>>362 私もそのような理由でティーテイスターになったのだが、
思い出の紅茶はなかなか見つからなかった。
あれはもう何年前になるんだろう・・・・・・・
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父は大手貿易会社社長。
英国人の母は婚約者だった。
私と母は、父の会社を救う政略結婚により捨てられた・・・
病死した母は「お父さんを怨んじゃいけませんよ」と紅茶を入れてくれたものだ。
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そして最近まではティーテースターを生業に、インド・スリランカであの紅茶を探し歩いていた。
しかし見つからず。
去年の冬、何年ぶりか・・・・・・
チチキトクの知らせを聞き再開するまでは、父邸の庭に茶樹があるなど知らなかった。