スレタイ:【ナイジェリア】 最新設備の総合病院、使わず2年間放置したあげく焼失
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ナイジェリア北部の町・ボーノ州マイドゥグリで、設備が完備されているにも関わらず使われずに
2年間放置されていた病院が火災で焼失した。
焼失したのはマイドゥグリ総合病院。2006年に建てられたが、大統領がテープカットに来るまでは
開けないと州政府が開業を拒否していた。
複数の手術室、集中治療室、数百万ドル相当の機器のある診療科などがすべて灰燼に帰した。
ボーノ州のAli Modu Sheriff知事は、この火災を自分の政治的評判を貶めようとした放火犯による
ものだとした。
病院は2006年6月には患者を受け入れる準備が整っていたが、この州知事は、オバサンジョ大統領
(当時)が州を訪れるまでは病院を開業しないとしていた。
オバサンジョ大統領の訪問は何度も延期された。2007年に行われた選挙の2ヶ月前にも訪問が延期
となり、大統領は任期切れで退陣したため、後継者のヤラドゥア現大統領が来月下旬に州を訪れる
ことになっていた。
ボーノ州では最近はしかが流行し、3つの州にまたがって数百人の子供が犠牲となっている。ボーノ州に
今ある病院はみな設備がひどいうえに大変混雑するという。
病院のあるブルンクツ地区の住民が憤慨して焼け跡の周りに集まり、放火犯をののしる叫び声を上げて
いると地元紙が報じた。現場の記者に対し州知事は、「世界水準の設備を持った州立病院はこの国には
他に無かった。住民の利益になるはずだったのに」と語った。
適当に要約
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7247372.stm