節分の雪、関東平野部でも…220人けが、横浜で1人死亡
3日の日本列島は、低気圧が本州の南海上を通過した影響で、未明から夜にかけ、関東地方や東北南部の太平洋側などで雪が降り、関東の平野部でも3〜10センチ程度の積雪を観測した。
この影響で交通機関が大幅に乱れたほか、歩行者が転倒したり車がスリップしたりする事故が各地で相次ぎ、関東地方で1人が死亡、220人以上が負傷した。
気象庁によると、同日午後10時までの最大積雪は、東京都八王子市で9センチ、宇都宮市で8センチ、横浜市で7センチなど。東京・大手町は3センチだった。
東海道新幹線で最大22分の遅れが出るなど、JRや私鉄各線で運休や遅れが続出。高速道路では、圏央道や東京外環道など8路線の14区間が一時通行止めとなり、羽田空港でも計135便が欠航した。
同日午後、横浜市で自宅の屋根の雪を見ようと外に出た男性(67)が死亡。屋根に上ろうとして転落したとみられる。このほか東京・千代田区の路上で男性(42)が転倒して重体になるなど、各地でけが人が出た。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080203-OYT1T00498.htm