http://www.kitanippon.co.jp/cgi-bin/news.cgi?id=A100#0006 「正義と使命感忘れずに」 県警察学校卒業式
富山県警察学校の第五十八期初任科長期課程卒業式が三十日、富山市向新庄町の同校であ
り、十カ月の訓練を終えた女性二人を含む十七人が県民の信頼に応えることを誓った。
西垣校長は卒業生代表の広瀬和正巡査(30)に卒業証書を手渡し「これからも目的意
識を持って自分を磨いてほしい」と式辞を述べた。成績優秀者の釜戸昭博巡査(26)に
本部長賞、小形雄大巡査(20)、広瀬巡査に学校長賞が贈られた。
江原県警本部長は「大小を問わず犯罪から県民を守ってほしい」とあいさつし、金岡純
二県公安委員長は「正義感と使命感を忘れず活躍してください」と期待した。広瀬巡査は
「一日も早く県民の期待に応えられる警察官になることを誓います」と答辞を述べた。
十七人は昨年四月に入校し、法学知識や実務などの基礎知識の習得、柔剣道や逮捕術の
訓練を通じ技量を養ってきた。卒業と同時に県内十署に配属され、第一線勤務のスタート
を切った。