まず、大内顕氏の経歴を記そう。
大内氏は、中央大学法学部法律学科卒業後、1982年4月、
警視庁の一般職員として採用された。警視庁には約4万5000人の職員がいるが、
そのうち約3000人が大内氏のような警察官以外の一般職員である。
最初、大内氏は本田署(ほんでんしょ)警務課会計厚生係へ配属された。
着任早々、不透明なカネや商品券が飛び交う警察社会の洗礼を受けたという。
「上司から現金入りの茶封筒を渡されたので、『これは何ですか』と尋ねました。
すると、上司は『警察では、こういうものは黙ってもらっておくもんだ』と言いました。
そのうち、感覚が麻痺して、不正経理も気にならなくなるんです」(大内氏)
1991年4月、大内氏は東大和署警務課会計厚生係長となり、裏ガネ作りに深くかかわる。
「毎月初め、警視庁本部へ行き、捜査費など50〜60万円を受け取ります。その中から署長3万円、
副署長2万円、各課長5000円というように、ヤミ手当を抜き、残りが各課へ支給されます。
捜査費は実際の使途とはまったく関係なく、残金がないよう、
すべて偽造の領収証で精算されます。
つまり、捜査費全体が裏ガネというわけです」(大内氏)
こうして、捜査費がヤミ手当を含む裏ガネと消えているのだから、
年々、犯罪の検挙率が落ちるのも当然である。
1997年2月、大内氏は警備部警備第1課へ異動となり、
「警察署とはゼロが2つも3つも違う」(大内氏)、裏ガネ作りの実態を知る。
「警視庁には10個の機動隊があり、約3000人の隊員がいるんですが、
それらの隊員は全員が毎日、出張扱いとなっていて、
旅費(交通費や宿泊費、日当など)が国費から支出されています。
これは『旅費法』(正式名称は『国家公務員等の旅費に関する法律』)や『警察庁旅費取扱規則』などで、
そう定められているからです。
ところが、ほとんどの警視庁職員はその事実を知りません。
私も警備第1課へ行くまでは知りませんでした。
警視庁の機動隊が都内の警備に出動し、旅費が支出されているなんて、
ふつう想像できないことです。
それをいいことに、警視庁は機動隊員へ旅費を支給せず、
長年、裏ガネとしてプールしてきました。
その金額は年間12億円にものぼります」(大内氏)
大内氏の内部告発の詳細は、
本サイトの「警視庁の機動隊が年間12億円もの裏ガネを生み出していた!」を
読んでいただきたいが、
裏ガネ作りに手を染めてきた当事者ならではのリアリティがある。
1999年7月、大内氏は警視庁の出世コースの1つとされる総務部企画課へ
異動した。しかし、上司から過去の不倫などを掘り返され、
2000年10月、大内氏は退職に追い込まれた。
退職直後、大内氏は脳出血で2週間入院し、「死が身近に感じられた」と言う。
そして、大内氏は「自分は個人的な問題で職を追われたが、
不正経理という組織的な犯罪を行っている者たちはドンドン出世している。
このような警察のあり方でよいのか。
また、自分が知っている不正経理の詳細は、『組織の秘密は墓場まで持っていく』という警察の内輪の論理により、
納税者である国民へ知らせなくてもよいのか」と思い悩み、
「警視庁内部で『コイツに気をつけろ』と
顔写真が出回っている寺澤さん(筆者)へ電子メールを送った」と話す。
さらに、今回、大内氏は自らの希望で、実名、顔写真入りの登場となった。
「私はこれまで匿名の『X氏』として内部告発を行ってきました。
しかし、警視庁は『機動隊の旅費は適正に執行している』と木で鼻をくくったような対応です。
『X氏』として発言するだけでは、真相はうやむやにされてしまいます。
そこで、私が実名、顔写真入りで登場すれば、警視庁もシラを切り通せないだろうと考えたのです」(大内氏)
大内氏は自らの内部告発が事実であることを証明するため、2001年7月18日、
会計検査院に審査の要求を行った。「会計検査院法」第35条に以下の規定がある。
「会計検査院は、国の会計事務を処理する職員の会計経理の取扱に関し、
利害関係人から審査の要求があつたときは、これを審査し、その結果是正を要するものがあると認めるときは、
その判定を主務官庁その他の責任者に通知しなければならない」
大内氏の代理人・堀敏明弁護士(「東京市民オンブズマン」代表)が解説する。
「都道府県費に不正経理の疑いがある場合、
住民は、『地方自治法』で定められた『住民監査請求』や『住民訴訟』という是正手段がとれます。しかし、
国費に関しては、同様の法的手続きが定められておらず、会計検査院への審査の要求が唯一の手段です」
「唯一の手段」にもかかわらず、この制度はまったく活用されていない。
「条文中の『利害関係人』という字句が極めて限定的に解釈され、
国へ納入した商品の代金が支払われていない業者など、直接的な被害者しか、
『利害関係人』と認められていません。巨額の国費がムダに使われているとなれば、
増税などという結果で返ってきますから、国民1人1人が『利害関係人』と言ってもいいはずです」(堀弁護士)
会計検査院事務総長官房法規課によると、「戦後、審査の要求は67件あり、却下(取り下げを含む)が46件、
是正の判定が3件、是正を要しないという判定が17件、判定不能が1件となっています。
大内氏の審査の要求は、1991年以来、10年ぶりです」という。いかに活用されていない制度か、よくわかる。
大内氏からの審査の要求には、腰山謙介(こしやま・けんすけ)・法規課総括副長らが対応した。
腰山総括副長は「まず、大内さんが『会計検査院法』第35条にいう『利害関係人』にあたるかどうかを検討する」と話した。
その一方で、「大内さんが『利害関係人』にあたらない場合でも、審査の要求の趣旨は
『機動隊の旅費を調べてほしい』ということですから、『外部情報取扱要領』(会計検査院の内規。『外部情報』とは、
いわゆる『タレ込み』のこと)に照らし、その趣旨を生かすことは可能です」(腰山総括副長)とも言う。
結局、会計検査院が「審査」という形をとるか否かは不明なものの、
実質的に機動隊の旅費を検査する方向なのは間違いない。
「今後、機動隊経験者が
『自分は旅費をもらっていない。審査してほしい』と
会計検査院に要求することも考えられます。
そうなれば、彼らはまさに『利害関係人』ですから、
会計検査院も審査せざるを得ません」(堀弁護士)という事態も考慮に入れているようだ。
大内氏が警備第1課在籍中、機動隊の会計担当者が、
こう自慢気に話していたという(大内氏の「審査要求書」にも一部が
記載されている)。
「以前、会計検査院が機動隊へ実地検査に行ったとき、
警備第1課や機動隊の会計担当者など、
カネの事情がよくわかっている人間を集め、敷地内でウロウロさせていた。
そこに会計検査院の調査官が通りかかり、『あなたに話を聞きたい』と言った。すかさず、『自分は第○機動隊の××です』と本人になりすまし、的確な受け答えをした。調査官は身分証も提示させなかったので、全然バレる心配がなかった」
捜査機関である警察の隠ぺい工作の周到さがうかがえると同時に、
会計検査院の実地検査の手ぬるさに腹が立つ。
大内氏は審査の要求の後、こんな感想を漏らしていた。
「せっかく実名で告発したのですから、
会計検査院が何かしらの成果をあげてくれるよう期待しています。
私の行為が組織に対する裏切りではなく、真に警察のため、
公共の利益のためとわかってくれる警察官、
一般職員がいてくれるとうれしいです」
ともかく、サイは投げられた。
我々は大内氏が犬死にしないよう、告発の行方を見守らなければならない。
『FRIDAY』(講談社)2001年8月3日号、8月10日号に加筆
8 :
名無しピーポ君:01/09/12 16:26
読むの面倒だよ。
x
10 :
名無しピーポ君:01/09/13 15:18
z
x
12 :
名無しピーポ君:01/09/15 02:44
府中の警察大でも、利権のために新聞の販売店を泣かせているぜ!!
(新聞業界人より)
13 :
名無しピーレN:01/09/28 01:41
そうななんだ・・・
14 :
名無しピーレN:01/09/28 01:47
age
sage
19 :
名無しピーレN:01/10/08 14:20
age
警視庁の関係者はせっかくだから
なにか書き込んでよ。
止めとけよ。
22 :
名無しピーレN:01/10/09 20:14
23 :
名無しピーレN:01/10/10 11:47
a
>>18 もう、移転したの?
この前、前を通ったけどまだやってる様ではなかった・・・・
25 :
名無しピーレN:01/10/11 01:20
a
26 :
名無しピーレN:01/10/11 01:31
>>24 府中の警察学校は今年の6月30日に完成して、
7月12日には、各種引継ぎも完了し、8月6日からは
授業も開始されているそうです。
警視庁から送られてきた広報誌に書いてありました。
>>26 へぇ〜あれでやってるんだ
外から見た限りでは、人影は見えなかったよ
さすが警察学校だね 秘密主義!
28 :
名無しピーレN:01/10/11 13:01
警察学校なんて寮の部屋と教室とかの往復くらいだから
あんまり人影なんて見えないんじゃない?
外出も土日だけって言うし。
29 :
名無しピーレN:01/10/11 13:02
それに全部あの敷地内で用事は済ませられるしね。
>>24 確か、あそこにはゴミ処理場ができるっていう話。
結局、隣のマンションの運動はむなしく終わった...(^^;
31 :
名無しピーレN:01/10/12 01:22
中野の警察学校跡のごみ処理場建設は決定したの?
住民の反対運動は結果出せなかったんだね。
警察学校の近くに「ごみ処理場建設反対」みたいな看板も立ってたのに。
32 :
名無しピーレN:01/10/13 00:43
a
33 :
名無しピーレN:01/10/13 11:30
age
民間企業からの『喝アゲシステム』である『特暴連』も忘れるな!!
35 :
名無しピーレN:01/10/13 11:37
てめーら、こんなこと話題にしてると短命に終わるゾ。やめれ!
36 :
名無しピーレN:01/10/13 19:25
geageag
37 :
名無しピーレN:01/10/14 16:54
警視庁関係者もどんどん書き込んで。
遠慮しなくていいから。
38 :
名無しピーレN:01/10/18 18:49
警視庁関係者もどんどん書き込んで。
遠慮しなくていいから。
会計検査院もしっかりやってほしいが、困ったチャンは警察庁の田中節夫クンで
すね。彼は、警察行政を取りしきる役職にあるのに、何があってもシランプリ。
この男も警察のヤミ隠しに一役買っていると思うよ。
40 :
警視総監は偉いのである!:01/10/19 20:14
a
42 :
警視総監は偉いのである!:01/10/20 17:24
age
age
age
45 :
名無しピーレN:01/10/22 18:12
46 :
名無しピーレN:01/10/22 18:45
とっくに終わった話になってしまいましたね。
世の中ってこんなもの。
>>46 やっぱり全国紙と全国ネットがぶち上げないと、
何事も注目されないよね。
狂牛病、汚染牛乳、リコール車、カイワレ大根、
外務省・厚生省・防衛庁・検察庁・警察・裁判所ほか官公署腐敗などなど
を見れば分かる。
48 :
名無しピーレN:01/10/26 04:54
>>47 2ちゃんねるだけでもそうとうな数の人が見ているので
牽制にはなる。
49 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:17
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!
http://www.incidents.gr.jp/0104/yamazaki010412/yamazaki010412.htm 「公安警察尾行裁判」3時間傍聴記
オウム捜査まっただ中の1996年、本サイト編集長・寺澤有は
「警察不祥事」の取材を妨害するかのような執拗な尾行にあった。
“犯人”は警視庁公安部公安総務課の捜査員たち。
怒った寺澤が損害賠償を求めて東京都(警視庁)などを訴えた裁判が現在進行中である。
その法廷に、尾行を行った公安警察官がついに登場すると聞き、筆者は勇んで法廷に向かった。
ところがそこで筆者が見たものは……。
自らの利益のためならば、嘘をつくことも、人を欺(あざむ)くことも、
どんな人権侵害さえも厭(いと)わない、これが「正義の警察」をうそぶくヤツらの真の姿だ!
50 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:17
警視庁蔵前署「拳銃押収ヤラセ」事件
裁判というと、だいたいが形式張ってつまらないものと相場が決まっているが、
今回は極めつけに面白い裁判をひとつご紹介する。手前味噌のようで恐縮だが、
本サイト編集長・寺澤有が、東京都(警視庁)などを相手取って起こした損害賠償請求訴訟の証人尋問の様子である。
寺澤は東京都を相手にどんな損害を受けたと言っているのか。話は1996年10月にさかのぼる。
1999年9月に相次いで発覚した神奈川県警の不祥事を皮切りに、今は警察批判の声も大きいが、
当時はまだまだ静かなもの。特に新聞・テレビなどの大マスコミにおいては、
「警察官の不祥事を報道することは一文の得にもならない」というのが一般的な風潮だった。
記者クラブに属し、捜査当局からのリーク情報をもとに記事を書くことが常態化している大マスコミでは、
警察の不祥事を暴くことは、そこからリーク情報がもらえなくなることを意味する。
そんな中、寺澤が『週刊文春』(文藝春秋)に掲載すべく取材を進めていたのが、警視庁蔵前署における「拳銃押収ヤラセ」事件だ。
これは全国どこの警察署でも同じだが、警察ではさまざまなノルマが県警本部などから課されている。蔵前署の「拳銃押収ヤラセ」事件は、
「拳銃押収数」のノルマ達成に苦しんでいた同署の生活安全課の捜査員たちが起こしたものだ。
別の事件で逮捕され、蔵前署に勾留されていたある暴力団幹部に、捜査員のほうから違法な取引を持ちかけたのである。
その取引とは「拳銃をヤラセで押収させてくれれば刑を軽くする」といったもの。結果、蔵前署の捜査員たちは、
この暴力団幹部から提供された拳銃を捜査で“発見”したように偽装。見事、拳銃押収に“成功”したのであった。
51 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:18
背後についた白いステーションワゴン
だがその過程では、蔵前署の取調室にこの幹部の妻が呼ばれて特別に面会を“許可”されるなど、
警察によるさまざまな便宜供与や違法行為が行われていた。
寺澤はその一部始終を『週刊文春』で記事化しようとしていたわけだ。
そして取材も大詰めを迎えていた1996年10月19日、
福島県に住んでいた問題の暴力団幹部(取材当時は勾留中)の妻から証言を得るべく、
寺澤は東京都日野市の自宅から福島県に向かってクルマで取材に出かけた。
ところが駐車場を出たところから、すぐ後ろに寺澤車をマークしてくる白いステーションワゴンがいるではないか。
中央道・八王子インターに向けて、わざわざ裏道を抜けていった寺澤車の背後を、その白いステーションワゴンはぴったりと追いつづけてくる。
不審に思った寺澤が、愛車サニーターボ(当時)のエンジンを目一杯ふかし、
中央道から首都高を経て東北道に抜けていく中で時速180キロでぶっ飛ばしても、不審車は執拗に尾行を続けてくる。
あまつさえ、不審車は途中の東北道・蓮田サービスエリア(埼玉県)で給油していた寺澤車の真横にわざわざ停まったうえに、
乗っていた目つきの悪い男たちが寺澤に向かいガンまで飛ばしてきたのである!
