省庁再編で海保を警察庁に吸収しようとしたときに、海上保安官の階級を警察式に変える案もあったよ。
三等海上保安士と二等海上保安士を海上巡査(特別司法巡査)
一等海上保安士を海上巡査部長、(以下 特別司法警察員)
三等海上保安正と二等海上保安正を海上警部補、
一等海上保安正を海上警部、
三等海上保安監を海上警視、
二等海上保安監を海上警視正、
一等海上保安監(乙)を海上警視長、
一等海上保安監(甲)を海上警視監
という階級に変更する予定だったとか。
http://www11.tok2.com/home/kfwy3fbn/army_mentai/970978279.html 海保の所属をめぐって、国交省、警察庁の綱引きが始まり
そうな予感。
国交省は海上交通権限(許認可など)が欲しい。道路安全行政さえ警察に
握られているのに、これ以上、海上交通安全行政が警察に取られるのは
嫌だ。
警察庁は海保の巡視船、航空機などの海上装備が欲しい。
洋上の麻薬取締りなどでは現在は合同捜査本部を作って対処しているが、
海保が警察と統合されて外洋の遠距離航行が可能な巡視船が手に入ると
さらに便利だし、領海警備は国家安全保障の領域でその分野に警察が
少ししか関与できずに国交省の関与の方が大きいのは警察官僚として
我慢出来ない。