【依頼108】
ttp://www2.technobahn.com/news/4ef1b4867ccbe35729cc4c32ca5212f0a76abae9/200802271507.jpg 画像は米国防高等研究計画局(DARPA)が2004年〜2007年にかけて主催した無人車両走行コンテスト
「DARPA Grand Challenge/Urban Challenge」での成果を元にして米カーネギー・メロン大学が試作を行った
次世代無人軍事車両「クラッシャー(Crusher Unmanned Ground Vehicle)」の走行実験中の模様を撮影した画像。
カーネギー・メロン大学は2005年のDARPA Grand Challengeでは準優勝、2007年に行われたDARPA Urban Challenge
では優勝を飾るなど、いわば無人走行車両研究の分野では最先端の技術を持つ研究機関となる。
このカーネギー・メロン大学がもてる技術力の全てを出し切って開発を行ったのが、この「クラッシャーUGV」となる。
1400 万ドルの費用が投じて開発されたこのUGV、無人走行技術に加えて、米軍が開発を行ってきた軍用車両向け
ハイブリッドエンジン、アドバンスト・サスペンション・システムなどが搭載。
時速26マイル(約40キロ)の速度で、オペレーターは目的地をインプットするだけで、後は完全自動制御で450キロ
の距離に渡って走行することが可能という優れものだ。車両にはまた1.6トン分の貨物スペースが確保されており、
米軍では2010年頃をメドにして、戦闘危険地域での物資輸送など兵站用に、まずこのUGVを投入する予定だ。
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