事ここに至り、寺澤はこれが警察による尾行だと確信した。
しかもこのサービスエリアに入る前に、寺澤は一度不審車の尾行を完全に振り切ったのを確認している。にもかかわらず、
間違えることなく尾行車両が同じサービスエリアに入ってきたことは、「僕のクルマに位置発信器を取り付けてあるな」という結論を寺澤にもたらした。
人はこれを“電波系”と笑ってはいけない。
52 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:18
これは「取材妨害」だ! 警視庁を訴える
さて、ここまで書いておわかりかとは思うが、
寺澤は警視庁の捜査員にガンを飛ばされたショックで心にキズを負ったとして、
東京都を訴えたわけだ。まったくひどい話である。憤懣(ふんまん)やるかたない。
……なんちゃって。
別に警察官がガンを飛ばしてきたとか、
危険な運転で寺澤車を追っかけてきたとか、そういうことは本当はどうでもいいのである。
そんなことより、本質的に問題なのは、警察不祥事の取材に向かうジャーナリストのクルマを
警察があからさまに尾行してきたことの意味だ。これはまず何よりも、
「記事の発表をやめろ」という圧力を示す示威行動に他ならない。
またその日のことに限っていえば、福島県で寺澤を待っている取材対象者のもとへ、
寺澤を取材に行かせない効果をもたらす。どこの世界に警察の尾行をつけたまま、
秘すべき取材対象者に会いに行くジャーナリストがいようか。
要は「報道の自由」「取材の自由」に対する極めて悪質な侵害なのである。
寺澤が「損害」を受けたというのはこのことだ。訴状では次のような表現がなされている。
引用しておこう。
「何らの犯罪も犯しておらず、取材活動を行っている原告(寺澤)に対し、
警察官らが本件のごとき執拗な尾行活動を行うことは、捜査の範囲を逸脱する権限の濫用であり、
かつ原告の取材活動に対する妨害以外のなにものでもない。
右警察官らの行為が国家賠償法1条1項の不法行為に該当することは明らかであり、
(中略)原告は、(中略)重大な精神的苦痛を被った。
これをあえて金銭に評価すれば金500万円を下らない。
よって、原告は、被告らに対し、(中略)金500万円(中略)の支払を求めるものである」
筆者のように、寺澤の人となりを知っている者からすれば「鉄の心臓を持ってるくせに、
何が金500万円の精神的損害だよ! アンタがそんなタマか!」と毒づきたくなるのだが、
まあこれは大人の社会の建て前としてしょうがない。とまれ、
寺澤はこうして今回の「嫌がらせ尾行」に対して、訴訟を起こすに至ったわけだ。
53 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:18
写真を撮られて慌てて逃走…… 情けない尾行者たち
さて、尾行の経過について話を戻そう。
尾行を察知した寺澤はどうしたか。
このままでは取材などとても行けるものではない。
そこで寺澤は一計を案じ、クルマの行き先を旧知の記者がいる朝日新聞福島支局にいったん変更した。
そして支局に着くやいなや、ビルに駆け込んだ寺澤は同支局員に尾行車両の写真撮影を依頼。
ご苦労にも福島まで尾行してきたこの車両、写真を撮られた途端、
慌てて支局前から逃走してしまったのだが、寺澤はそれでようやく取材対象者に会うことができたのだった。
後日、ナンバーからこのステーションワゴンの所有者を割り出した寺澤は、
朝日新聞の落合博実編集委員とともに、
所有者として登録されていた「青木自動車工業株式会社」(東京・足立区)に取材に向かった。
同社は、警察の莫大な裏ガネを生み出す利権団体である「交通安全協会」の特別会員である。
同社は2人の取材に、「問題のクルマは当社の名義ではあるが、実際の使用者は別にいる」と話し、
さらにはそれが警察であることをほのめかしたという。つまり警察は自前の捜査車両ではなく、
民間会社の名義になっているクルマをわざわざ使って寺澤の尾行を行ったのだ。
なぜこんなことをしているのか。それは後の証人尋問で明らかになる。
しかし公安警察による違法捜査の手法の一端が明らかになったようで興味深い話ではある。
54 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:18
公安警察官は人の良さそうなオジサンだった
長い前置きになったが、いよいよ2001年1月23日に行われた裁判での証人尋問の様子に移りたい。
この日、証人として出廷したのは、現在、警視庁北沢署に勤務するという大滝孝男警部である。
尾行当日、寺澤の後をつけてきた尾行車両には3人の警察官が乗っていた。
大滝警部は、当時、警視庁公安部公安総務課に警部補として在籍。
上司の指示を受けて寺澤に対する身辺捜査に従事し、
尾行車両にもいわば「現場指揮官」として乗り込んでいた。
以上のデータは、大滝警部自身が法廷に提出した「陳述書」の中で述べていることである。
筆者が定刻の午後1時半を2、3分過ぎて法廷に入ったとき、
大滝警部はすでに証言台に立って証言を開始していた。
証人は裁判長に向いて証言するので、当然傍聴席からは後ろ姿しか見えなかった。
だが、きっちりと分けられた髪や誠実そうなしゃべり方からは、
公安警察官というより田舎の銀行員やデパートの店員という印象を受けた。
朴訥(ぼくとつ)で人の良さそうなオジサンを想像してもらえばよい。
この大滝警部は被告(東京都)側が申請した証人である。
まず最初に東京都の指定代理人(通常裁判での弁護士に相当)による尋問が行われる。
証人尋問というのは、原告・被告双方が順番に行う。
両方とも、己の主張を立証すべく証人に質問をぶつけ、証言を引き出そうとするわけである。
55 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:19
でっちあげの「オウム信者接触疑惑」
これから大滝警部を尋問する被告側の「立証したいこと」とは何だろうか。
簡単にまとめるとこういうことである。
「寺澤に対しての尾行は決して『嫌がらせ尾行』ではない。
『適法な捜査』の一環としてなされたものだから、謝る必要などない」
だがどう見ても単なる「つきまとい」にしか見えない今回の「嫌がらせ尾行」。
警視庁は、何を根拠に「適法な捜査」であると主張するのだろうか。
じつは被告側が持ち出しているのが、寺澤の「オウム信者接触疑惑」である。
大滝警部が前回までに提出している「陳述書」を引用してみよう。
「公安総務課では、特別手配被疑者の所在を知っていると認められる
所在不明のオウム信者(以下『情報把握信者』といいます。)が原告と接触しているとの
確度の高い情報を掴んだこと、原告がステージの高いオウム信者と接触しているなどの情報もあったことなどから、
原告の身辺捜査によって、情報把握信者を割り出し、これによって特別手配被疑者を発見し検挙するとの捜査方針を立てました」
要は、オウムの特別手配被疑者の居所を知っているらしい信者と、寺澤が接触するから尾行したんだ、
ということだ。
しかし、特別手配被疑者そのものと接触するというならまだ話はわからないでもないが、
単にその居所を知っていると“認められる”人間と会うだけである。
1996年当時、ちょっと気の利いたジャーナリストや記者ならば、
オウム信者の知り合いの4人や5人は楽にいた。
だが、ある信者が特別手配被疑者の居所を知っていると警察によって“認められる”ならば、
警察はその信者に接触する人間を好き放題捜査していいのか。
ジャーナリストや記者は、それを我慢しなければいけないのか。
寺澤の訴状にあるように、「何らの犯罪も犯しておらず、取材活動を行っている」だけなのである。
警察にそんなことで身辺を捜査されるいわれはない。
しかも本件の場合、警察が主張するようなオウム信者と寺澤との接触は事実ではない。まったくのでっちあげである。
56 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:19
公安「闇のエピソード」を期待したが……
さて、被告側はこうした主張を裏付けるために、さらに補強主張というべきものを出してきている。それはこうだ。
「尾行当日は、寺澤車をぴったりマークなどしていない。
一度をのぞき、常に数台以上の走行車両を間に入れて尾行しつづけ、
おかげで何度も寺澤車を見失うハメになってしまったほどだ。
何よりも寺澤に気づかれずに尾行することを優先したのであり、寺澤の言うことは嘘っぱちだ」
なぜこんなことを主張するかといえば、
寺澤の主張どおり、蓮田サービスエリアの給油所で尾行車両が寺澤車に横付けしてガンを飛ばしてきたなどということになれば、
それはオウム特別手配被疑者逮捕のための重要な“秘匿”捜査の一環としての尾行などではなく、
警察不祥事の取材に向かうジャーナリストへの単なる「嫌がらせ尾行」だとしか言えなくなってしまうからだ。
かくして大滝警部に対する被告側の尋問は、以上の主張を立証すべく進められることとなった。
と、偉そうに被告側の主張を分析して書いてしまった筆者であるが、
じつは裁判当日は「とりあえず証言を聞けば記事くらい書けるだろう」という軽い気持ちで法廷に入った。
公安警察官がわざわざ証人で出てきたからには、
警察内部でも聖域と言われる「公安」の捜査について面白い話がたくさん聞けるだろうと思ったからである。
いわば「闇のエピソード」をたくさん聞けると思い、楽しみにしていたのである。
だがいざ尋問が始まったら全然違った。
当日寺澤車がどこの信号で停まってその何メートル後ろに尾行車両が停まったかとか、
どこのインターで尾行車両が追いついたとか、どこのサービスエリアで寺澤がオシッコしたとか、
ホントに細かいどうでもいいような話ばかり。まあ今から考えれば、要はそーゆー話を細かく確認することで、
「尾行車両は寺澤車に接近なんかしなかったんだよ!」というのをアピールする被告側の作戦だったのだが。
57 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/26 05:19
「確度の高い情報」をもとに尾行
尋問の初めは、第一のテーマである寺澤の「オウム信者接触疑惑」に関する質問だった。
以下、当日の尋問のやりとりを再現していくが、法廷内は録音禁止のため、
すべて筆者のとったメモによっている。そのため、細部の言い回しなどは、
ややもすると正確を欠くかもしれないが、そこはご了承いただければ幸いである。
東京都の指定代理人による「1996年当時、全国の警察でどのようなオウム捜査をやっていましたか?」という質問に対し、
大滝警部が答える。
「地下鉄サリン事件のあった次の年で、これら事件の特別手配被疑者の発見に全力を尽くしていました」
これを受けて指定代理人がさらに質問。
「あなたの『陳述書』にはオウムが『全国各地に秘密アジトを設定し』と書いてありますが本当ですか?」
どうせ事前に入念な打ち合わせをしての質問だろうに「本当ですか?」もないものだが、
大滝警部は確信に満ちた口ぶりで「ありました」と答える。
そして「(今回寺澤が向かっていた)福島県内にも秘密アジトはありました」と続けた。
次に指定代理人が聞いたのが「あなたは原告の身辺捜査について、上司からいつどのような内容で指示されましたか?」という質問。
これに対して、待ってましたとばかりに大滝警部が口を開いた。
「平成8年(1996年)10月中旬でした。上司から、原告の身辺を捜査し、情報把握信者を割り出せと指示されました。
原告と情報把握信者が接触しているという確度の高い情報がありまして……」
ちなみにこの指示を下した上司の名前を、
「……言えません」と口ごもる大滝警部。これがよく聞く「捜査上の秘密」というヤツか。
しかしこうして尾行した本人が出てきているのに、上司の名前も言えないとは、
バカらしくて思わず笑いそうになる。同じようにバカバカしく感じたのか、
ここで寺澤が原告席で声をあげて笑い、裁判長に睨まれていた。我が編集長ながら、ふてぶてしい態度の男である。
大滝警部が続ける。
「情報が信頼のおける提供元からのものであったこと、日時などの具体的内容を備えた情報だったこと、
他の公安情報とも符合する内容だったこと。この3点から『これは確度の高い情報だ』と判断しました」
大滝警部は、寺澤の「オウム信者接触疑惑」について、それ以上の具体的内容を明かさなかった。
だが、この「確度の高い情報」がどのようなものであったかは、のちのち明らかになってくるのである。
とても笑える形で。とまれ、以上のような証言で、大滝警部と被告側は、寺澤の「オウム信者接触疑惑」を立証しようとしていた。
58 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:39
尾行車両は警察所有の捜査車両ではなかった
続いて話題(?)になったのが、尾行車両になぜ警察所有の捜査車両を使わなかったか。
大滝警部が言った理由がふるっていた。
「最初は、公用車の捜査車両を準備しました。濃紺色の三菱ランサーです。
しかし本件は秘匿捜査が前提であり、(尾行当日が)土曜日に当たったこともありまして、
レジャーっぽいほうが(偽装に)いいと思い、同僚から白色のマークUステーションワゴンを借りました。
(尾行の)前日の午後だったと思いますが、警視庁本部の地下駐車場で借りました」
なんと「レジャーっぽいほうがいい」からだそうである(笑)。それでわざわざ捜査車両を使うのをやめて、
ステーションワゴンにしたとは。だが写真を見ればわかるが、このステーションワゴン、全然レジャーっぽくない。
しかも目立つ白色である。秘匿捜査には向かないこと甚(はなは)だしいと思われるのだが……。大滝警部は続ける。
「同僚の所有するクルマと思っていました。車検証などはダッシュボードに入ってるからと言われましたが、特に確認しませんでした」
前述のとおり、この白色のステーションワゴンは、じつは同僚のクルマでも何でもなく、
青木自動車工業という民間企業の所有するクルマである。
推測するに、本当は捜査でも何でもない単なる「嫌がらせ尾行」を行うのに、後からナンバー照会で捜査車両だとバレたら困るので、
民間企業の名義のクルマで尾行したのであろう。
そこを大滝警部は「私は同僚のクルマを借りただけ。あとは知らない」としらばっくれているわけである。
青木自動車工業が落合編集委員と寺澤の取材で“自白”しなければ、嘘をつきとおせたのにね。
まー落ち着いて考えれば、支離滅裂な証言なのだが、
傍聴席で聞いていると、大滝警部の人の良さそうな風貌にあやうく騙(だま)されそうになる。
というか、裁判官がこんな話を信じたりしてしまいそうで心配になる。こうして文字で読むのとはエライ違いなのである。
59 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:40
幽霊の正体見たり枯れ尾花…… 哀しき公安警察官
そんな調子で東京都の指定代理人の質問はいよいよ当日の尾行の様子に移っていく。先にも述べたように、
ここからしばらくの間は、当日寺澤車と尾行車両がどういう動きをしていたかが細かく質問される。
冗長なので、雰囲気を残しつつ、大滝警部の証言をひとつにまとめてしまおう。
「原告宅付近には、午前8時半くらいから張り込んでおりました。
ワゴンは原告宅から300メートルくらい離れた幼稚園の側(そば)に停めておき、私はクルマを離れて移動し、
原告宅から道路を挟んだ反対側、70〜80メートル離れたところから原告が出てくるのを待っておりました。
10時頃でしたか、マンション4階から階段を人が下りてくるのが見えました。
すぐに『原告と(顔が)似てるな』と思い、後を追いました。
多摩平5丁目という交差点の横断歩道で原告と5〜6メートルの距離ですれ違い、
顔を見て原告本人だと確認しました。原告は、緑の長袖シャツにGパンという服装で、
携帯電話をベルトに着けてアタッシュケースを持っていました。
原告は、自宅近くのファミリーマート多摩平3丁目店の公衆電話で電話をかけはじめ、私は30〜40メートル後方でそれを見ていました。
その時、原告は携帯電話を持っているのに公衆電話を使うのはおかしいと思いました。
原告は、キョロキョロと周りを見て受話器の送話口を手で覆って声が漏れないようにしていました。
これは情報把握信者と連絡を取っているのか、と感じました」
幽霊が出る出ると思って夜道を歩くと、柳の木さえ幽霊に見えてしまうように、
人間、固定観念に縛られると何でも怪しく見えてしまうようである。
しかしこの「受話器の送話口を手で覆って」というのは、いつも寺澤がよくやる癖のひとつである。
さすが公安警察官、相手の動きをよく見ている。だが目が曇っているために、
それがありもしない「情報把握信者」との連絡風景に見えてしまうとは、
人間って哀しい生き物ですね。ちなみに、なぜ寺澤が公衆電話を使ったかというと、
じつはその日の取材相手だった暴力団幹部の妻に電話を入れていたのである。
寺澤は本当に重要な取材に関する電話は、警察による盗聴を用心して、こうした公衆電話をよく利用する。
人はこれを“電波系”と笑ってはいけない。しつこいか。大滝警部の証言を続ける。
「原告は駐車場からクルマに乗り込むと八王子バイパス方面に進行しました。
さくら町交差点の赤信号で停車し、こちらのワゴンは、
接近しすぎて原告に尾行を察知されないようにと、200〜300メートル後方に離れて停まっていました。
