■ 消防団の選抜10分団が実戦操法訓練 ■
(7月9日15時10分配信 両丹日日新聞)
福知山市消防団の各ブロック選抜10分団が一堂に会した実戦操法訓練が8日、
同市夜久野町額田の教育文化会館グラウンドで開かれた。
規定の内容で競う操法大会などとは異なり、各分団が持つ実際の装備で
「どうすれば一番効果的な動きが出来るか」を考え、実行する本格的な内容で行った。
府消防協会福知山市支部が主催し、府中丹広域振興局と市が後援した。
市町合併に伴い新市消防団が誕生したことを受けての新たな取り組み。
日ごろの消防団活動や訓練成果を発表するとともに、互いの士気の向上につなげる狙い。
出動したのは、旧市域中部の大正、上豊、同東部の雀部、西中、
同北部の三岳、金山、三和の川合、夜久野の上夜久野、大江の河守上、有路下の計10分団。
防火衣などの着装から始まり、
小型ポンプ付き積載車などの車両に乗り込んで指定ポイントまで移動。
吸水作業を経てホースを伸ばし、消火ポイントに見立てた標的に向けて放水した。
一連の大まかな流れは同じだが、
各分団が練ってきたもっとも適切な「自分たちの動き」を披露し合い、
見学する他の分団員にも緊張感が走っていた。
伝達でも通常出動時と条件を同じとして、
携帯無線や手信号などを使うところも本番さながら。
安全に確実に、そして素早い行動ができるように各分団が奮闘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000001-rtn-l26