>>374愛媛でも…
県警情報流出6200人分
調査報告 捜査費不正認めず 警部懲戒 上司ら処分
県警捜査一課の是澤和洋警部(42)の私物パソコンから捜査資料がファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネットに流出した問題で、県警は十六日、「流出した個人情報は約六千二百人分に上った」とする調査結果を発表した。
警察情報の流出としては国内で過去最大規模。
是澤和洋警部を同日付で停職三カ月の懲戒処分、流出当時の刑事部参事官ら上司六人も本部長訓戒や所属長注意とした。
調査報告書によると、個人情報は当初発表の四千四百人から約千八百人増加。
流出資料は一九八四年ごろから二〇〇三年末ごろまでの約三千五百件だった。
うち二千五十件は被疑者らの供述調書や捜査報告書など県警内部でも管理していた資料。
残り千四百五十件は警部の個人資料で、捜査協力者への謝礼交付に関する報告書があった。
謝礼報告書は二十三人分。
県警は全員に謝礼が支払われていないことを認めたが、「報告書は是澤和洋警部の個人的なメモだった」と説明。
事実と異なる氏名が記載されていた点については当時、捜査費支払いで仮名使用が認められていたことを強調。
「是澤和洋警部自身や組織ぐるみの捜査費の不適正使用はなかった」と結論付けた。
自動車ナンバー自動読み取り装置で九九―二〇〇〇年の通過車両約六十万台分のデータ流出も判明。
民間警備会社の衛星利用測位システム発信器を捜査対象者の車に無断で取り付け、行動確認していた捜査資料もあったが、最高裁判例から「厳格な指揮・管理の下で実施しており、任意捜査として許容される」とした。
再発防止策として、六月から各パソコンの暗号機能を強化したほか、私物パソコンの公用使用をなくすため、〇七年度中に必要分を公費で整備する方針を示した。
是澤和洋警部の処分理由は、捜査資料の個人管理やウィニーの使用が内規違反だったことや、流出内容の重要性から信用失墜行為に当たると判断した。
http://2chnull.info/r/newsplus/1232080352/737-739 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/169529.htm