ＪＲ西幹部の厳正捜査を要望

　
　
　
ＪＲ西幹部の厳正捜査を要望　福知山線脱線事故で遺族ら
9月21日21時53分配信 産経新聞

ＪＲ福知山線脱線事故で、兵庫県警がＪＲ西日本の山崎正夫社長を含む幹部ら計１０人を神戸地検に書類送検したことを受けて、
遺族らでつくる「４・２５ネットワーク」は２１日、地検幹部と面談し厳正捜査を申し入れることを決めた。
負傷者らの団体も同日、同様の要望を行うことを決めた。

面談は１０月中に行われる見込み。
送検された幹部に対する厳しい捜査を求めるとともに、事故当時社長だった垣内剛顧問らが送検されなかったことについて考え方を聞くという。

同ネット世話人の木下廣史さん（５０）＝同県三田市＝は「地検は捜査の要望を聞くアンケートをしているが、遺族としては直接意見したいという思いもある」と話している。

このほか同ネットは、垣内顧問と事故当時会長だった南谷昌二郎顧問に対し、今月１６日に面会を申し入れたことも明らかにした。