クルマの中では、運転席に1人、その後ろの座席に私、その隣、つまり助手席の後ろに1人の計3人が座っていました。
3人とも、『秘匿捜査』ということを意識して、背広姿ではやはり原告に尾行を察知されると思い、
レジャー日の土曜でもあり、ジャンパーなどを着込んでいました」
60 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:40
100メートル単位で離れての尾行などありえない
しきりに「秘匿捜査」を強調し、寺澤車から100メートル単位で離れていたと大滝警部は証言する。
200〜300メートル離れているというと、間に入っているクルマも結構な数になると思われるが、
ここで、この日裁判傍聴に来ていた元警視庁警部補の犀川博正(さいかわ・ひろまさ)氏の話を入れておこう。
「尾行捜査は私もやったことがありますが、間に2台もクルマが入ったら、
だから運転席の窓を開けて、手や雑誌を車外へ振り出して強引に割り込み走行し、
何とか離されないようにできるだけ近づいて尾行していくのがふつうなんです。
200〜300メートル離れての尾行などありえないですね」
さてここで、東京都の指定代理人が寺澤車と尾行車両の位置関係について、
念を押すように大滝警部に質問した。
「原告は、あなたが原告車のすぐ後ろを走行していたと言っていますが、それは本当ですか?」
当然のごとく大滝警部は答えた。
「そんな運転はまったくしていません」
ほんとに偽証もいいとこである。
大滝警部の証言に戻る。
「原告車は高倉町西交差点に進行していったので、後を追いました。
原告が信号待ちでまた停まり、再び後方200メートルくらい離れてこちらも停まりました。
原告は甲州街道に入り、八王子バイパスに向かいましたが、
まっすぐ甲州街道をバイパスに向かったのではなく、裏道をくねくねと進みましたので、
また他のクルマを間に挟んで進行していきました。八王子バイパス付近は渋滞しておりまして、
原告車と2、3台、4、5台と挟んで30〜40メートルの後方を進行していきました。
途中、間に入っていたクルマが左折してしまい、原告車の直後についてしまったことが一度だけありました。
この日、原告車の直後を走行したのはこの一度だけです。まずいな、と思い、すぐに車線をずれました。
時間にしたら1、2分だったと思います」
さて何とも細かい証言であるが、当日、実際には裏道を走っていたときも、
尾行車両はあからさまに寺澤車のバックをとり、オカマを掘らんばかりの勢いであったという。
こうした「嫌がらせ尾行」の実態を隠すための嘘を並べたのが上の大滝警部の証言である。
最後の部分、寺澤車の直後を走ってしまったことについては、
指定代理人がわざわざ「もう一度お聞きしますが、なぜ原告車の直後についてしまったのですか?」と念押しの質問をし、
大滝警部が「前のクルマが左へそれて曲がりましてしょうがなく……」と、“やむをえず感”をイヤに強調して証言していた。
先に書いたように傍聴当日、何でこんな細かいことばっか聞くのか、
と私が思ってしまったのもむべなるかなとわかっていただけただろうか。
61 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:41
早くも寺澤車を見失う
さらに大滝警部の証言は続く。
「原告車はジグザグに走行し、他のクルマの間を縫うような運転でした。
八王子インターから中央道に入る際も、右車線を走っていたのに、
急に左にハンドルを切ってインターに入っていきました。
我々は100メートル後方から間に4、5台挟んで追っていきました。原告の運転は危ないなと思いました。
情報把握信者と会いにいくための『点検行動』だなと感じました」
大滝警部の証言には、ちょくちょく公安用語が顔を出す。勉強になるなぁ。
たぶん一生役に立たないけれど。ちなみに「点検行動」とは、周囲を警戒して行動すること、だそうである。
それを聞いて法廷では、傍聴していたみんなが「ふつうの言葉で言えばいいのに……」と思っていたのだった。
大滝警部の証言は続く。
「八王子インターから中央道に入ってからは、原告がスピードを出したために見失いました。
その後、調布インターすぎのゆるやかな上り坂のあたりでやっと確認することができました。
400〜500メートルは離れていたと思います。ただ原告車は赤いサニーでブレーキランプも片方切れており、
発見しやすかったので見つけることができました。中央道には赤いクルマは他にあまりいませんでした。
赤のサニーは原告だけでした。『単眼鏡』(双眼鏡の片方だけのやつ)を持っておりまして、それで原告車を確認できました。
その先の永福料金所付近は渋滞しておりました。原告車との車間距離も縮み、10台挟んで100メートルほど後方から進みました」
さて読者のみなさんもそろそろ大滝警部の証言の「面白さ」に気づいてきたのではないだろうか。
高速道路上でいったん見失った寺澤車に、渋滞でもないのに追いつけたとは、
ふつうのドライバーの感覚でいえば信じがたい。そのあたりは、のちほど一気に原告側からの反対尋問で明らかになるので、
楽しみにしていただきたいのだが、それはさておき、ここで東京都の指定代理人がまた質問した。
「原告は、料金所付近であなたがたが強引な車線変更を繰り返して原告車を追いかけてきたと言っていますが、
(車線変更のために)窓を開けて手を出したり、そんな(強引な)運転をされましたか?」
大滝警部がさも心外だと言わんばかりに答えた。
「まったくやっていません……」
62 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:41
真っ向から否定! 「給油所でガンなど飛ばしてない」
大滝警部の証言を続けよう。
「その後また原告車を見失いました。
中央道から首都高6号線に入ったのは確認できたのですが、その後また見失ったのです。
そこでとりあえず6号線を進行していったところ、堀切ジャンクションのあたりで再び原告車を確認することができました。
500メートル以上離れていたと思います。単眼鏡を使い確認しました。原告車は東北道に入っていきましたが、
(『原告車の直後をかなりのスピードで追い上げたりしたか』と指定代理人に聞かれ)原告車は速くてこちらのワゴンは置いていかれてしまいました。
その後、蓮田サービスエリアの直前で、原告車に追いつくことができ、サービスエリアに入っていった原告車の後を追いました。
原告車はガソリンスタンドの一番右のブースに停車していました。原告はトイレに入った後、缶ジュースを1本買っていました。
(尾行車両の)ワゴンは、30〜40メートル離れたふつうの駐車エリアに停まっていました。
原告車からこちらは見えない位置だったと思います。ここで給油をするということは、
かなり遠くまで行くんだな、情報把握信者に会うんだろうなと思い、注意していこうと3人で話し合いました」
冒頭でも紹介したサービスエリアでの給油の際のエピソードである。
寺澤によれば、尾行車両は給油する寺澤車のすぐ横に停車し、車内から寺澤にガンを飛ばしてきたのだが、
それを強く打ち消す証言である。実際には、寺澤にガンを飛ばしつつ、ここで彼ら自身も今後に備えてだろう給油をしていたのだが、
この日の証言では彼らは寺澤を遠くから眺めるのみで、給油はしなかったということになっている。後々への伏線として、
大滝警部が「寺澤車は給油所の一番右のブースに停まっていた」と証言したことも記憶して先に進みたい。
63 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:41
何度見失っても見つけちゃう不思議
ところ変わって、東北道をさらに進行し、安達太良(あだたら)サービスエリア(福島県)に再び寺澤が入る直前の場面である。
「(蓮田サービスエリアを出た後)原告車はさらにスピードを上げたため、何度も見失うことになりましたが、
安達太良サービスエリアに原告が入るのを発見し、我々も後を追いました。
原告はサービスエリア内のトイレの前に駐車し、ワゴンは同じくレストランの前あたり、
距離にして50〜60メートルは離れて停車しました。原告はトイレに行った後、
公衆電話でいずこかに電話をしていました。ワゴンから1名が降りて、5〜6メートルのところに近づいて原告を確認しました。
わざわざここで改めて原告の姿を確認したのは、福島県まで来てしまい、
このサービスエリアで情報把握信者と接触する可能性があると考えたからです」
寺澤がどこに電話していたかといえば、朝と同じく、当日の取材先である暴力団幹部の妻の家である。
警察に尾行されていてこのままでは会うのが難しい、時間に遅れるかもしれないと電話していたのである。
しかし寺澤車を見失うたびに、寺澤車がサービスエリアに入る段になるとなぜか運良く寺澤車を発見してしまうとは、
よくよく運の良い3人組である。
さていよいよ旅の終わりも近い(笑)。ここからいよいよ寺澤vs.公安のカーチェイス(?)は最終局面に突入するのである。
寺澤が福島西インターから国道4号線に下り、福島市内の朝日新聞福島支局に向かった場面だ。
「原告車が朝日新聞福島支局のビルの中に入っていったので、ワゴンも近くに停車しました。
原告がビルの中で用事を済ませたら、再び移動する可能性があると思ったからです。
そして、1名が支局ビルを確認、1名がガソリン給油のために近くのガソリンスタンドにクルマで向かい、
私は本部に連絡を入れるために公衆電話を探しに行きました。警視庁に電話を入れたところ、
私に下命した上司がいたので、追尾の経過と福島まで来たこと、
これから情報把握信者と接触する可能性があることなどを報告しました。
上司からは、十分注意して追尾するように、と言われました。
電話をかけ終わり、支局のある平和通りに戻ったところ、ワゴンが急発進するのを見つけ、あれっと思いました。
何か起こったんだなと思い、すぐもう一度本部に連絡しました。
その後、ワゴンと合流して、車内で他の2人に何が起こったのか聞いたところ、
『写真を撮られたのではないか』と言っていました。追尾を確認された、
もしくはその可能性がある場合は捜査を打ち切ります。そこで上司に報告して捜査を打ち切りました」
64 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:42
「『位置発信器』など一度も見たことありません!」
こうして写真を撮られてしまった尾行3人組は、急遽(きゅうきょ)、捜査を打ち切ることになったわけだ。
何というか、しょぼい終わり方だ。ここで東京都の指定代理人が交代、別の指定代理人が2、3の質問をしたのだが、
重要なのはひとつだけだった。それは「原告は自らのクルマに『位置発信器』が付けられていたと言っていますが、
そのようなものを見たことがありますか?」という質問。
先ほどの大滝警部の証言を思い出してほしいのだが、大滝警部らは寺澤車を何度も何度も途中見失っている。
それは尾行に気づいた寺澤が時速180キロを出して高速をぶっ飛ばしたからなのだが、そのたびに大滝警部らは偶然にも寺澤車を再発見、
2回寄ったサービスエリアも、途中の数々の出口、分岐点も見逃すことなく、ずっと尾行車両は寺澤車の後をついてきたのであった。
前出の安達太良サービスエリアでのエピソードも、寺澤が暴力団幹部の妻に電話をかけるより前に、尾行車両もサービスエリア内に入り、
寺澤の姿を確認していたという時間の流れで語られている。
だが、寺澤によれば、警察の尾行車両が安達太良サービスエリアに入ってきたのは、
寺澤が暴力団幹部の妻に電話をしている最中のことである。サービスエリアに入ってきた尾行車両の姿を見て、
寺澤は急いで電話を終わらせたというのだ。
なぜこういう細かい嘘をつくのか。
それは寺澤車と尾行車両が「同時」にサービスエリアに入ったことにしなければ警察に都合が悪いからである。
寺澤の主張するとおり、実際には尾行車両は寺澤車よりかなり遅れてサービスエリアに入ってきた。
寺澤車の猛スピードに追いつけず、完全に振り切られていたのである。これは大滝警部の「何度も見失った」という証言どおりだが、
それなのに寺澤が入ったサービスエリアに間違えずに尾行車両が入ってこれた理由は、
これはもう「位置発信器」が取り付けられていたと考えるしかない。わざわざ尾行車両の助手席ではなく、
その後部座席に座っていた捜査員は、車内に設置されていた受信機を操作していたのであろう。
「位置発信器」は公安警察が使う手法でもある。
そこで傍聴席では、大滝警部が指定代理人の質問に何と答えるかみんなが固唾(かたず)を飲んで見守った。
だが、大きく首をひねりつつ、大滝警部はいけしゃあしゃあと答えた。
「(『位置発信器』など)見たことありません。これまでに使ったこともありません」
本件について使用を否定するならまだわかるが、仮にも公安警察官であって、
「位置発信器」を一度も見たことない、とはよくぞ言ったものだ。この答えに、傍聴席からは失笑が洩れていたが、
一番大声で笑ってまたもや裁判長の顰蹙(ひんしゅく)を買っていたのが、原告席の寺澤であった。
65 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:42
なぜか原告・寺澤本人が反対尋問に
さて、以上で被告側の証人尋問は終わり。次はいよいよ原告側による反対尋問である。
ここでまたもや意外なことが起こった。当然、寺澤の訴訟代理人を務める堀敏明弁護士が尋問に立つかと思いきや、
なんと席から立ち上がったのは原告の寺澤本人。堀弁護士から原告による直接尋問を告げられた裁判長は
「何だこいつ……。法律の素人がでしゃばるんじゃねーよ」みたいな目をして寺澤を見ていた。
まあ、原告自らが証人尋問を行うのは、本当に希な例ではあるが。
尋問が始まり、まず寺澤が繰り出したのが軽いジャブ。
「大滝さん、先ほどあなたは車内では運転席の後ろの座席に座っていたとおっしゃいましたが、途中座る位置は変わりましたか?」
これに大滝警部が「いいえ、ずっと同じでした」と答える。
そして追うように寺澤が「じゃあ朝日新聞福島支局前で撮られた写真で運転席の後ろに座っているのは誰なんですか?」と質問。
確かに写真で見ると、大滝警部が座っていたはずの運転席の後ろに、人影が見える。
大滝警部は、先ほど自分で証言したとおりならば、このときは警視庁本部への電話連絡でワゴンを離れていたはずである。
だとすれば、言っていることのつじつまが合わなくなる。
これに対しては、「私が降りて電話をしにいっている間に、
支局ビルを確認した捜査員が戻ってきて座ったのです」と大滝警部はさらりと弁明。
寺澤が「だってあなたさっき一度も席を変わらなかったって言ったでしょ? おかしいでしょ?」と鬼の首を取ったかのように迫るが、
法廷の中には「そんな細かいことどーでもいいじゃんよ」というしらけた雰囲気が漂う。
確かに大滝警部の証言はつじつまが合わなかったのだが、まるで名探偵よろしく質問した寺澤の聞き方も大袈裟で、
ちょっと逆効果だった。早々に次の質問に移る寺澤。
66 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:50
「蓮田サービスエリアで、私のクルマが一番右の給油ブースに停まっていたと言いましたね?」
大滝警部は「この質問はまた何かの罠か?」とでもいうように、慎重そうに「はい」と答える。
そして再び、勝ち誇ったような寺澤の明るい声が!!!
「私のサニーはねぇ、車体の右側に給油口が付いているんですよ! あなたの言うとおりね、
一番右に停めていたら、あそこのサービスエリアのガソリンスタンドじゃ、ポンプがないから給油できないんですよ!」
そうなのである。蓮田サービスエリアの給油所では、一番右のブースは左側にしかガソリンポンプがないのである。
さらに繰り出される“質問トラップ”
やはり寺澤の質問は罠だったのだ。実際、傍聴席で聞いていて、「いやーうまい質問するなぁ」と思っていたのだが、
大滝警部も何とか答えようとする。だが「ブースです。一番右のブースです。給油機のある一番右です」と、
懸命に言っている意味がよくわからない。読者も何だかわからないと思うが、本当にこういう返答だったのでしようがないのだ。
だが、「だからそれじゃ給油できないんですよ。私のクルマは」と、大滝警部をさえぎるようになおも追及する寺澤に、
北澤晶裁判長が「まあいいじゃないですか」と割って入り、
「ちっ、しょーがねぇ裁判長だな」という表情をありありと見せる寺澤が次の質問に移った。
そして大滝警部に尾行途中にどのくらいワゴンがスピードを出していたかを確認し、
「ほぼフルスピードの時速140〜150キロ」との返答を得たうえで、こんなことを聞いた。
「東北道の途中で、ネズミ捕り(スピード違反取り締まり)をやっていたのは確認していましたか?
私が通ったときにネズミ捕りをやっていたんですよ? 気づかないわけないでしょ?」
これに対し、大滝警部は口をもごもごさせて「……我々は確認しませんでした」と答える。
さてこの質問、傍聴席で聞いていたときには、何でこんなこと聞くのかと不思議だった。
ネズミ捕りなんて別に寺澤に対する尾行捜査とたいした関係がなさそうである。さらに次の質問もその感を深めた。
「(寺澤車の駐車場の近くの)さくら町交差点で、
先ほど私のクルマから200〜300メートル後方に離れて停まったとおっしゃいましたが、
そんなに離れていて、もし赤信号ギリギリで私が交差点に突入して左折していたらどうするつもりだったんですか?
