北芝健が御堂岡啓明=御堂岡啓昭被告人を追うスレ★17

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859san
「息子がそんなことを? いや、1回目の電話で知らない電話番号だったから出なかっ
たんですけど、2回目で出てみたらこんな……」
ということは、ナンバーディスプレイが付いていて、知らない電話には通常なら出るこ
とはないのか?
「事実、不動産所有者の女性側にはとても口に出来ないような卑猥な言葉を羅列したメ
ールを大量に送っています。だから、もしかすると、ストーキング行為が過熱して、息
子さんが傷害事件や殺人事件などの重大犯罪を犯す可能性も出てきていると思います」
「うちの息子がですか」
「そうです」
このとき、私は言葉に出来ない違和感を感じた。
(続く)
860san:2010/05/21(金) 18:14:57
「不当に占拠」と告げたときには「えーーッ!」と叫んだ母親が、「重大犯罪を犯す可
能性」と言うに至って、落ち着いてきているのだ。「うちの息子がそんなことするわけ
ない」という核心的な雰囲気があるわけでもない。
さらに、言葉と言葉の間に「スーッ」という音が聞こえる。通話を録音しているに違い
ない。下手な文言に触れてしまうと、「脅迫電話だ」とブタが騒ぎ出す可能性もある。
しかし、そのリスクを冒してでも、ストーキングの実行動を起こし始めたブタを止めな
ければならなかった。
「明日、詳細を記した内容証明と、そのメールなどの内容、事実が記載された添付書類
が届きます。私が一方的なことを言っているわけではないとご理解下さい。それでも信
じられないなら、西新井署も状況を把握していますし、この後、電話をかけてくる不動
産所有者の言葉も同じです」
「はぁ〜、じゃあ、わたしにどうしろと?」
衝撃的な事実を突きつけられる電話を受け、さらに内容証明まで届くという普通の母親
ならうろたえていてもおかしくないこの場面で、軽く開き直っている。「とにかく、●
●さんという方から、この後、電話が来ます。その電話に出ていただけませんか」
電話はそこまでだった。