世界初のクロマグロ完全養殖に成功した近畿大学水産研究所大島実験場(和歌山県串本町)は9日
同実験場で人工孵化したクロマグロの稚魚を、熊本県天草市の養殖業者に初出荷したことを明らかにした。
出荷された稚魚は、天然物から人工孵化させて育ったクロマグロの卵がさらに人工孵化した第3世代の孫マグロ。
体長44センチ、重さ1・2キロまで成長し、約6700匹のうち1500匹を昨年12月に船で輸送した。
同実験場は、輸送中や輸送先での環境変化によって稚魚が死ぬリスクを軽減するため、水槽の壁面を
改善するなどの技術が進んだことを紹介し、「稚魚の外部出荷の道が開け、天然資源を減らさず生産
供給できる新たな可能性が広がった」と期待を膨らませている。
以下ソース 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080109/trd0801092002016-n1.htm