高萩署 巡査長当て逃げ 同僚と飲酒後運転
2010/03/27(土) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁
高萩署地域課の男性巡査長(56)が今月上旬、高萩市内の飲食店で、同僚らと飲酒後に車を運転し、市民の車に衝突したまま、
逃げていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。同署などは道交法違反(事故不申告)の疑いで、事故の詳しい状況を
調べている。県警監察室は巡査長の処分を検討している。
捜査関係者によると、巡査長は今月9日夕、JR常磐線高萩駅東口のスナックで、同僚ら4、5人と飲酒後、酒を飲まなかった
同僚の車で官舎に帰宅。その後、車で外出し、同市内で車両との衝突事故を起こした。
被害者は車で追い掛けたが、巡査長はそのまま逃走。被害者がナンバーを目撃していたため、翌日、同署へ届け出た。同署で
調べたところ、巡査長名義の車と判明したという。被害者にけがはなかった。
巡査長は翌日、職場に姿を見せず、同署員らが探したところ、同市内で見つかり、事故を起こし、逃げたことを認めた。
同署などは事故後、相当時間が経過していたことから、飲酒運転での摘発は難しいと判断し、事故不申告の疑いで調べている
とみられる。
巡査長は高萩駅前交番に勤務。県警監察室は「現在捜査中なので、全容が解明した段階で処分を決定して公表する」としている。
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily01.htm 飲酒運転は逃げたほうが得だということですね