10日(木)、プロドライブを率いるデビッド・リチャーズはF1の新商業協定によって、
プロドライブの近い将来におけるF1参戦も実現できなくなったと明かした。
“カスタマーカー”問題の影響で、今シーズン、12番目のチームとしてF1参戦を
果たせなくなったプロドライブの2009年計画の見直しを強いられたリチャーズ。
しかし、『Autocar(オートカー)』はリチャーズが新コンコルド協定の決定により、
プロドライブのF1プロジェクトが完全に“とん挫”したと考えていると伝えた。
また、同誌はその協定によって2008年以降、チームがコンストラクターであることが
義務付けられると報道。
バーミンガムで開催されているオートスポーツのエキシビションでリチャーズは、
その条項によって“小規模チームがF1に参入することは財政上、実現できない”
と述べた。
さらに、リチャーズはプロドライブのような小規模チームが“コンペティティブである
ことは非現実的”だとも加えている。
http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/080111003528.shtml