警視庁は8日、離婚調停中の妻のジャケットのポケットに覚せい剤を忍び込ませたとして、
池袋署地域課巡査長・南波修一容疑者(33)(東京都小平市小川町1)を
覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕した。
調べによると、南波容疑者は10月30日、新潟県長岡市内の飲食店で、
覚せい剤の粉末0・045グラムを入れたビニール袋を、
妻(32)のジャケットのポケットに入れた疑い。
南波容疑者は妻と帰省中だったが、調べに対し、
「妻が覚せい剤を持っていることが発覚すればトラブルとなり、復縁できると思った。
自分で使用したことはない」などと供述をしている。
妻が今月初旬、ポケットに不審な粉が入れられていることに気付き、
離婚調停の代理人弁護士に相談、事件が発覚した。
警視庁で覚せい剤の入手ルートを追及している。
山下史雄・警視庁警務部参事官の話「警察官として言語道断の行為。厳正に対処したい」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051208i316.htm