2007年12月31日23時55分頃。
俺「もうすぐ年が明けるねえ。あと5分だよ。今年はちゃんと起きてたね」
翠星石「う、うぅ…。あ、あふぁりまえれふぅ…。寝れるわけないれふぅ」
俺「そりゃ眠くなる度に顔に洗濯ばさみ止めてたらね…。
そこまで頑張らなくても。とにかく何喋ってるか分からないからほっぺのとこの外すよ」
翠星石「や、やはひくはずふれふよ…。 はぷふ!い、痛かったですぅ…」
俺「よく痛い思いしてまで起きてようと思ったね」
翠星石「き、去年は年明ける瞬間寝てたですからね…。去年やり残した事は今年の終わりにやってやるです!
…あれ?年が明けた瞬間に寝てたから今年になるんですかね?じゃあ今年やり残した事を来年…!」
俺「ややこしいな…。やり残したって起きて新年迎えるだけ?」
翠星石「違うですよ。年明けの瞬間ジャンプして、空中で新年迎えるんです。
それが出来なかったんですから。ヤスヒロも付き合うですよ!」
俺「なんで」
翠星石「下僕が主人と年明けの瞬間に付き合わなくてどうするですか。つべこべ言わず翠星石と新年迎えるです!」
俺「まあいいけどさ…。となるとタイミングが大事だよね。ジャンプして空中に居る時間なんて1秒あるかないかくらいだろうし」
翠星石「ですね」
俺「となると正確な時間が分からないとなあ。いつも見てるあの時計、古いからちょっと怪しいな…」
翠星石「え!?あ、あの時計基準にしてたですのに!ど、どうするです!?もうすぐ年明けちゃうですよ!?」
俺「じゃあテレビ見ながら年越ししよう!テレビなら確実だろ!」ポチッ
翠星石「じ、10秒前ですよ!」
俺「ほんとだ!危なかった!」
翠星石「ほ、ほらヤスヒロも一緒に!5,4,3,2,1…ジャーンプです!」
俺「ジ、ジャーンプ!」