離れすぎていて追えないと思うんですけど」
67 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:50
法廷大騒然! なんと大滝警部はニセ証人だった!
まあ質問としては確かにわかるのだが、せっかく原告自らが尋問に立ってする質問でもないような気がする。
振り返って考えれば、大滝警部の座席の問題といい、給油ブースの位置の問題といい、
確かにインパクトのある質問だが、堀弁護士でなく寺澤がわざわざ自分で証人尋問をする意味がわからないではないか。
だが今の質問に大滝警部が「いえ、ワゴンは後方に停まっておりました」とまったく何の答えにもなってない答えを返したところで、
ついに寺澤本人が反対尋問に立った真の意味が明らかにされたのである。寺澤は大滝警部に向かってこんなことを言い放ったのだ。
「あなたねぇ、ニセ者でしょ? あなた尾行してた3人の1人なんかじゃないでしょ? だってねぇ、
あなたの顔違いすぎるんだもん。あなた乗ってなかったもん、あのクルマに。だいたいねぇ、あなた何も知らない。
あの日のことを知らなすぎるんだよ!」
そうなのである。ネズミ捕りとか給油ブースとかわけのわからないことを聞いていたのは、このためだったのである。
大滝警部が必死に覚え込んできたシナリオにないであろう事実をぶつけて、
彼が当日の様子を“一本の線”としてしか覚えていないことを明らかにするためだったのだ。
それはつまり、尾行の当事者なら記憶しているはずの事実を知らない大滝警部が「替え玉証人」だということの証明になるわけである。
68 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:50
驚天動地の訴訟進行に口あんぐり
寺澤が大声で「ニセ者暴露」をした瞬間、法廷は一瞬、何とも言えない雰囲気に包まれた。
法廷中の目が大滝警部に集中し、彼の反応を見ている。数瞬後、大滝警部は「い、いえ、私です」と、
またもや答えにならない答えをしたのだが、どうも聞いていたこっちも興奮していてそのときに正確に大滝警部が何と言ったか、
メモが残っていない。だが、これで法廷は騒然とし、それはそれは面白かった。
ちなみに、寺澤が言い放った瞬間、私は法廷の他の人々がどんな顔をしているか、
とっさに見ていたのだが、それも人それぞれ。堀弁護士は事前に寺澤から聞いていたのか、
おかしくてたまらないという表情で笑っていたし、北澤裁判長は怒っているような笑っているような何とも言えない表情で
寺澤のことを見ていた。被告側の指定代理人たちは「ぽかん」と口を開けていたように思う。傍聴席では声をあげて驚く者もいれば、
目を見開いて「えっ」という感じで固まっている人もいた。その中で寺澤はひとり得意満面という感じで笑いながら
大滝警部にさらなる質問を浴びせた。もはや大滝警部にほとんど抵抗する力も残っていない、
と思われたその瞬間、気を取り直した北澤裁判長がまたもや2人の間に割って入り、
そこで寺澤自身による反対尋問はフィナーレを迎えたのである。
しかし寺澤有恐るべしである。裁判後に言っていたところでは、「法廷入ってびっくりしちゃったよ。
全然見たことのないオジサンが証言台のあたりに立ってるんだもん(笑)。最初、裁判所の職員かと思ったら、
これが証人だっていうからさ、なめやがって〜と思ってさぁ」だそうである。
しかしまさか「替え玉証人」を出してくるとは筆者もまったく想像できなかった。驚天動地の訴訟進行である。
69 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:51
なぜかまだ続く証人尋問
さて、読者はこれで大滝警部がニセ者だったと暴かれてこの日の裁判も打ち切り、と思われるだろうが、そうはならなかった。
「証人は自分で宣誓して証言してるわけですから、とりあえず証言を聞きましょう」と北澤裁判長が言って、
すぐに証言再開。代わって堀弁護士が反対尋問に立った。
まあ大滝警部がニセ者でも残りの証言を聞く価値があることも確かである。
この日、「本物」が出てきていたとしても、やはり彼も公安警察官である以上は、
一字一句大滝警部と同じことをしゃべったはずだからだ。大滝警部が証言する内容は、
すなわち警視庁・東京都側が裁判所に主張したい内容なのである。
とまれ、モジャモジャ頭を振りつつ、何か一癖ありそうな、
腹に一物溜めてそうな笑顔で「コロンボ警部」そっくりの堀弁護士が寺澤に代わって反対尋問に立つこととなった。
堀弁護士は、先ほどの大滝警部の証言を細かく確認しつつ、被告側の指定代理人とは違った観点から当日の行動を質問していった。
今度は、堀弁護士があげた「大滝証言のおかしい点」を順に並べていってみよう。
まず堀弁護士が聞いたのが「当日はなぜ尾行車両は1台だけだったの?」という質問。確かに1台での尾行は大変心許(こころもと)ない。
筆者も写真週刊誌編集者として追跡取材を行うことがあるのでよくわかる。
特に大滝警部が再三主張するように「秘匿捜査」を貫けば、必ず1台では寺澤車から離されて対象を見失う危険が伴う。
可能ならば何台でも用意して万全を期すべきなのである。
だが大滝警部の答えは「身辺捜査目的だったので1台だけでやりました」。よく言っている意味がわからない。
堀弁護士も「こいつ何言ってるんだ」という感じでぐっと詰まった後、質問を変えてしまった。
これ以上聞いてもしょうがないと思ったのだろう。
続いて、ワゴンが警察所有の捜査車両でなかった点について聞いていく。
あくまで同僚から借りたクルマだと思っていたと言い張る大滝警部に堀弁護士が聞く。
「だけど尾行がばれたら(ナンバー照会で)同僚の名前とか住所とか出ちゃうでしょ? いいんですか?」
だがまたもや大滝警部の答えは意味不明。
「本件ではそのようにしました」
70 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:51
ショックで言語能力崩壊? 意味不明な大滝証言
正味、何を言っているのかよくわからない答えである。
東京都の指定代理人たちからの尋問の際に見せた、
数字が細かく散りばめられ、つい昨日のことを話すような証言ぶりが、いつのまにか大滝警部から消えてしまっている。
さきほどの寺澤尋問がよほどショックだったのだろうか。堀弁護士が聞く。
「あのクルマが同僚のものでなく青木自動車工業の所有車だと知ってどう思いました?」
ここは大滝警部が言ったことを正確にメモってあるのでそのまま再現する。
「同僚のクルマだと思っていたので……。ま、びっくりしました」
思わず、「おいおい、それでおしまいかよ!」と傍聴席からツッコミたくなる答えに一同唖然である。
さらに堀弁護士が聞く。
「原告にね、途中、尾行を察知されたと思わなかったんですか? 途中、スピードを露骨に上げられたり、
ジグザグ運転とかされたんでしょう?」
当然の疑問である。だが大滝警部はしゃあしゃあとこう答えた。
「いや、思いませんでした。そうならないように注意しておりました」
よくぞこの鈍さで公安警察官をやっているものである。公安警察の未来は暗い。ついでに日本の未来はもっと暗い。
堀弁護士の質問も佳境に入っていく。
「朝日新聞福島支局に原告が入っていったとき、あなたがた3人は別れて行動しましたよね?
しかも1人はクルマごと給油に行ってしまったという。
その間に、原告がビルから出てきて出発してしまったらどうするつもりだったんですか?」
これまた当然の疑問である。わざわざ福島まで尾行してきたのに、一瞬、寺澤から目を離した隙(すき)に逃げられたらオマヌケである。
さあ大滝警部! 何と答えてくれるのか!
「とりあえずガソリンもなくなりますし、入れてこようと話し合いました。とくに対処法は考えませんでした」
71 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:51
次々浮かぶ新たな矛盾
公安警察官がこんなんでいいのだろうか。だがこの答えからもわかるように、
大滝警部の証言は、東京都の指定代理人による尋問中には見えなかった綻(ほころ)びが次々と姿を現しはじめている。
じつはこの「3人分裂行動」は、これまでに裁判所に提出されていた大滝警部の「陳述書」には書かれていなかったことなのである。
東京都の指定代理人に対するこの日の大滝警部の証言で、初めて明らかになったことだ。
推測するに、被告側は「寺澤車に接近したりガンを飛ばしたことはない」という事実主張のために、
蓮田サービスエリアでは尾行車両は給油しなかったという主張をしているわけだが、
そうだとすると東京から福島まで1回の給油もなしで尾行車両は走ってきたわけで、
当然もはや朝日新聞福島支局前に着いたときには、
ガソリンは残っていない計算になる(実際には蓮田サービスエリアで寺澤にガンを飛ばしつつ給油したのでまったく問題なかったのだが)。
つまり証言が矛盾を来してしまうのである。そこで本当はやってもいない「福島でのガソリン給油」をシナリオに組み込み、
この日、証言で表に出してきたわけだ。
だがその結果、ガソリンについていえば、証言は矛盾するところはなくなったが
(それでも東京から福島まで一度も給油しないでガソリンが足りるかは相当微妙)、
かわりに尾行対象である寺澤から「ガソリン給油」のために目を離していたという、
新たなる矛盾が出てきてしまったわけなのである。本末転倒とはこういうことを言うのだろう。
堀弁護士の質問が続く。最初に出てきた寺澤の「オウム信者接触疑惑」についてである。
「原告と会うはずの情報把握信者というのは特定していたんですか?」
これに対し大滝警部が答えるには、「名前は判明していました。所在は不明でした」。堀弁護士が再質問する。
「ということは、あなたの『陳述書』に書かれている『原告の身辺捜査によって、
情報把握信者を割り出し』というのは、所在を割り出すということですか?」
大滝警部が「そうです」と答える。さて、いかにも何気ないやりとりである。
だが、この日の最後、ここの部分の大滝警部の証言がもとで、法廷は大紛糾する。
以上のやりとりを覚えておいていただきたい。
72 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:52
張り込み資料は写真1枚だけ
堀弁護士の質問に対する大滝警部の答えでは、他にも面白いものがあった。記しておこう。
堀弁護士の質問は、「大滝さんは、原告の名前は以前から知っていたのですか?」というもの。これに大滝警部はこう答えた。
「知りませんでした。上司から原告の書いた本を資料に渡されたんですが、中味までは読みませんでした。
(張り込みをするときに必要な)原告の顔写真は、この本の著者紹介で使われていたものを使いました。
この写真だけで原告の顔を確認しました。他に資料はありませんでした」
私が大滝警部の上司だったら、さっさと大滝警部などクビにしているところだが、みなさんはどうだろうか。
まったく顔を知らない人間の張り込みをするのに、本の著者紹介の顔写真1枚で張り込むとは、ちょっと考えられない。
私の上司のデスクだったら、私に「このボケ!」と怒鳴り散らしているだろう。なめた証言をするものである。
裁判官が直接尋問、さらにボロが出まくって
さて以上で堀弁護士による尋問も終わり。これでこの日の裁判もオシマイかと思いきや、
左陪席の西村康夫裁判官が大滝警部にいくつか質問があるということだった。
北澤裁判長と右陪席の渡邉左千夫裁判官は、40〜50代の風貌でだいぶ年もいってる感じなのだが、
西村裁判官はずいぶん若い。最近の若い裁判官というと、鼻持ちならない司法エリートが多いという印象があったので、
この西村裁判官のことも「大丈夫かいな」と思いながら傍聴席から眺めていたのだが、これがどうしてすばらしい質問ぶりだった。
いくつかピックアップしてみるが、ひとつが「もし(朝日新聞記者に)写真を撮られずにずっと尾行しつづけていたとして、
夜になったらどうするつもりだったのですか?」という質問。
これは先ほどの堀弁護士による「なぜ尾行車両は1台だけだったのか?」という質問と、
その聞かんとするところは同じであろう。これに対して大滝警部が衝撃の発言をする。
「夜になったら……、帰るつもりでした。一定時間で区切って帰るつもりでした」
思わず法廷中で失笑が洩れていた。さらに西村裁判官が聞いた。
「朝日新聞福島支局前で、バラバラになってしまったときのことですが、携帯電話とか、無線とかは持っていなかったのですか?」
うーむ。当たり前の疑問ではあるが、すばらしい質問である。私は傍聴席で聞きながら、
「この裁判官、週刊誌記者としてやっていける男だ!」と感動していた。
確かに西村裁判官の言うとおりで、わざわざお互いが本部に公衆電話で連絡して落ち合ったりしなくても、
通常、尾行捜査をやるのだったら、携帯電話や無線機を備えてて当たり前なのである。大滝警部が答えた。
「無線はありませんでした。1人だけ携帯を持っていましたが……」
本当にこの人たちは尾行「捜査」をやるつもりがあったのだろうか。
どう聞いても「嫌がらせ尾行」のために軽い気持ちで寺澤の後をつけただけのような気がする。
西村裁判官も苦笑して、「警察に予算なかったんですか?」などと言っていた。
73 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:52
確率論を超えたスーパーマンだった大滝警部
さてここで、ずっと寺澤の尋問の邪魔をするばかりだった、
裁判官席の中央に座る北澤裁判長が「私からも2、3お聞きします」と言って、
大滝警部に質問を始めた。警察の味方かと思っていたのでちょっと意外であったのだが……。
そしてこの北澤裁判長の質問もなかなかすばらしかったのだ。いくつか紹介する。
まず聞いていたのが、先ほども触れたガソリンの残量について。
「ガソリンの残量というものは気にならないんですかねぇ。
原告と同じところ(蓮田サービスエリア)でガソリンを入れておくのが、
その先のことを考えると、一番いいんじゃないかと思うんですが」
よくぞ聞いてくれました、という質問である。これに対する大滝警部の答えは、例によって意味不明だ。
「出がけに満タンだったので大丈夫かと……」
そーゆーことを聞いているわけではない。しかしこんなのは序の口の答えだった。
この後の大滝警部の答えが法廷の爆笑を呼んだのだ。まず北澤裁判長が「何度も原告のクルマを見失ったと、
あなたはおっしゃっているけど、一度見失ったら、ふつうもう見つけられないでしょ? だいたい一度離されたら、
その間に途中の出口で原告のクルマが高速を下りちゃってるかもしれないのに、どうしてずっとついていくことができたのですか?
どういう行動をとっていたんですか?」と聞いたのだが、その時点で大滝警部は大狼狽。そりゃそうだ。
北澤裁判長の言うとおりだもん。いらん嘘をつくから苦しむのである。大滝警部は、
この質問には何とか「見失ったら、そのたびに高速の出口を注意して見ていました」などと答え、
またもや法廷中に失笑が洩れたのだが、次に北澤裁判長が「東北道に向かう首都高6号線、
途中、京葉道路との分岐点があって、原告のクルマと離されていたんなら、どっちいったかわからなかったでしょ?
どうしてあなたがたは6号線に進んでいったんですか?」と聞いたとき、大滝警部は何と答えたか。今思い出してもおかしいのだが、
「勘みたいなもので……」と一言。法廷中が失笑というより大爆笑に包まれた。ちなみに寺澤もこのとき大声で爆笑。
北澤裁判長に「静かにしてください」と怒られていた。しかし大滝警部の答えは、それほどおかしかった。勘だけで、
数ある分岐、出口を乗り越え、福島まで寺澤車を尾行していったというのである。
大滝警部、警察なんか辞めて一緒にラスベガスに行きましょうよ。
74 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:56
最後の大紛糾! 根底から崩れた大滝証言
この後も、大滝警部はボロを出しまくった。
北澤裁判長が「朝日新聞福島支局のビルに原告が入っていったとき、
中の喫茶店などで原告が情報把握信者と会ったりしていたらどうするつもりだったんですか?
