【マーチS】1年11カ月ぶり重賞制覇へ!ワナー完璧12秒2
世界最強のダート馬を決めるドバイワールドCの翌日、ポスト・ヴァーミリアンを目指す逸材がマーチSに出走する。
フィフティーワナーは前走の仁川Sを57.5キロで圧勝。前々走の芝の白富士Sは14着だったが、
ダートに限れば負けたのはデビュー戦の3着だけで、未勝利勝ちから6連勝中だ。
トップハンデ58キロを背負うが、2度目の重賞Vへ手応えは確かだ。
坂路を終い重点に上がり、シャープな動きを見せた。4ハロン53秒5−38秒7−12秒2に、
「よかったね。とくにラストの伸び脚はいうことない。前2走以上のデキだ」。安田隆調教師は好仕上がりに満足そうな表情だ。
06年4月のアンタレスS快勝後、けんしょう炎のため1年10カ月も戦線から離脱した。
それでも必ず復活してくれるはずと辛抱強く待った。「ハンデ戦は使えないし適当なダート戦がなかった」という
唯一の芝戦・白富士Sは「あれほど大敗するとは思わなかった」とショックを受けたが、続くダートですぐさま復活するのだから本物だ。
「GIを目指すからにはさらなる地力をつけたい」と安田隆師。このあとはアンタレスS(4月27日、京都、GIII、ダ1800メートル)
に挑むことが決まっている。
父は00年ケンタッキーダービー馬のフサイチペガサス。GI制覇まで、ノンストップで突き進むつもりだ。
ソース:
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200803/ke2008032706.html マーチS出走予定馬:
http://www.sanspo.com/keiba/race/yotei.html#2