猫にけがを負わせた疑い 動物愛護法違反容疑で塩尻の男送検
塩尻署は21日、飼い猫を殴ってけがをさせたとして動物愛護法違反の疑いで、塩尻市の解体作業員の男(52)の書類を地検松本支部に送った。男は「猫の鳴き声がうるさかった」などと容疑を認めているという。
調べによると、男は1月6日未明、塩尻市内のスーパーに止めた乗用車内で飼っていた猫の頭などを握りこぶしで数回殴り、約10日のけがを負わせるなど虐待した疑い。駐車場にいた別の男性が不審に思い、110番通報した。
塩尻署によると、生後3カ月の雄の子猫で、男が市内で拾い、飼っていたという。当時、男は酒に酔っており、「日ごろのストレスがたまっていた上、眠い時にミャーミャー鳴いてうるさかった」などと話したという。
猫は松本保健所を通じてボランティア団体に引き取られた。
http://www.shinmai.co.jp/news/20080222/KT080221FSI090005000022.htm