原付バイクはカモだった
弱気をくじく交通機動隊
使用されるマシーンは最新で、最高のメンテナンスを受けている。もちろん燃料も使い放題だ。
こうした恵まれた環境で磨き上げられた運転技術は、イベントなどで披露され、暴走族など悪質な交通違反の取締りに生かされていると信じられている。しかし、現実の交通機動隊は、悪質な違反の取り締まりどころか、弱いものイジめに精をだしている。
交通機動隊の弱いものイジメの実態
神奈川県警第一交通機動隊による速度違反の取締り件数を抜粋した。
(年度) 2000 2001 2002 2003 2004
4輪車合計 11,472 12,158 12,204 11,394 10,960
2輪車合計 10,163 9,560 9,006 10,104 9,979
(うち原付) 8,712 7,821 7,126 8,121 7,903
TOTAL 21.635 21,718 21,210 21,498 20,939
(原付の割合) 40.3% 36.0% 33.6% 37.8% 37.7%
原付バイクがターゲットとされる割合は、全取締りの4割に近いことがわかる。
交機の精鋭部隊は、よってたかって原付バイクを検挙しているのである。隊長や指導官は、機動部隊の存在意義をいったいどのように考えているのだろうか。
http://www.web-pbi.com/RiotPolice/index.htm 平成18年度交通安全白書
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h18kou_haku/genkyou/01010204.html 原付の死亡事故率はわずか0.006%、負傷事故率もわずか1.2%
原付運転者の圧倒的大多数は交通事故とは無縁
平成22年度交通安全白書
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h23kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html 原付の交通事故死亡者数は「全体のわずか7.4%」
原付の交通事故負傷者数は「全体のわずか7.6%」
それにも関わらず、白バイ隊員の「全取締りの4割」は何と原付狩りです