【依頼スレ 198】
イタリア総選挙で2年ぶりの政権奪還を決めたベルルスコーニ氏と、サルコジ仏大統領との親密な関係に対し、ドイツ国内で警戒感が出ている。
ベルルスコーニ、サルコジ両氏が、欧州連合(EU)の共通政策である移民受け入れや、財政赤字削減政策などに異論を唱えているため。
仏伊両国が協調して発言力を増せば、経済力で勝るドイツの存在感が薄れかねないとの不安もありそうだ。
ドイツでは両氏の親密な関係は、第二次大戦前の独伊の「南北枢軸」をもじって「南(仏伊)の枢軸」と呼ばれている。
イタリアの総選挙後、独選出の有力欧州議会議員がベルルスコーニ氏を批判し、
「(内政課題ばかりを重視する)独りよがりの欧州を体現している。『南の枢軸』のようなものになるかもしれない」とコメント。
これにドイツの左派系政治家が同調し、「枢軸」の呼び方が広がった。
・・・サルコジ氏はかつて「政治家としての手本はベルルスコーニ氏」と称賛し、大統領当選後は最初にベルルスコーニ氏に電話したとされる。
ベルルスコーニ氏も総選挙中から「勝てばまずサルコジ氏に電話する」と公言。
イツの大衆紙は2人を「男好きする欧州のマッチョ」とたたえている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000045-mai-int