なぜ原告の行動を確認しに一緒に中に入らなかったのですか?」と聞いたときも、
「いえ、とにかくガソリンを入れねばと……(傍聴席失笑)。給油しにいきました」。
そしてこの件については、後ほど東京都の指定代理人が追加で質問したときも笑える一幕があった。
さすがに、今の答えではイカンと思ったのだろう。指定代理人が、大滝警部にこんな質問をしたのである。
「朝日新聞福島支局のあるビルの中に、あなたがたが原告の行動を確認しに入らなかったのは、
それが住居侵入に当たると思ったからではないですか?」
いやー、見事である。よくぞ言った。この質問にはやはり法廷中が笑いに包まれていたのだった。
さて、こうして北澤裁判長による質問も終わったのだが、ここで原告・被告双方が再尋問を希望した。
東京都の指定代理人にすれば、出まくったボロを隠さねばいけないし、堀弁護士とすれば、
そのボロをもっとさらけ出してやらねばいけない。そして、ここで最後の大紛糾が法廷に訪れる。
きっかけは堀弁護士の質問である。
「先ほどからあなたが言っている情報把握信者なんですが、名前はわかってたんですよね?」
これは先ほども聞いた質問。大滝警部も「はい」と答えたのだが、堀弁護士が軽〜く「それは1人ですよね?」と聞いたのだ。
堀弁護士にしろ、法廷内の他の人間にしろ、当然大滝警部が「はい」と答えると思ったのだが、
なんと大滝警部は、「いえ、複数です。全員の名前はわかりません」と答えてしまったのだ。
「複数です」って、特定できてなかったの? 1人じゃなかったの? しかも名前わかってないってどーゆーことだ?
さっきと言ってること違うじゃん! そのどこが「確度の高い情報」なんだ? 名前もわかってない信者とどこかで会うらしい、
なんて情報、情報って言えるの? そんな疑問が法廷中に溢れかえり、傍聴席も騒然としてしまった。
ここで、東京都の指定代理人も必死の防御を試みる。
北澤裁判長に向かって「証人は情報把握信者が1人だけとは一度も言ってません!」と異議申し立て。
だが北澤裁判長に「あのねぇ、さっきの証言聞けば誰だって1人だと思うでしょ」と軽く一蹴されていた。
そして堀弁護士の追及は続く。
「え? 名前わかってるんじゃなかったの? じゃあ情報把握信者の『割り出し』ってどういう意味なんですか?
さっきは所在を割り出す意味だって言ってたじゃないですか!」
大滝警部は「誰が原告と会うかを割り出すということです」と力無く答える。もはや大滝証言は崩壊である。
寺澤と誰が会うのかすらわかっていなくて、何が「確度の高い情報」であろうか。寺澤の「オウム信者接触疑惑」とかでっちあげるから、
こーゆー哀れな展開になるのである。まったく。
75 :
警察が出してきた「ニセ証人」に法廷騒然!:01/10/27 02:57
見てはいけないモノを……
以上で、ようやく大滝警部に対する証人尋問はすべて終了した。時間にすると3時間近かったのだが、
あまり長いとは感じなかった。さて冒頭で「朴訥な田舎の銀行員風」と書いた大滝警部だが、
じつは長い尋問の途中、一度休憩が入ったときに、大滝警部も傍聴席に下がってきて、
正面から顔を見られる機会があった。たしかに朴訥そうな風貌の人であった。
だが、私の座っていた右手、傍聴席の右端のほうに東京都の指定代理人たちと一緒に座った大滝警部のほうを私がじっと見つめると、
真っ正面を向いていた大滝警部が、ちらりちらりと横目で私のほうを探ってきたのが見えた。
自分への視線を感じて、その正体を見極めようとしたのであろう。
だがその目は、やはり一般人の目ではなかった。公安警察官の目であった。何か私は見てはいけないものを見てしまった気分だった。
善人で通っている近所の人が、ゴミの日じゃないのに深夜、闇にまぎれてゴミ出ししているのを見てしまったような……。
そーゆー目であった。
さて、被告側が主張してきた「あれは『嫌がらせ尾行』などではなかった」という“シナリオ”は、
今回の証人尋問で完全に崩壊したと言っていいだろう。
「寺澤はオウムの情報把握信者と接触しようとしていた」
「尾行車両は寺澤車を煽って走ったりしなかった」
そのすべてが大滝警部が証言すればするほど、おかしな点ばかり目立ってくる感じであった。
傍聴席から見ていてもそう感じたのだから、裁判官たちは当然そう思ってくれていると信じたいし、
事実、裁判官もかなり大滝警部にツッコミを入れてくれた。
とはいえ、これでもなぜか警察側が勝ってしまうのが日本の裁判の不思議なところなのである。
思えば、寺澤が警察相手に起こしてきた他の訴訟でも、
地元の記者クラブの面々さえ「寺澤の勝訴だ」と確信して判決を聞きに来たのに、
なんと敗訴だった、ということもあった(秋田県警の警察官らに取材中に暴行を受けた事件)。
今回、これだけの矛盾点が噴出した大滝警部の証人尋問だが、はっきりいって判決がどう転ぶかはまったくわからないのだ。
2001年4月9日、寺澤は大滝警部を東京地方検察庁に偽証容疑で告発した。これだけ明らかな犯罪行為を立件できなければ、
検察の名折れもいいところである。今後、まだまだ意外な展開が待っていそうな本件裁判だが、判決が出たとき、
筆者は読者にどのような報告をすることになるだろうか。
76 :
名無しピーレN:01/10/30 00:14
age
77 :
名無しピーレN:01/11/04 15:38
a
78 :
名無しピーレN:01/11/07 12:46
a
79 :
名無しピーレN:01/11/08 11:23
age
age
81 :
名無しピーレN:01/11/11 22:41
嘘付くのが仕事の警察に税金で給料払うのはバカバカしいよ
全く。
age
84 :
名無しピーレN:01/11/20 13:38
age
85 :
名無しピーレN:01/11/20 16:02
なんだよ、税金泥棒なんて今に始まった事じゃないが?
あいつらは一番賎しい生き物だと思うが?
86 :
名無しピーレN:01/11/20 16:20
ドキュンって何ですか?
87 :
名無しピーレN:01/11/25 23:37
age
88 :
名無しピーレN:01/11/25 23:47
関口は都立大学駅の近くに住んでいました。
女房もちょード級のくそばばーでした
90 :
名無しピーレN:01/11/26 00:55
隣の県警でも裏金づくり、卒配に領収書のサイン書かせてたらしい。
91 :
名無しピーレN:01/11/26 21:30
age
この人、いましがたのTVタックルでVTR出演してたぜ
94 :
名無しピーレN:01/12/07 00:03
age
95 :
名無しピーレN:01/12/20 00:08
age
96 :
名無しピーレN:02/01/04 00:13
age
97 :
名無しピーレN:02/01/04 02:25
警察の裏金ってハラ立つよな
ほんと腐っとるわ
98 :
名無しピーレN:02/01/04 22:27
さらしあげ
99 :
名無しピーレN:02/01/05 20:22
でも結局どこのメディアも取り上げないんだろうな。
腰抜け揃いだから。
毎日くらいか、期待できるのは。
100 :
名無しピーレN:02/01/05 23:40
a g e
101 :
名無しピーレN:02/01/06 11:56
裏金は必要だよな
102 :
名無しピーレN:02/01/07 01:41
>>93 くそったれというのが正直な感想です、ハイ。
103 :
名無しピーレN:02/01/07 07:20
すごいねこの記事
104 :
名無しピーレN:02/01/07 22:44
あげ
105 :
名無しピーレN:02/01/09 03:18
風化防止あげ
106 :
名無しピーレN:02/01/10 22:16
a g e
107 :
名無しピーレN:02/01/14 22:19
age
108 :
名無しピーレN:02/01/15 02:53
109 :
警察行政の民主化:02/01/15 11:45
110 :
名無しピーレN:02/01/18 05:43
すごいねこのHP
112 :
名無しピーレN:02/01/20 17:58
警察hage
113 :
名無しピーレN:02/01/25 23:34
なんか無茶苦茶悔しいね。
114 :
名無しピーレN:02/01/26 07:02
>109
部分的に民間委託できる部分はあるよな。
115 :
名無しピーポ君:02/02/02 06:24
どんどん暴いてやってくれ、アヒャ
116 :
名無しピーポ君:02/02/03 05:50
定期あげ
117 :
名無しピーポ君:02/02/08 00:35
裏金つくる暇があったら賭け麻雀でもしろ。
118 :
名無しピーポ君:02/02/08 08:47
119 :
名無しピーポ君:02/02/10 18:58
風化防止上げ
120 :
名無しピーポ君:02/02/11 16:59
マスコミは根性ねえな。
トクダネだぞ。
121 :
名無しピーポ君:02/02/23 16:56
age
122 :
名無しピーポ君:02/03/08 22:48
age
企業だって何だって 裏金あるじゃん?
みんな、警察官もちゃんと税金払って居るんだぜ。関係ないが。
124 :
名無しピーポ君:02/03/21 22:43
age
125 :
名無しピーポ君:02/03/29 00:41
age
126 :
名無しピーポ君:02/03/30 14:08
>>123 まともな企業は監査を切り抜けられる程度の悪さしかしてませんが、何か?
いまだ公務員は利益を追求してませんから、なんて寝言をいっているヤツらに効率ってものを考えさせるにはムチで十分。アメはいらない。
不正には厳しくあたらないとな。悪党をつかまえる小悪党なんてロクなもんじゃねぇだろ?
127 :
名無しピーポ君:02/03/30 14:13
>>126 どこの会社だって悪い事してんのって一部でしょ?
真剣にこういう記事読んでるよ、ウチの親父。
関係ないから知らない事ばっかりだって。
128 :
名無しピーポ君:02/03/31 08:35
>>127 そうそう、考えさせられる。一部の尻ぬぐいをするためによかれと思って悪事を重ねる大勢もいる。
だから、他人事じゃあない。周りも注意してみていかないと。それが組織を健全に保つ第一歩だと思う。
アカウンタビリティーを上のほうに押しつけるだけじゃ、よくなっていかないよ。
悪いことは悪い、といえるようにしていかないと…
129 :
名無しピーポ君:02/04/08 03:39
警視庁で爆弾テロでも起きないかな
あいつら生きててもろくなこと無いからね
130 :
名無しピーポ君:02/04/08 13:23
板谷利加子
131 :
名無しピーポ君:02/04/23 05:34
良く削除されんもんだなスレごと
132 :
名無しピーポ君:02/04/25 04:13
あげ
133 :
名無しピーポ君:02/05/14 23:26
age
134 :
名無しピーポ君:02/05/20 17:40
chage
137 :
名無しピーポ君:02/06/03 21:59
下がってるな、あげとこう
お尋ねします
裏ガネ作って何に使うの?
飲み食い?
女遊び?
139 :
名無しピーポ君:02/06/09 14:17
両方
140 :
名無しピーポ君:02/06/09 23:56
ええなぁ
俺もやりてぇよ
おれもやりてぇ
142 :
名無しピーポ君:02/06/15 14:36
まったく、クズの巣窟だな。
143 :
名無しピーポ君:02/06/15 15:18
金庫番は出世してる
1994年9月〜1995年9月 江口慎一郎氏(地域部理事官)
1995年9月〜1997年9月 田茂務氏(月島署長)
1997年9月〜1999年2月 村瀬美文氏(警察庁警備局警備課)
1999年3月〜2001年3月 小城清二氏(愛宕署副署長)
2001年3月〜現在 柳原敏男氏
144 :
名無しピーポ君:02/06/15 21:25
いらねえよな、こんな警察
145 :
名無しピーポ君:02/06/21 20:12
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟クズの巣窟
146 :
名無しピーポ君:02/06/22 14:15
警察は中国人犯罪者の海外逃亡も手助けしてるのかあ
147 :
名無しピーポ君:02/06/22 19:08
148 :
名無しピーポ君:02/06/24 20:41
泥棒は警察のはじまり
149 :
名無しピーポ君:02/06/25 16:28
http://www.incidents.gr.jp/ 警視庁の機動隊が年間12億円もの裏ガネを生み出していた!
裏ガネの“金庫番”は「警備第1課庶務担当管理官」
X氏の生々しい証言を続けよう。
「警視庁警備部警備第1課の大部屋の奥に小部屋があり、そこでは数人の会計担当者が働き、裏ガネ専用の大きな金庫も
置かれています。この金庫に裏ガネを出し入れできるのは、『警備第1課庶務担当管理官』(ノンキャリアの警視。以下、
『庶務担当管理官』)だけです。『庶務担当管理官』が、億単位の現金が入った紙袋を運搬しているとき、ほかの警察官らは
小部屋から外へ出されてしまいます。実際、いくらの現金が金庫に入っているか、『庶務担当管理官』しか直接確認
できません」(X氏)
まさに“金庫番”と呼ぶにふさわしい「庶務担当管理官」の直近5代の顔ぶれは以下のとおりである。カッコ内に現在の
ポストを示したが、組織の“汚れ役”に対する口封じの意味からか、それなりの出世コースを歩んでいる。
1999年3月〜2001年3月 小城清二氏(愛宕署副署長)
小城清二・愛宕署副署長は自宅の玄関のドア越しに「帰ってください」と言ったきり、何の応答もなかった。
150 :
名無しピーポ君:02/06/27 16:08
裏金まみれや
151 :
名無しピーポ君:02/06/27 17:10
年間12億円、私利私欲刑事
152 :
名無しピーポ君:02/06/27 17:17
最悪。警察自身がこれで、市民に対しては犯罪を取り締まるんだから
お笑いだね。
153 :
名無しピーポ君:02/06/30 14:56
大阪高検:
三井容疑者、検察審査会で裏金暴露を計画
詐欺容疑などで逮捕された大阪高検の前公安部長、三井環(たまき)容疑者(57)が、高松検察審査会に証人として出席し「検察の調査活動費は裏金」と証言しようと計画していたことが25日、明らかになった。
高松市の川上道大(みちお)四国タイムズ社長(54)は、調査活動費について昨年告発したが検察当局が不起訴処分としたため、同検察審に審査を申し立てていた。
三井容疑者は審査に証人として出席・証言することを提案、手書きの申請書を作成していた。結局、同検察審は不起訴処分を「相当」と議決したため、「内部告発」は実現しなかったが、
下書きは三井容疑者が調査活動費問題を内部告発しようとしていたことを示す「物証」といえる。
調査活動費をめぐっては、川上社長が昨年4月、検察幹部2人が地検検事正時代、情報提供者への謝礼などとして調査活動費計1400万円を引き出し、飲食・遊興費に流用したとして、詐欺容疑などで最高検に告発。
高松高検が捜査し昨年11月、「嫌疑なし」で不起訴処分としたため、川上社長が高松検察審査会に審査を申し立てた。
川上社長によると、審査中の今年3月末、三井容疑者が「(検察の)現役のまま私が証人に出ます」と申し出たという。川上社長は手書きの申請書をパソコンで清書して提出した。
申請書で三井容疑者は「地検次席検事通算6年、公安部経験通算8年で、調査活動費をめぐる裏金作りを熟知しているものである」「(告発された元検事正と)数回裏金で飲食した事実もある」などと強調している。
さらに「(不起訴処分は)検察の組織的な裏金作りを隠避するもの」と批判している。
しかし、同検察審は今月12日付で「(不起訴の)裁定を覆す証拠が発見できない」として不起訴相当を議決した。
154 :
◆aMV4cZDc :02/06/30 16:19
age
155 :
名無しピーポ君:02/06/30 21:44
裏ガネの“金庫番”は「警備第1課庶務担当管理官」
X氏の生々しい証言を続けよう。
「警視庁警備部警備第1課の大部屋の奥に小部屋があり、そこでは数人の会計担当者が働き、裏ガネ専用の大きな金庫も置かれています。この金庫に裏ガネを出し入れできるのは、
『警備第1課庶務担当管理官』(ノンキャリアの警視。以下、『庶務担当管理官』)だけです。『庶務担当管理官』が、億単位の現金が入った紙袋を運搬しているとき、
ほかの警察官らは小部屋から外へ出されてしまいます。実際、いくらの現金が金庫に入っているか、『庶務担当管理官』しか直接確認できません」(X氏)
まさに“金庫番”と呼ぶにふさわしい「庶務担当管理官」の直近5代の顔ぶれは以下のとおりである。カッコ内に現在のポストを示したが、組織の“汚れ役”に対する口封じの意味からか、それなりの出世コースを歩んでいる。
156 :
名無しピーポ君:02/07/02 20:40
大阪高検:
三井容疑者、検察審査会で裏金暴露を計画
詐欺容疑などで逮捕された大阪高検の前公安部長、三井環(たまき)容疑者(57)が、高松検察審査会に証人として出席し「検察の調査活動費は裏金」と証言しようと計画していたことが25日、明らかになった。
高松市の川上道大(みちお)四国タイムズ社長(54)は、調査活動費について昨年告発したが検察当局が不起訴処分としたため、同検察審に審査を申し立てていた。
三井容疑者は審査に証人として出席・証言することを提案、手書きの申請書を作成していた。結局、同検察審は不起訴処分を「相当」と議決したため、「内部告発」は実現しなかったが、
下書きは三井容疑者が調査活動費問題を内部告発しようとしていたことを示す「物証」といえる。
調査活動費をめぐっては、川上社長が昨年4月、検察幹部2人が地検検事正時代、情報提供者への謝礼などとして調査活動費計1400万円を引き出し、飲食・遊興費に流用したとして、詐欺容疑などで最高検に告発。
高松高検が捜査し昨年11月、「嫌疑なし」で不起訴処分としたため、川上社長が高松検察審査会に審査を申し立てた。
川上社長によると、審査中の今年3月末、三井容疑者が「(検察の)現役のまま私が証人に出ます」と申し出たという。川上社長は手書きの申請書をパソコンで清書して提出した。
申請書で三井容疑者は「地検次席検事通算6年、公安部経験通算8年で、調査活動費をめぐる裏金作りを熟知しているものである」「(告発された元検事正と)数回裏金で飲食した事実もある」などと強調している。
さらに「(不起訴処分は)検察の組織的な裏金作りを隠避するもの」と批判している。
しかし、同検察審は今月12日付で「(不起訴の)裁定を覆す証拠が発見できない」として不起訴相当を議決した。
157 :
名無しピーポ君:02/07/06 15:45
警察庁と警視庁にとっては、もっとも望まない展開と言えるだろう。「警視庁警備部が機動隊の旅費を操作し、年間12億円もの裏ガネを捻出している」と内部告発した、「警視庁の経理に精通しているX氏」が堂々と名乗り出た。
158 :
名無しピーポ君:02/07/06 20:11
こりゃまた すごい方もいたもんだ
159 :
名無しピーポ君:02/07/06 21:12
アホー
裏金つくってたときのほうが
検挙率は高いし、凶悪犯もどんどん
捕まえられるんだよ。
余計なことに神経を遣わなくていいからね。
日本の経済も
田中角栄元首相が
大蔵省の職員に現金配ってたときは
景気がよかったでしょう。
160 :
名無しピーポ君:02/07/06 21:15
こりゃまた とんでもないアフォがいたもんだ
161 :
名無しピーポ君:02/07/07 06:57
昔は 警察のことなんか口にできなかったよ、今じゃ警察が不正でもやると
待ってるように 講釈こく奴が出てきてまうんだからな 考えられなかったぜ
良いのか悪いのかどうでも良いけど 何かと言いふらして歩くってのは 戦後の
アメリカ支配からはじまったのかねー???アメリカの陰謀か??
