1日5万稼げるパチンコ・パチスロ詐欺勧誘メールに注意
これまでの迷惑メールといえば、国内発の出会い系サイトに誘いこむものが主流だったが、最近は海外からのものも多くなってきている。
総務省はこうした海外発の迷惑メールを規制するため、各国政府との連係を模索していくという。
しかしながら、海外発のメールのほとんどは英文で、ある程度英語に精通していなければ、詐欺被害には遭いにくい。
やはり注意するべきは、これまで通り、国内発の迷惑メールということになるだろう。
迷惑メールの一つに「パチンコ・パチスロを打つアルバイト募集」がある。
「このメールにあるサイトへ登録すると『必ず1日で5万円以上は稼げるようになる、パチンコの攻略法を教えるので会員にならないか』という電話がかかってきます」(詐欺の事情通)
これはいわゆる「打ち子詐欺」と言われるものだ。その際、情報提供の保証金として、30万〜100万円を求められる。
「毎回、パチンコで稼いだ額の50%ほどを事務所に入れ、その額が保証金を越えたら、その全額が戻ってくることになっています。
しかしながら、パチンコはギャンブルです。絶対に儲かるということはありえません」(前出・事情通)
この「必ず稼げる(儲かる)」という言葉は、「不確実なことを確実に起こるように、誤認させる」勧誘行為で、消費者契約法において禁止されている。
さらに、その事業所の住所を調べてみると、過去に振り込め詐欺の事務所などとして使用された場所になっていることも多いという。
不況の世の中でお金に困り、なるべく楽に稼ぎたいという人は多い、そうした気持ちにつけいる詐欺は今後も増え続けていくことだろう。
http://news.ameba.jp/domestic/2008/02/10732.html