酒を飲んで無免許で警察署に軽トラックで乗り付けたとして、香美署は7日、
香美市土佐山田町、農業、大塚雅彦容疑者(64)を道交法違反(無免許、
酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。
調べでは、大塚容疑者は6日午後9時25分ごろ、自宅の周りに駐車車両が
あることに腹を立て、無免許で飲酒しているにもかかわらず、苦情を言うために
約1キロ離れた同署まで軽トラックを運転した疑い。
同署によると、大塚容疑者は「おらんくの周りの道に止めてる車を取り締まれ」と
言いながら同署に入ってきたが、酒臭かったため応対した同署員が酒を飲んで
いるか尋ねたところ、「飲んでいる」と素直に認めたという。検査したところ
呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコール分が検出された。
さらに、免許証の提示を求めると、「家に置いてきた」と言い逃れをしたが、
約3年半前に取り消し処分になっていたことも判明した。
同署では「酒の勢いとはいえ、警察署に飲酒運転で乗り込んでくるとは」と
あきれていた。【近藤諭】
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080308ddlk39040133000c.html