162 :
名無しピーポ君:02/07/07 11:18
こりゃまた とんでもないアフォがいたもんだ
163 :
名無しピーポ君:02/07/07 13:37
164 :
名無しピーポ君:02/07/10 21:12
史上最低の検挙率 警察は何をやってるか!
1 :窓際ぴーぽくん :01/12/21 07:02
全国の警察が今年1―11月に認知した刑法犯は、過去最悪だった前年同
期を12・6%も上回る250万8983件を記録し、検挙率も4ポイント
減って史上最低の20・2%に落ち込んだことが、警察庁のまとめでわかった。
殺人や強盗などの重要犯罪は20%も増えたのに対し、3年前まで80―90%を
維持してきた検挙率は、前年同期より8・4ポイント低い53・7%に急減。犯
罪の急増に警察力が追いつかず、新たな犯罪を許すという悪循環に陥って
いる実態が浮き彫りになった。
昔は、自由に裏金つかってたので
検挙率は高いし、凶悪犯もどんどん
捕まえられる。
余計なことに神経を遣わなくていいからね。
日本の経済も
田中角栄元首相が
大蔵省の職員に現金配ってたときは
景気がよかったでしょう。
オンブズマンがうるさく騒ぐほど
景気も悪くなるし、検挙率も下がります。
165 :
名無しピーポ君:02/07/10 21:13
なんだなんだ、sageてる自分のスレの宣伝か?(ワラ
166 :
名無しピーポ君:02/07/14 17:32
ニセ捜査でカネをつくる
警察のとどまることを知らない「不祥事」の続発に、国民の怒りはピークに達しつつある。それはもう一部の「悪質」な警察官による「不祥事」などと呼ぶべきことがらではない。構造的腐敗そのものなのである。
警察の腐り切った姿を象徴するものとして、恒常的な不正経理があげられる。今だにマスコミはこの問題をきちんと取りあげていないが、それは根深いものだ。
97年10月8日、東京地裁は「警視庁赤坂署の防犯課が参考人への日当など架空の名目で違法に公金を支出した」と認定した。赤坂署防犯課は、
93年1月から10月、のべ44人に計43万円の旅費・日当を支給したことにしていた。ところが、この44人のうち住民票などで所在を確認できた人は7人しかおらず、
7人のうち5人は支給を受けていなかったのである。少なくとも、42万7000円が警察の裏金にまわったのだ。
96年の長崎県警の件はさらに悪質だ。暴力団員と口裏を合わせた短銃押収をおこなったとして、暴力団対策課の元警部補・大宅武彦が書類送検・懲戒免職された。
しかし、これはウソの出張書類をつくるための組織ぐるみの行為だったのだ。長崎県警が短銃押収をするために、暴力団員に短銃を隠させていたのである。大宅は「何も知らずにはめられた」という。
その後も、愛知県警、熊本県警などで同様のことが発覚している。およそすべての警察組織が、こうしたニセ捜査を行い裏金づくりに手を染めていることが明らかになりつつある。
では、こうしてプールされた裏金はどこへ行くのか。それは、官官接待の費用にまわされるほか、幹部がまったくの私用で消費するのだ。
重大なものとしては、異動のさいの「餞別」がある。その額たるや「署長3回で家が建つ」といわれるほどで、キャリアが受け取る額は数百万、本部長になると1000万をくだらないという。
そのすべてが裏金から捻出されるのだ(『日本警察の現在』小林道雄)。
当然のことながら、これらはすべて公金である。われわれの血税をかくも不正な手段で使い込んでいるのだ。これだけでも業務上横領、
詐欺、有印公文書偽造・同行使、地方公務員法違反などに相当する。ニセ捜査をやってそれでウラ金を作り、中で回すなどというのは「公共性の喪失」どころではない。人間の最低限の正義心も失っている。
警察には、裏金づくりがバレないようにマニュアルが完備されている。そう、経理の裏マニュアルが存在しているのだ。これによって表帳簿と裏帳簿をもつことが普通になっている。
これを世間では二重帳簿と呼ぶのだが、警察は組織・人事すべてが二重化しているからこのような二重化が可能となるのだ。
必死なようだが、クソ長いから読む気がしない。
168 :
名無しピーポ君:02/07/18 12:53
肉声スクープ 「殿」と呼ばれた県警トップが重ねる厭きれた大嘘 「犯人と同罪だ!」
新潟監禁少女の父親が"麻雀"本部長に激怒した
徹底追求スペシャル 警察&国家公安委員会 大甘エリートたちを許すな。
「癒着と腐敗」の元凶!超一流企業がズラリ
169 :
名無しピーポ君:02/07/19 12:14
奈良県警汚職・奈良佐川急便事件の概要
奈良県警交通部交通企画課長・中野英平警視と刑事部暴力団対策課意見聴取官・
川口正幸警視の二人が奈良佐川急便鰍ニその関連会社から合計二三五〇万円を
越える現金などを受け取っていた贈収賄事件、A奈良佐川急便の
原田義男元副社長と関連会社の上田晃市元社長(いずれも県警OB)
が奈良県警の現職警察官十二人の名義で架空の給与振込口座を作り、
預金通帳とキャッシュカードを「だまし取り」、総額五千万円以上の裏金
を捻出していた詐欺事件、B交通違反もみ消しの公用文書毀棄事件、
C犯歴などの個人情報・交通取り締まり情報の漏洩事件、
D中野警視を含む数人の県警幹部が高級乗用車を奈良佐川急便の
関連会社から低廉な価格で譲り受けた疑惑、
E奈良佐川急便の関連会社の自動車修理工場で二十一名の警察官が
「格安の費用」で車検を受けていた疑惑など、一九九一年以来の長期間、
多岐にわたる汚職・不正腐敗が交通警察や暴力団対策の部門を中心に発生していた。
170 :
名無しピーポ君:02/07/23 15:07
裏金で飲食、豪遊。ヤクザのほうがまだマシ
171 :
名無しピーポ君:02/07/30 10:01
同
意
172 :
名無しピーポ君:02/08/01 15:56
警視庁裏ガネ担当
大内 顕 (著)
警視庁の裏金作りの実態を、18年間警視庁で会計畑を歩んだ元事務職員が実名で世に問う。個人に支払われず課の金庫に直行する毎月1億円もの旅費、
幹部で配分していたという捜査費。裏金捻出とニセ帳簿作りのカラクリが次々と暴露される。
2001年夏、外務省の機密費流用やハイヤー代水増し請求が大きく報道され、逮捕者まで出したころ、著者は機動隊の旅費支給に関して不正が存在するとして会計検査院に審査要求し、記者会見した。
この告発に至った経緯と、裏金作りの実態が、警察署の会計責任者として実際に操作にかかわった立場で詳細に語られる。
国費会計システムが開発され、国から一括して受け取っていた各機動隊員への旅費の支払いが、隊員個人の口座に直接振り込まれるようになると判明したとき、警視庁は大慌てで
「特殊プロジェクトチーム」を発足させた。旅費が突然個人口座に振り込まれるようになったら、「今までの分はどうした?」と隊員たちが気づくだろう。
「今までの分は裏金に消えたと気づかれること無く、旅費を配分する方策を考える」。これが特殊プロジェクトチームの任務だったというのだから、驚きだ。
捜査費流用のつじつま合わせはさらにみみっちく巧妙だ。かき集められる白紙の領収書、電話帳から抜き書きされる架空の住所氏名、数百本も保管されているという印鑑。
まるでドラマでも見ているような気分になるのは、監査員との事前打ち合わせの場面である。監査員は帳簿を仔細に見て日付や金額の矛盾を指摘し、領収書の作り直しを命ずる。
帳簿が本番の監査検査では完璧なものとして通るようにとの配慮からだ。問答のシミュレーションまで監査員がしてくれるのだ。
警視庁の裏金作りは、誰かの指示で行われているとも言いきれない。そして多くの職員が絡み、機械的に継続されてきた。義憤を感じながらも著者は、告発の矛先をどこに持っていったらいいのか、
考え込むという。この告発に至るまで、さまざまな葛藤があっただろうことは、想像に難くない。
出版社/著者からの内容紹介
元警視庁警備部 警備第一課庶務係主任
会計責任者が18年間の実体験で巨悪暴露!!
その“仕事”に手を染めた者でなければ絶対に知りえない手口とカラクリの連続!!
年間億単位の裏ガネを何十年間も作りつづけて、一体その金はどこへ行くのか!?書名『警視庁裏ガネ担当』とは、私のことである。
全国の警察組織のいずれにおいてもなぜか類似した手法で行われている裏金作りのカラクリの一端を、警視庁事務職員として18年間会計畑を歩んできた私自身の実体験として記していく。
今までも警察と裏金という問題は何度も報道されており、その実態は白日のもとに晒されつつあるが、報道の端緒となった内部告発のほとんどが現場の警察官によるものであるため、
公費が裏金に変わっていく会計的仕組みのようなものはあまり語られていない。
常に金と向かい合ってきた直接の事務担当者として、自分の経験を自分の言葉で述べるのは、おそらく本書が最初である。
警察が他の官庁と異なるのは、司直のメスが入らないということである。警察の裏金作りについても、前述のとおり内部告発やマスコミ報道が時折なされ、国会で取り上げられたこともあるが、
それ以上に発展することがないのは、それらの情報を端緒として内偵から摘発に及ぶ機関が警察自身だからである。――「まえがき」より抜粋
会計責任者が18年間の実体験で巨悪暴露! その「仕事」に手を染めた者でなければ絶対に知りえない手口とカラクリの連続。年間億単位の裏ガネを何十年間も作りつづけて、一体その金はどこへ行くのか!?
著者について
■大内顕(おおうちあきら)
1958年、東京都葛飾区金町生まれ。77年、中央大学法学部法律学科に入学。82年に同大学を卒業し、警視庁職員となる。葛飾区の本田(ほんでん)警察署の警務課会計厚生係員として2年間勤務。
89年に北沢警察署の会計厚生係長、東大和警察署の同係長を経て、97年に警備部警備第一課庶務係主任に。2000年10月に、18年間勤めた警視庁を退職し、フリージャーナリストに転身。
雑誌の取材、TVコメンテーターや講演活動をこなしながら現在に至る。
ジャーナリストとして著書を上梓するのは、今回が初めてとなる。
173 :
名無しピーポ君:02/08/01 17:10
>>1の告発内容?を見た
こりゃまさに事実だね
ただ一般職員だから
金の事しかしらないねぇ
公安職だったら
もっと闇の闇を語るがね
174 :
名無しピーポ君:02/08/01 17:32
175 :
名無しピーポ君:02/08/01 17:51
>>174 闇の闇まで語ったら
ここにいる志望者達がとても可哀相
話半分としても鬱になるからね
176 :
名無しピーポ君:02/08/01 17:53
>>175 本に書けないことを知りたい。
志望者が不祥事を起さないためにも良いのでは?
177 :
名無しピーポ君:02/08/01 18:14
捜査費・・・
それは・・・
秘密です
178 :
名無しピーポ君:02/08/01 18:30
>>177 捜査費が裏金になっているのでは?
教えてください。
179 :
名無しピーポ君:02/08/01 20:29
本部がらみのケースは「散髪」と呼ばれているが、これを説明すると、
ある大きな事件が発生した際、捜査本部が置かれ、捜査予算が決まる。
その金額を仮に五百万円とすると、その五百万円を、まず本部が「散髪」
して二百万円を抜く。残りの三百万円のうち、所轄署の上が同じように
「散髪」で百万円。残った二百万円が本当の捜査費用になる。
あくまで一つの例で、この比率が正確というわけじゃないが「散髪」が
行われていることは確かだ。
180 :
名無しピーポ君:02/08/02 21:28
良スレage
警察試験受験生もこのスレ見ましょう。ためになるよ!
181 :
名無しピーポ君:02/08/03 08:53
>>179 なるほどなー だけど警察もやり繰りくりが 大変て言うことだろ
国民の税金を上げて 警察に回してやろうじゃないか
給料ももっと上げて年収平均3千万とかにしてやりたてと思わんか!!
182 :
名無しピーポ君:02/08/03 19:26
著者について
■大内顕(おおうちあきら)
1958年、東京都葛飾区金町生まれ。
77年、中央大学法学部法律学科に入学。(なかなか良い学歴だ)
82年に同大学を卒業し、警視庁職員となる。
葛飾区の本田(ほんでん)警察署の警務課会計厚生係員として2年間勤務。
89年に北沢警察署の会計厚生係長(7年で係長になるとは、スピード出世だ)
東大和警察署の同係長を経て、
97年に警備部警備第一課庶務係主任に。
(係長から主任へとは、降格人事か?)
2000年10月に、18年間勤めた警視庁を退職し、
フリージャーナリストに転身。(本は売れたのだろうか?)
雑誌の取材、TVコメンテーターや講演活動をこなしながら現在に至る。
ジャーナリストとして著書を上梓するのは、今回が初めてとなる。
183 :
名無しピーポ君:02/08/03 19:53
>>182 署の係長と本部の主任は同格なんですよ
公安職に当てはめると警部補級です
184 :
名無しピーポ君:02/08/03 23:10
>>181 >給料ももっと上げて年収平均3千万とかにしてやりたてと思わんか!!
