東亜(トンア)日報が創刊88周年を記念して実施した国民意識調査で、
国民の53.9%は韓国民であることに満足していると答えた。
「まあまあだ」と答えた人は37.5%で、「満足していない」は7.7%だった。
今回の国民意識に関する世論調査は、本紙がコリアリサーチセンター(KRC)に依頼し、
先月30日、全国16の市・道に居住する成人1500人を対象に電話で行われた。
その結果、大韓民国60年の歴史について「誇らしい歴史だと思う」と答えた人は53.6%で、
「恥ずかしい歴史」という回答は32.3%だった。
また、「今後30年間、大韓民国の政治、経済、外交安保において最も大きな影響を与える国家」には、
5割を超える人(53.2%)が中国を選び、次に米国(30.1%)、欧州連合(EU=3.6%)、
日本(3.1%)の順だった。
歴代の大統領のなかで最も肯定的な評価を受けた大統領は朴正煕(パク・ジョンヒ=59%)で、
金大中(キム・デジュン=13.2%)、盧武鉉(ノ・ムヒョン=11.8%)と続いた。
4月9日に行われる総選挙に関連しては、有権者の5割を超える人(52.6%)が、
まだ投票する候補者を決めていないことがわかった。
「安定した国政運営のためにハンナラ党に力を貸すべきだ」という安定論(46.7%)と、
「政権党をけん制するために野党に力を貸すべきだ」というけん制論(42.7%)が拮抗した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領の国政運営については、「大変良くやっている」(6.5%)、
「大体良くやっている」(46.2%)と肯定的な評価が52.7%だった。
これに対して「大体間違っている」(20.1%)、「大変間違っている」(7.6%)と否定的な評価は27.7%だった。
対北朝鮮政策に関連しては、「北朝鮮に態度の変化が見られるまでは対北朝鮮支援を抑えるべきだ」という回答が61.0%で、
「北朝鮮が態度を変える前であっても対北朝鮮支援の水準を維持すべきだ」と答えた人は34.7%に過ぎなかった。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2008040192748