
あ、古代核戦争かなり調べてたのに忘れてた、ここカッパドキア
のすぐそばやね。
ここは火山のすぐそばだし古代核戦争ネタは少し弱かったんだけど
ね。
カッパドキアの地下都市は、歴史的にはキリスト教徒が作ったとさ
れているけど、まったく根拠のない話で。
最終的に住んでいた痕跡を残さないように住民の手ですべて撤去
されていたんだけど、鉄の技術も残さないつもりで焼かれたのかな。
22 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:34:02 ID:ZI02BkBV0
地下都市にあったのは実は鉄を作る製造工場だったりして。
23 番組の途中ですがアフィ禁止です(はんぺん):2008/04/21(月) 22:34:04 ID:8mmTW9g90 BE:1866910098-BRZ(10101)
いつの時代も最先端技術は隠すものだろうし
通信手段の乏しい時代は、技術の途絶と再発見の繰り返しだったんだろうな
24 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:35:41 ID:ZI02BkBV0
それだ、鉄の技術を隠す必要があって地下都市を作ったとか。
25 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 22:37:13 ID:2/yZzGt10
ヒッタイトの地だからな
上手くいけばオリエント全域支配できたのにね
26 番組の途中ですがアフィ禁止です(笑):2008/04/21(月) 22:38:18 ID:9VTEqMsY0
古代核戦争ネタは浪漫的でよかった
ただグラハム・ハンコックの話をテレビで取り上げたりするのはやめてほしい
27 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:39:04 ID:ZI02BkBV0
メソポタミアの神話の中では鱗を持った女神が地下帝国を
支配していたという記述が残ってるけど、何かを製造していた
という記述とかのこってたら面白いな。
28 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 22:40:15 ID:Tt4+NgEW0
>>21
消そうと思って消せるような規模の小さいレベルじゃないかったと思うぜ、製鉄の技術って。
軍全体に行き渡るくらい鉄器が存在したからこそ脅威なんであって、
一握りの王侯貴族だけが使う贅沢品に過ぎなかったとしたら、戦局に影響を与えることは出来なかったハズ。
29 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/21(月) 22:44:08 ID:QiPODwLzP
製鉄とそれに使う薪の量と森林地帯減少と農業生産性をすべて
数値化して地域別に時系列的に列記してくれたらそれ眺めて一週間過ごせそうだ
30 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:46:09 ID:ZI02BkBV0
そうそう、まとめると
紀元前26世紀(ピラミッドから推測)
クフ王ピラミッドの隠し部屋で鉄のハンドルが確認
紀元前22世紀
カマンカレホユック遺跡で鋼出土
紀元前18世紀
同遺跡で鋼出土
紀元前14世紀から12世紀
ヒッタイト全盛

カマンカレホユック遺跡
23世紀頃からアッシリア植民地時代、ヒッタイト帝国時代を経て
オスマントルコ時代まで4000年にわたって集落が営まれた。
31 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:48:49 ID:ZI02BkBV0
>28
結果的にヒッタイトが鉄を使ってるからね

当時の人は後の歴史にあまり残したくなかったのかも?
32 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 22:49:52 ID:ZI02BkBV0
ヒッタイトも最終的に業火に焼かれて謎の滅亡を遂げている。
33 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/21(月) 23:23:34 ID:ZI02BkBV0
歴史的にも不可解な場所カッパドキア
一度現地に行ってみたいな。
34 番組の途中ですがアフィ禁止です(石油):2008/04/22(火) 12:13:53 ID:SKr5kQoBO
厨二病の血が疼く
35 番組の途中ですがアフィ禁止です(味噌カツ):2008/04/22(火) 12:15:11 ID:wx1VBjNj0
何この糞スレ
低レベル過ぎるだろ
36 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/22(火) 15:13:46 ID:lxaO+qKn0
凄いよな紀元前2000年の時点で既に
ただホント薪用にバッサバッサ樹木切り倒したんだろうね
ほとんどの文明は人口の増大とそれに伴う環境破壊で滅びたと言われるけど
もう少し早く石炭使えなかったのかしら
37 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/23(水) 01:07:01 ID:IIj95WilP
昔羊の放牧で土壌の保水性が損なわれた
ってな解釈を聞いたことあるんだが(アラビア半島の半紙)
ホントなのだろうか。
ギリシャってその>>36事例として司馬遼太郎が紹介してたが
38 番組の途中ですがアフィ禁止です(甘粛省):2008/04/23(水) 01:59:26 ID:fvffbyxqO
古代は歴史文化宗教と面白い事だらけだけど追ってく時間も脳内容量も足りない
39 番組の途中ですがアフィ禁止です(甘粛省):2008/04/23(水) 02:08:18 ID:K1G/hQadO
今日の宗像教授異聞録スレはここか
40 番組の途中ですがアフィ禁止です(もんじゃ):2008/04/23(水) 02:11:03 ID:QkUbeFze0
元コミックトムだっけか。あれ長いよな
こういうスレ見てると自分の無知がもどかしい
41 番組の途中ですがアフィ禁止です(おたべ):2008/04/23(水) 08:10:13 ID:i/OEceEl0
ヒッタイトはありえないほどの業火に包まれて滅んだとされてるけど、
環境破壊とか長期的なものではなくて三日三晩続くような火事が起こった
あとが残されている。
ただ木が燃えた山火事のような物ではなくて町全体が業火に包まれて
あちこちからガラス化した粘土などが見つかっているらしい、火山の噴火など
でもなく高温の窯の中でしか発生しないような物らしい。
インダスのモヘンジョダロもありえない業火で焼かれた後があるけど、
どちらも歴史学的に文化が突然起こった部族なんだよね、まるで誰かが文化
を伝えて都合悪くなったから滅ぼしたような。
42 番組の途中ですがアフィ禁止です(甘粛省)
>>40
そんな前からあったのかよ
二行目には同意するわ