調査会社の米comScoreは14日、米国内ネット動画の3分の1が、
米Google子会社の動画共有サイト「YouTube」で視聴されているとの最新調査結果を発表した。
この調査は2008年1月のデータに基づくもので、動画全体の視聴者数は、
新記録を達成した2007年12月よりわずかに減少していた。
米国内でのネット動画シェアは、Google系サイトが34.3%で圧倒的な首位を確保している。
2位はMySpaceなどを保有するFox Interactive Mediaの6.0%、3位がYahoo!系サイトの3.2%、
4位がMicrosoft系サイトの2.0%だった。このうち、Google系サイトで視聴された動画の96%はYouTubeであり、
「Google Video」の視聴数が少ないことも明らかになっている。
ユニーク視聴者数を見ると、Google系サイトが8,000万人を超え、各人平均110分を動画視聴に費やしていた。
次いでFox Interactive Mediaが5,390万人、Yahoo!系サイトが3,640万人で、
2位以下の平均視聴分数はいずれも2桁台にとどまっている。このことからも、YouTubeが持つシェアの大きさが見てとれる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2111 ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000013-imp-sci