そんだけ裏金作ってればもうそのくらい給料もらってると思われ
185 :
名無しピーポ君:02/08/04 22:05
このスレは常にageとかんとな
186 :
名無しピーポ君:02/08/04 22:08
捏造して捜査費ねん出しないとただ酒が飲めないのよ
187 :
名無しピーポ君:02/08/05 10:35
>>186 ただ酒飲んで、痴漢してますか?
<痴漢>神奈川県警生活安全課長を現行犯逮捕神奈川県警栄署
神奈川県警栄署は
きのう(2日)、
横浜市栄区の
神奈川県警戸部署
生活安全課長、
星村恭遵容疑者=58歳を
県迷惑防止条例違反の疑いで
現行犯逮捕しました。
調べによりますと、
星村容疑者は
きのう午後9時55分ごろ、
JR根岸線の普通電車内で、
隣に座っていた横浜市の
29歳の女性の太ももを
触った疑いが持たれています。
女性の前に立っていた
夫が取り押さえ、
栄署員に引き渡しました。
星村容疑者はこの日、
午後7時から9時までの間、
戸部署内で生活安全課員3人と
ビールや焼酎などを飲んだ後、
帰宅する途中だったといい、
調べに対し、
容疑を否認していると
いうことです。
188 :
名無しピーポ君:02/08/05 10:37
>>187 とりあえず、改行位置をどうにかしなさい。
ついでに「タダ酒」だと言うことも証明してみなさい。
189 :
名無しピーポ君:02/08/05 10:41
>>187 生活安全課とは痴漢を取り締まる部署なのですか?
痴漢を取り締まる人が痴漢をする。
なんかおかしくありませんか?
190 :
名無しピーポ君:02/08/05 10:45
>>188 読売新聞「星村容疑者は同夜、戸部署内で課員らと酒を飲み、かなり酔っていた」
朝日新聞「勤務終了後に署内で同僚と酒を飲み、乗車時はかなり酔っていたらしい」
191 :
名無しピーポ君:02/08/05 10:58
192 :
名無しピーポ君:02/08/05 11:31
193 :
名無しピーポ君:02/08/05 12:11
裏金に痴漢か。
ただ酒か。
・・・・・
194 :
名無しピーポ君:02/08/05 12:43
>>192 署内で酒を飲むときはビール券でというのが定説だが。
現職ならば知らないはずは無いのだが。
ビール券の出所は「色々」だが。
195 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:14
196 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:21
197 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:42
198 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:44
199 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:48
>>198 おもしろいと思ったんだろうね。哀れだね。
200 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:49
201 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:51
202 :
名無しピーポ君:02/08/05 13:53
203 :
名無しピーポ君:02/08/05 17:45
裏金いくらですか?
204 :
名無しピーポ君:02/08/06 09:31
裏金は年間12億円とも14億円とも言われています。
205 :
名無しピーポ君:02/08/06 13:47
裏金は何に使うのですか?
206 :
名無しピーポ君:02/08/06 13:55
内緒
裏金は警官の慰労に使うのでは?
208 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:06
それもある
209 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:15
押収した覚せい剤を不法滞在外国人に横流しして得た金
は裏金ですか?
210 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:21
それはないな
証拠品の扱いは特別で
地検に転換しなければならないのでね
211 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:28
10億円を超える金を生み出すのも
不可解だが、
それを使うのも凄いと思う。
警官はいったいどんな店で慰労しているのですか
212 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:34
署の講堂若しくは居酒屋
213 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:43
署の講堂若しくは居酒屋で10億円以上使う
のにはどれくらいかかりますか?
214 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:49
知らない
215 :
名無しピーポ君:02/08/06 14:57
「10億円」と「16円」
を間違えていませんか?
告訴・告発をしても、必ずしも捜査しなければならないというものではない。
警察は第一次捜査機関として、犯罪があると思料するときには捜査することになっているが、
ある程度の裁量が認められている。実際、すべての案件を捜査できるものではない。
また、告訴・告発もむやみに行っていいものではない。刑事訴訟法第183条では、
「告訴、告発又は請求により公訴の提起があつた事件について被告人が無罪又は免訴
の裁判を受けた場合において、告訴人、告発人又は請求人に故意又は重大な過失が
あつたときは、その者に訴訟費用を負担させることができる」として、不当な告訴・
告発の抑制を行っている。告訴人・告発人にも当然に責任が生ずることがある。
217 :
名無しピーポ君:02/08/07 22:29
218 :
名無しピーポ君:02/08/08 00:36
労働契約を締結しそれに基づいて労働したが雇った本人は最初から労働賃金を
支払う意志なくして賃金を支払うと偽り労働させた。
要するに労働詐欺にあったんだが富坂警察知能犯捜査係ヤハギ氏に相談したと
ころ「刑事事件にはそぐわないので泣き寝入りしてくれ」と相手にしてくれな
かった。
これは216と言う事だな!
警視庁の方針としては騙して労働させても詐欺ではないとのことだ!
ん〜む。警察はただの唐変木なだけか?
219 :
名無しピーポ君:02/08/15 23:13
警察庁と警視庁にとっては、もっとも望まない展開と言えるだろう。
「警視庁警備部が機動隊の旅費を操作し、
年間12億円もの裏ガネを捻出している」と内部告発した、
「警視庁の経理に精通しているX氏」が堂々と名乗り出た。
その正体は警視庁で会計一筋18年の元職員・大内顕(おおうち・あきら)氏(43)。
しかも、大内氏は実名で告発するばかりか、警視庁の裏ガネに関して、
会計検査院へ審査を要求した。
220 :
現役中学生:02/08/19 15:03
12億円か。
¥1,200,000,000
凄いな。
98円のカップラーメンが、たくさん買えるな。
ハンバーガーもいっぱい食えるなあ。
221 :
名無しピーポ君:02/08/26 16:41
こっちで行こう!
222 :
名無しピーポ君:02/08/29 00:36
警察官の中には、いい人達もいるのです。
不祥事を起こすのは、普段虐げられていることからくる
反発でしょうな。ちょっとした心の緩みであって、
皆が皆なそうという訳ではありませんので・・、
勘弁して下さい。
223 :
名無しピーポ君:02/09/06 15:05
セクハラで警視を停職処分
警視庁は6日、部下の女性職員数人を食事などに誘い、肩や腰に触るなどの
セクハラ(性的嫌がらせ)行為を繰り返していたとして、同庁警備部理事官の
警視(56)を停職3カ月の懲戒処分とした。
警視は署長や機動隊長などを歴任し9月3日付で警備部理事官に就任していた。
一身上の都合を理由に辞職願を提出。「相手が嫌がっているとは思わなかった。
反省している」などと話しているという。
警視庁によると、警視は今年1月から5月ごろにかけ、20代の女性部下数人
に対し、計十数回にわたり2人だけで飲食に誘い、希望部署への配置換えなど
人事上の処遇をちらつかせながら、顔を近づけてキスを迫ったり、マッサージを
装って手や肩、腰に触ったりしたという。女性職員からの訴えで発覚した。
警視庁は「セクハラ行為は警察庁の基準で減給または戒告となっているが、
繰り返していたということを重くみて厳しい処分をした」としている。
http://www.sankei.co.jp/news/020906/0906sha064.htm
224 :
名無しピーポ君:02/09/06 15:31
警視庁ってある意味すごいね
帳簿上とは別に、(※裏金は)私的に消化されているのが現実です。
ただし、そこに関わることのできるのは警部以上、上級職になればなるほど、
自由にできる裁量権も金額も大きくなるというわけです。
ともにいた人が去るに当たって、自分の懐からいくばくかの金を贈る、
日本ではあたりまえと言える習慣です。しかし、「警察社会での、
とくに上級者の間での餞別は、そんなものじゃないんです。言うならば、
公金(※裏金)を使っての相互扶助的性格のもの」です。
「警察社会における餞別というのは、はっきりと慣習化され、
システム化されているという意味で、一般の餞別とはまるで違う」んです。
ただし、餞別やお祝いを裏金で処理できるのは警部以上、それ以下は、
世の常識どおり自分のポケットから出すしかないわけで、異動の多い警察では、
この出費には泣かされます。帳簿上には、会合・打ち合わせ・懇親会などと書かれますが、
その実態は個人的な遊びのツケ処理であることが多いんです。非常識とも言える上司の
個人的飲食代の処理に、口に出してはいけないはずの愚痴を言ってた経理担当者もいましたよ。
課長付きの車の運転をやっていた男などは、上司の夜ごとの飲み屋回りと、
日曜まで家族サービスのために駆り出されるという公私混同に、
ついに我慢できず退職しました。彼は私に、こう言ったものですよ。
「おれが単なる運転手なら我慢する。ネオンの街に何時間待たされようと、
何軒はしごされようと、それが仕事であり、それなりの待ちかたがあるからだ。
しかしおれは警察官であり、警察の職務として車の運転をしている。
いかに相手が酔っ払っていようと、警察官の姿勢で待ち、迎えなければならないんだ。
いったいあの野郎が、何のために、誰の金で酒を飲んでいるのか。
おれはそんな警察に我慢できなくなって辞めたんだ」。
はなはだしきにいたっては、健康保険適用外の、何十万円という歯の治療費を
裏金で処理したのもいたということです。
近ごろ、警察辞めたら選挙に出るような風潮があるけど、
警察辞めたぐらいでそんな金あるはずがない。要するに餞別で集める
(※警視総監の退職時には、昭和40年頃でさえ「慣例」として警察以外の関係団体から、
1500万円もの大金の餞別があったとされ、
当時の福岡県警でも「部長経費」と称する部長の使途自由の裏金が、
慣例的に年間600万円もあったとされている。現在では、どんなに高額であろうか?。
また署長クラスでも、餞別となれば警察外郭団体から何十万円もの餞別が出る。
したがって、警察関係者その他の餞別等をも考慮すれば、
どれほど巨額な餞別が動くか推して知るべしである。
署長歴任3回で家あるいはビルが建つと称せられるのも、
当然と解するべきであろう・・・。したがって、代議士への選挙費用の出所も、
必然的に推認できる。)んだな。今では署長ですら、
辞めるとなったら企業まわりをやって金を集めている。
挨拶したあとを、次長あたりの部下がまわって金を受け取ってくるんだな。
そういう役割も決まっているんだよ。僕が本部長(※大阪府警)辞める時は、
さすがに総会屋からは、餞別集めるのはやめさせた。それがまあ、
精一杯(※総会屋以外の、あらゆる所から集金したとの意味。)だったね。
現役時代、管内を巡視すると、「夜は必ず女」が来る。まあ芸者なんかだね。
これは地元の署長が手配(※「警察署長は、売春のポン引き」か・・・!。
同じ人間でありながら、そうまでして本部長のご機嫌を取り、
自分の身の安全と出世を図りたいのか。人間の良心はどうした。
恥を知れ、恥を・・・。女をあてがうのは、「わが罪はつねにわが前にあり」の著者も、
近畿管区警察局勤務時代に女をあてがわれた事実を認めている。したがって、
「本部長等のキャリアに女をあてがうのは、警察の慣習行事」と解するのが相当である。)
したもんなんだよ。僕はそういうの嫌いだから、初め追い返した(※本当かね・・・?)。
そうしたらその女が、何かそそうがあったんじゃないかと、いじめられたというんだな。
それでそれ以後(※1回のみではないとの意味。)は、帰さないで隣の部屋で寝かせてやる(?)ようにした。
女の世話をしておかないと、気がきかない署長だと言われるようなところもあったんだろうね。
・・・本部長ともなれば、自分でやるのは飯を食うこととトイレへ行くぐらいのものだというが、
まさしくお殿様である。いったい、そのための金はどこから出ているのか。
これは公金(※国民の血税たる警察予算ピンハネによる裏金)以外の何ものでもない。
いやそれより、自分が女をあてがわれているその時間にも、一線の警察官は体を張って仕事をしている、
ということを意識することはないのかということである。
「思い上がりを思い上がりとも気づかない意識構造」、
キャリアに何より顕著なのはそれ(※正しくその通り。
交通地獄の危険現場で体を張って精勤する警察官と同じ人間であるにも拘らず、
そうしたノンキャリアの犠牲の上で、「女や御殿のような本部長官舎」をあてがわれ、
ゴルフ・マージャン等のつきあいなど機嫌を取る部下は優遇し「特権階級意識で我物顔に君臨」する。
しかも、2年程度の任期を終えて他へ異動する際には、
「世間の常識を遙かに逸する巨額な裏金等を餞別として受け取り」異動する。
これが思い上がりでなかったら、何であろうか・・・。
そうした「傲慢極まりない思い上がり意識が存在」するからこそ、
本部長としての立場をわきまえない前代未聞の神奈川県警不祥事が発生したり、
あるいは身内同士の馴れ合いサル芝居とのソシリを回避するため、わざわざ警察庁が、
監察をする側とされる側との飲食等の禁止を指導しているにも拘らず、それを無視する。
公務より遊興優先の新潟・特別監察不祥事件あるいは茨城及び鹿児島等の特別監察がそれである。) だろう。
警察社会については、1.「警察社会における『不義』の実態は簡単なことである。
いわゆる『二重帳簿』方式の予算経理による『裏金』づくりが、中央からすべての都道府県に
わたる全警察組織において行なわれている」と、元警視監はその著書「わが罪はつねにわが前にあり」で明言し、
さらに同著書において、2.「不義は警察社会内部でも人間関係をそこなっている。
不義にもとづいて築かれる人間関係が基準となる」とも明言し、
また、3.「警察(とくに上層幹部)が金力崇拝の魔力に汚染されている」
とも明言している。現在の警察腐敗現象の根源は、この3点の中に総てが凝縮されている。
本部長ならではの女や豪邸(※本部長官舎)付きのお殿様ぐらし。
さらに2年程度で他へ異動する際には、世間の常識をはるかに逸する巨額な餞別をフトコロにして出て行く。
「本部長巨大利権」とも言えるそうした甘い蜜のしたたり落ちるような「本部長ポスト」を狙って、
ハイエナが群がるかのように、「あいつは運がいい。これで六連荘だぞ。随分金がたまったろう」などと、
キャリア本来の責務を忘れた陰湿な思惑が警察庁内で交錯するのも、
「金力崇拝の魔力に汚染された」人間の哀れな姿である。またノンキャリアにおいても、
職務遂行上の正当な必要経費が支給されているにも拘らず、
幹部(※警部以上)がキャリアあるいは署長等の異動時に、
予算(※血税)ピンハネによる横領公金いわゆる裏金を使って、
社会通念上の良識ではとても考えの及ばぬ大盤振舞の巨額な餞別をする。
あるいは自己の保身や出世のために、上に献金又は自分達の飲み食いに浪費する。
いわゆる、不義にもとづいて築かれる人間関係が基準の汚濁社会である。
したがって、この汚濁社会においては社会通念上の良識たる人間の良心は通用しないのみならず、
下の意見を上へ通すパイプも存在しない。周囲がすべて敵の組織社会である。その結果において、
他者への中傷誹謗やカゲ口あるいは足の引っ張りあい等が蔓延する。換言するなら、
この汚濁社会の中で生きていくためには、自己もまた汚濁に塗れなければならぬということである。
もしも、これに反して自己の良心に基づく意見を述べたり異議を唱えようものなら、
「警察の悪の結束」保持のために、組織から「裏切者」として確実に「元警察官」として外にはじき出される。
あるいは自殺への窮地へ追い込まれる。それが、この社会の現実の掟である。
そのために、どれほど多くの良識ある人間警察官が犠牲となり、
あるいは悲劇が生じたことであろうか・・・。「物言えば唇寒し」の警察社会である。
「警察官をやっていたら人間としてダメになってしまう」とは、
警察社会に身を置いていた或る人物の言葉である。こうした陰湿・非情のネクラ社会で、
人間的コミュニケーションが存在しないのは当然のことであり、
その結果、不祥事件が多発するのも必然的なことである。
231 :
名無しピーポ君:02/09/15 02:04
【不幸のレス】 このレスを見た人間は七日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です。
刑務所も囚人も私たちの税金使ってんだから、もう少し日本の刑務所なんとかしようよ。
中国じゃあ刑期も短く裁判もとっととやってとっとと死刑っていうじゃない。
そこまでいかなくとも税金の使い方もう少し考えてほしいなあ。
裁判は長すぎるし、裁判官も優雅に休みとって5時には閉廷?ってのはちょっと
おかしいんじゃないの?夜も働け!
