告発します ≪四代目≫

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316名無しピーポ君
http://popup.tok2.com/home/zundou/dnisi/dnisi9807.htm1998/07/07、火曜

 新井将敬氏が自殺してから半年が過ぎようとしている。東京地検特捜部の逮捕許諾請求の原因となった日興証券がらみの1億2000万円運用での約3000万円の利益供与要求、一言で言えば「そんなことぐらいで自殺などするはずがない」謎の事件である。当時は頻繁にマスコミの臆測が飛び交ったものだが、ここにきてようやく闇にメスを入れるようなスクープが出てきた。ルポライターの金泰賢(キムテシヨン)のソウル取材で、新井将敬と許永中の接点から闇の人脈が浮かび上がってきたのである【『宝石・八月号』66〜77頁「新井将敬と許永中・闇の接点」】。その記事には新井将敬の裏の顔として「許永中グループの黒い資金をバックに、株取引に精を出す(新井将敬氏)の姿です(無担保の一億円はその筋の資金だと思われる)。捜査が難航したのは企業舎弟と呼ばれる暴力団企業などが複雑に絡み合っていたせいで、将敬氏は口を割るわけにはいかなかった。なにより将敬氏は韓国財閥とも密接な関係をもっており、政界を含めた一大スキャンダルになる恐れがあった」と暴露する。また許永中と亀井静香氏は兄弟分でもあり、統一協会も絡んだ巨大ブラックマネーが蠢いていた。記事は極めて具体的で実名も公表されており「新井将敬氏には闇からのもの凄い力が加えられていた・・・としか考えられない」と結んでいる。その冷酷が将敬氏を自殺に追い込んだとする。これまでの一連の事件を加味しながら検証していくべき重大な問題だろう。