思考盗聴ってマジ話しなの?−2

このエントリーをはてなブックマークに追加
267ホッシュジエンの国内ニュース解説
 塚原教授暗殺説は日航123便墜落事故原因の中でも最近、大きくクローズアップされて
来ているようだ。塚原を暗殺するとすれば実行犯が誰であるかはともかく、日本の意思で
はないだろう。恐らく70年代に初期段階のマインドマシンがようやく実用段階に達し、
稼動に漕ぎ着けた米政府や米軍ではないだろうか。一方、旧ソ連においても60年代米ソ
軍拡競争の中で国際資本は莫大な投資を行い、大規模な脳研究が進められていたようで、
冷戦期にも関わらず、日本でも翻訳され、出版されたものがある。(脚注 *)

 この頃の社会事情としては、北朝鮮とされる拉致事件が始まったのも73年頃である。
日本は当初、治安当局も議員らもこの事件を存在しないものとして握りつぶして来た
経緯がある。マインドマシンと俗称される機器による被害は今だ警察は認めていない。
また芸能人らの相次ぐ失踪事件や自殺が週刊誌を賑わしていたのも70年代から80年代
にかけてあったと記憶する。しかしこれらについては時期的な一致以外の関連性は現在
まったく見つかっていない事をお断りしておかねばならない。

 塚原暗殺説に戻そう。理由として考えられるのは、米軍の進める「生体情報操作兵器」
ともいえるこの軍事機密と塚原の研究が抵触したという事ではないかという事がまず挙げ
られる。塚原教授は医学博士だが、阪大基礎工学科の教授である。塚原教授の脳の記憶形
成という研究分野が産業として利益の出る研究かといえば、やや疑問が残るが、塚原教授
は当時、厚生省・文部省の国家プロジェクトに参加する脳研究の世界的権威であった。
この技術に関して日本が将来、大きなノウハウを占め、あるいは世界で大きく知られる事
になれば、軍事的パワーバランスという視点から見た日米関係、あるいは米の対外関係が
今後大きく変わり得る事を米軍や米政府は危惧したのではないかという考え方もあり得る。
268ホッシュジエンの国内ニュース解説:2007/06/01(金) 06:56:12
 事故の2年後、中曽根が提言し、立ち上げられた「HFSP」という国際的な生体研究プロジェ
クトあるが、これもむしろ有能な米軍外部の研究者取り込み案として87年に登場したので
あれば、事故後の時期的な登場として矛盾はないように見える。そしてさらにそうならば
中曽根がHFSPの立ち上げ提言の理由として当時、塚原の死を意識していた可能性も同時に
出て来る事になる。

 しかし相変わらずこの辺を立証する証拠といえるものは全く見当たらない。現在もこの
墜落事故の経緯は矛盾に満ちた闇の中に置かれている。そして相変わらず遺族を含め、民間
人が御巣鷹山に向かう事を妨害する勢力がいるというのも不可解な事だといわねばならない。
しかし現在は暗殺としては理由の不明な、あくまでも可能性として塚原仲晃暗殺説が、日航
123便墜落事故の周辺で囁かれているに過ぎない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    85年の日航123便墜落事故には塚原仲晃教授の暗殺説が
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    あるが、暗殺ならばという仮定の上で周辺事情を
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  推察してみた。HFSP設立はその2年後になる。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l HFSPの提唱者が、あの中曽根って所がどうもね。(・д・ )

07.6.1 ホッシュジエンの国内ニュース「日航123便 御巣鷹山墜落事故と米軍事機密」

* A.B.コーガン/川村浩 訳「脳生理学の基礎 上下」岩波書店 1963年 ほか

google 検索「塚原仲晃」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%A1%9A%E5%8E%9F%E4%BB%B2%E6%99%83&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
google 検索「中曽根 HFSP」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%B8%AD%E6%9B%BD%E6%A0%B9%E3%80%80HFSP&lr=