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名無しピーポ君:
『警察官になる』ということが、どういうことなのか理解している人間は少ない。
今までの人生の中で、警察官にお世話になったことのある人間はどれだけいるだろう?
特に警察官を志す人間は、警察官に関係する機会が少ないことと思う。
これはつまり「非日常」を意味する。警察官とは一生関わり合いにならなければ、
それに越したことは無いだろう。
自分の人生の中で警察官のお世話になったことがどれだけあるか、数えてみて欲しい。
年1回、あるかないか、下手すると免許の書き換えを抜かせば10年に1回、20年に
1回の人もいるだろう。
警察官になるということはその「非日常」が「日常」になるということ。
一般人が見ることの無い、人間の汚い面、死体、ヤクザ、暴力団etc…が、日常の
商売相手になる。警察官になったものは約40年余りそういう社会に身を置くことになる。
この商売は離職者も多い。定年前、50代になるとそれを目途にドロップアウトが絶えない。
恐らくそういう人間は、勤務期間の30年余りはとにかく自由に憧れ、組織を抜けたがって
いた人間だろうと考える。
警察官を辞めた人間に話を聞くとこう言うという。
「久しぶりに青い空を見た。」
人間にとって平穏な暮らしがいかに大切なのかを知る。
来年から警察官になる人間は、この職業に就いたとき考えて欲しい。
『自分は今、幸せなのかどうか』を