↑
板が違う。ごめんね♪
234 :
名無しピーポ君:02/09/16 19:18
235 :
名無しピーポ君:02/09/29 14:32
age
236 :
名無しピーポ君:02/10/03 21:36
225の投稿よんでると涙がでてきます。
警察幹部が機動隊旅費と捜査費から
全くのインチキで蓄えた裏金で私腹を肥やしていると。
会計検査院はしっかり機動隊旅費と捜査費の
検査をして不正を正してもらいたい。
なぜ、検査をしないのか会計検査院の
職員には説明してもらいたいものです。
237 :
名無しピーポ君:02/10/12 21:17
ケイサシは裏金の始まり
↑こういうつまらん1行レスでスレをageてるヤツって何を考えて生きてるんだろうな。
素朴な疑問。
239 :
名無しピーポ君:02/10/14 16:08
警察官なんて他に就職無くなったときに最後に行き着くとこだからな。
試験も公務員試験の中で一番楽だし。馬鹿なのは仕方が無い。
馬鹿しか採用できない試験だから、怠慢なのも、犯罪を組織ぐるみで
悪質にもみ消すようになるのも当たり前だ。
警察は国民の敵だ。日本警察は世界の恥晒しだ
241 :
名無しピーポ君:02/10/23 21:47
裏金たっぷり
242 :
名無しピーポ君:02/10/28 15:35
警視庁には、第1機動隊から第9機動隊までと特科車両隊の合計10個の機動隊があり、
3000人以上が所属している。
また、機動隊は国家的な治安の任務に就く性質上、経費は国でまかなわれている。
X氏は「機動隊こそ、ケタ違いの裏ガネを生み出す源泉だ」と指摘する。以下がそのカラクリである。
「現場の機動隊員はおろか警察幹部でも知る者はわずかですが、『旅費法』
(正式名称は『国家公務員等の旅費に関する法律』)や『警察庁旅費取扱規則』などの規定により、
機動隊員は毎日、“出張扱い”となっています。つまり、旅費(交通費や宿泊費、日当など)
が国費から支出されているのです。ところが、警視庁は書類上だけ機動隊員へ
旅費を支払ったことにし、実際は裏ガネとしてプールしています」
243 :
名無しピーポ君:02/11/05 21:57
プールした裏金のプールで泳ぐと気持ちよいですか?
244 :
名無しピーポ君:02/11/05 22:42
245 :
名無しピーポ君:02/11/05 22:51
>>244 何とかして欲しいのなら通報でもしたらどうだ?
こんなところに書くより何倍も効果的だぞ。
それとも、キーボードは叩けても人とは話せないか?(ワラ
また、煽りだな
248 :
名無しピーポ君:02/11/06 10:53
>>248 べつに2ちゃんねるでは珍しいことでもない。これが普通だろ。
250 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:00
>>249 そうですね。2chでは普通ですね。
警視庁でも13億の裏金くらい普通なのと同じでしょうね。
別に驚くことではないんでしょうね。
251 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:00
教えてガリレオ!
京都の繁華街河原町では夜になると
DQNが沢山沸いてきて、ケンカなどが絶えません
いつ意味もなく巻き添えを食らうのか不安で、治安は大阪以上に最悪です
警察はDQN方に対して何も取り締まりを強化せず、
なぜなのか一般の普通の人を厳しく取り締まります
京都の警察は野中さんの逝きでもかかっているのでしょうか?
なぜ、京都だけ悪いことをする人やモラルに無縁の人が
沢山街にハビコッテいるのでしょうか?
どう考えても不自然です
どなたか京都府警と野中の関係を教えて下さい
>>250 関係ない話題を強引に持ってきてでも警察叩かないとやってけないんだね。
かわいそうに。
おまえ、友達いないだろ。
253 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:04
>>252 「警察は悪である」という議論ができない
のであれば、このスレではただの煽りであると思います
>>253 独自の理論展開ご苦労。
誰も聞いてないよ。
255 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:09
>>254 独自の理論を持っているのはお互い様でしょう。
256 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:15
特異な理論は持ってますが、何か?
>>255 お互い様かもしれんが。キミのように「特異」ではないと思うよ。
258 :
名無しピーポ君:02/11/06 11:42
>>257 お互いが、お互いに特異だと思っているだけでしょう。
>>257 いえいえ、アナタ様のことをとやかく言っては居りません。
私が「特異」だと申しております。
ワタクシ、特異であります。
260 :
名無しピーポ君:02/11/11 15:02
警察の経理は「捜査上の秘密」を理由に会計検査院や都道府県監査委員、
情報公開から聖域となっている。そのため、架空の出張や情報謝礼などを計上し、
裏ガネを捻出することが可能である(これらは公文書偽造や詐欺にあたる)。
実際、「裏ガネ作りは日常的に行われている」という内部告発も多く、
そういう組織で交通違反キップや調書の偽造が横行するのは当然だ。
カジノバー汚職:
元巡査部長に有罪判決 福岡地裁
福岡県警のカジノバー汚職事件で、福岡地裁は18日、受託収賄罪に問われた元巡査部長、
樋口秀美被告(55)=懲戒免職=に懲役1年2月、追徴金100万円(求刑・懲役2年6月、
追徴金100万円)の判決を言い渡した。林秀文裁判長は「警察に対する県民の信頼を根底から
揺るがしかねない。要求型の収賄で強い非難に値する」と述べた。樋口被告を含め元警察官4人
が起訴された一連の事件で、判決は初めて。
林裁判長は更に、樋口被告が事件の3年前の96年ごろ、上司の紹介で福岡市博多区中洲の
カジノバー関係者、池上誠吉被告(66)=別の警察官への贈賄罪などで公判中=と知り合い、
98年ごろまで捜査情報を提供した見返りに現金を受け取っていたことを認定。樋口被告が同僚
だった元警部補、坂田一臣被告(53)=受託収賄罪で公判中=を池上被告に紹介していたこと
にも触れ、県警職員とカジノバー業界の癒着の実態を指摘した。
判決によると、樋口被告は99年9月21日、ゲーム機器販売会社役員、李功被告(42)=
贈賄罪で公判中=から、経営する中洲のカジノバーの捜査情報を提供するよう頼まれ、現金
100万円を受け取った。
[毎日新聞11月18日]
262 :
名無しピーポ君:02/11/18 19:23
裏金で酒池肉林、日本の警察もうだめ
263 :
名無しピーポ君:02/11/26 10:04
まっ、警察官が卑劣な職業だということに変わりは無い。
264 :
読み人しらず:02/11/27 15:28
あんまりひつこく警視庁機動隊の裏金つくりをつっつき回すと、陰気な”公安”(天下の警視庁公安部ー警視庁警備部のお仲間ー自民党政府の忠犬)のデコスケさんたちに付きまとわれるよ。
(注、デコスケー警官、刑事のこと)
265 :
名無しピーポ君:02/11/27 15:35
>>264 それって裏金を認めてるようなものじゃない?
警視庁関係者(本庁勤務)に質問です。
刑事部長(たぶんキャリア)⇒階級 警視長
捜査一課長(たぶんノンキャリア)⇒階級 警視正
この間に参事官とかなんともあるそうですが、上記は正しいのでしょうか?
小説を書いてるので、質問いたします。
267 :
名無しピーポ君:02/11/27 15:54
>>266 あまり警察の莫大な裏金とは関係なさそうですね
268 :
名無しピーポ君:02/12/04 18:05
警察はどこへ行っても裏ガネまみれ
警部補逮捕:少女にみだらな行為 警視庁
警視庁は6日、同庁少年育成課福祉犯第1係の警部補、佐藤好春容疑者(56)
=東京都世田谷区北烏山=を児童福祉法違反容疑で逮捕し、同日付で懲戒免職処分とした。
調べによると、佐藤容疑者は今年9月1日ごろ、18歳に満たないことを知りながら、
少女(15)にみだらな行為をした疑い。
佐藤容疑者は2月ごろ、当時中学3年生だったこの少女から参考人として話を聞いた
ことから、知り合った。4月ごろから食事やドライブなどに誘い、金品を渡すなど
していたが、頻繁な誘いを少女が拒んだところ、それまでに渡した金品の返還を求めた。
そして、困惑する少女に対し、みだらな行為に及んだという。
270 :
名無しピーポ君:02/12/09 10:19
警官って最悪だな
贈賄の暴力団会長に実刑=県警汚職、「常習性」認める−福岡地裁 (時事通信)
指定暴力団道仁会(福岡県久留米市)をめぐる福岡県警の汚職事件で、贈賄罪に
問われた同会会長松尾誠次郎被告(56)の判決公判が9日、福岡地裁であり、
林秀文裁判長は懲役1年2月(求刑懲役2年6月)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、松尾被告は1999年12月と翌年12月、捜査情報の見返りに
元大川署警部補松尾和弘被告(57)=収賄罪などで公判中=に計100万円を渡した。
林裁判長は道仁会の組織を温存し体制固めをするため、96年4月から多数回にわたって
現金を渡すようになったと指摘。「常習性が認められ非常に悪質。警察官の職務に対する
信頼は著しく失墜した」と述べた。
272 :
名無しピーポ君:02/12/09 21:20
一般人と警察官を同じに考えてはいけない。
フランス語の名句に Nobless Oblige という言葉がある。
「高い位には高い徳が必要とされる」と言うような意味だ。
警察官には一般人には認められていない特別な権力と武力が与えられている。
特別な力=高い位と考えても良いだろう。
特別な力を持つ者が一般人と同じ事をすればそれだけで批判される。
それが一般人でも許されないような不祥事を起こすとなれば叩かれるのは当然だろう。
これは偏見ではない。
そしてそういった徳の足りない者に特別な力を持たせているのは警察という組織である。
そのような「警察」という組織が一括りで批判されるのも致し方ない事だろう。
273 :
名無しピーポ君:02/12/15 21:56
税金泥棒あげ
274 :
名無しピーポ君:02/12/17 20:54
とどまるところをしらない警察の不祥事・犯罪は国民の警察への信頼を失墜させ、
犯罪の増加や社会不安を招くという深刻な事態を引き起こしています。
いま必要なことは、機能不全に陥っている監察制度や公安委員会制度などの改革に
取り組むとともに、徹底的に警察組織のうみを出し、腐敗の温床を総ざらいすること です。
275 :
名無しピーポ君:02/12/20 16:44
権力を悪用する警察官は 賄賂だけを目的で暴力団に近づ
いたりしません
松山巡査事件・・・・
昭和53年1月10日、警視庁北沢署の外勤課(なつかしい〜)
松山純弘(20)が、世田谷区経堂1丁目で警邏中、劣情をモヨオシ
22歳の女子大生、長谷川優子を強姦、発覚をおそれて絞殺、ついでに
金品を窃取した後、第一発見者を装ったもの。
当時の土田警視総監が責任をとって辞職した。
なお、松山純弘はカゴンマの指宿出身で、オマワリをしながら、
剣道2段であったのが関係?してか、国士舘の経済の夜間にかよっていた
277 :
名無しピーポ君:02/12/25 16:58
,,..--―-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/, -----、.ヽ, / |
| i_,,,,_ __゙l | | 警官死ね! |
,!、i'゙-‐-: '-、|/ / _______/
/'') ..., '‐-‐、.j  ̄ ̄
/ ,‐!::...`'''''''`ノ
_,,,l ;! ::|ヽ、二 イ
, -‐'゙゛ i::.. | .ヽ/;ヽj!`‐-、_
l ノ::. .:|、 .ヽ,:ヽ| <゛~ヽ、
,:''`` ''"゙.|;;:‐''゙|.ヽ、 ヽ;::| / .|゙l
,: ヽ::il;;! ヽ、ヽ| / | :|
i o゚ :`;''゙ ヽ| / | .|
i ..:::::,:::'::::: . |゚ |,,;:->、
`.、__;;/:::::::::: : | !''" |
i ::.:::: : | | .|
| |゚ / |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
\____________________/
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
279 :
名無しピーポ君:03/01/07 11:39
>>278 かわいそうに・・・
そう思って見下してないと生きていけないんだね・・・
同情するよ・・・
280 :
名無しピーポ君:03/01/07 14:14
「署長の退職に、署員の金が使われる」という実情があります。会計と警務は警察の中でも
地位が高いところで、署長が退職するときに、毎月署員から数100円〜数1000円単位
で何らかの形でピンハネされた金は裏金として蓄えておき、署長が退職するときに払われる
ことが多いです。そのため、大きな署ほど、その金が大きいです。そのうえ、所属長クラス
ともなれば一応は天下り先も用意されていたりするものでして、その規模は元警視総監の
前田氏のようにはいかないとはいえ、この不景気に何の苦労も無く再就職できる
−これは役人共通ですが− ことには疑問を感じます。
署長が新しくなると管轄内の企業に挨拶回りをしますが、それは要するに「金集め」です。
年始の柔剣道大会しかり、防犯協会しかり・・・大きな企業になればご挨拶と言うことで、
札束をいくつも渡すなんて姿が見られることも・・
281 :
名無しピーポ君:03/01/07 14:31
ふーん
282 :
名無しピーポ君:03/01/14 10:02
・警察庁から全国県警の末端にいたるまで組織的な裏金づくりが行われている。
・カラ出張、カラ会議、実際には支払われない協力者謝礼、参考人の旅費・日当
等の偽領収書をほぼ全警察官が日常書かされている。
・ほぼ全警察官の超過勤務手当がピンハネされて、裏金に回わされている。
・裏金は各課で使われるもの、各部で使われるもの、部長経費として使われるも
のがある。
・裏金の使途は、部長、各部、各課の飲食費、幹部の個人的な日常の諸経費の
他、幹部の餞別として使わており、裏帳簿で管理されている。
283 :
名無しピーポ君:03/01/14 10:09
総統 マンセー
284 :
名無しピーポ君:03/01/16 15:44
裏金がデブ警官の飲食に使われていることにはかわりまい
285 :
名無しピーポ君:03/01/16 15:45
かわりまい
286 :
名無しピーポ君:03/01/17 13:16
いつも発情して気持ち悪いホモ警官、怠けてばかりのデブ警官、
国民の血税使ってこんなの飼ってるってどうよ?
287 :
名無しピーポ君:03/01/17 13:54
(^^)
289 :
名無しピーポ君:03/01/20 14:44
警察には、裏金づくりがバレないようにマニュアルが完備されている。そう、経理の裏マニュアルが存在しているのだ。
これによって表帳簿と裏帳簿をもつことが普通になっている。これを世間では二重帳簿と呼ぶのだが、警察は組織・人事
すべてが二重化しているからこのような二重化が可能となるのだ。
290 :
名無しピーポ君:03/01/20 14:45
警察には、裏金づくりがバレないようにマニュアルが完備されている。そう、経理の裏マニュアルが存在しているのだ。
これによって表帳簿と裏帳簿をもつことが普通になっている。これを世間では二重帳簿と呼ぶのだが、警察は組織・人事
すべてが二重化しているからこのような二重化が可能となるのだ。
>>290 「経理」・・・・・・プ
どっから持ってきたコピペだそりゃ(ワラ
292 :
名無しピーポ君:03/01/20 17:07
>>291 体は何ともないのに気分がすぐれなくて厄介ですが、生きているだけましと考えて
無理をしないで生きていきましょう。
293 :
名無しピーポ君:03/01/24 20:33
警察組織の頭が腐り、ノンキャリが手を汚して作った裏金を、高級幹部がこれを懐にしているから、
綱紀が乱れ、現場の不正行為を正すことができないのです。現在の警察の士気や能力の低下、
規律の乱れは、上級幹部たちの私財つくりめための不正経理にこそあるのでず。
294 :
名無しピーポ君:03/01/26 21:22
裏金作って仕事せず
295 :
名無しピーポ君:03/01/26 23:31
この日本にはもはや平和の文字は絶滅しました。
警察とパチンコ業界の癒着
アダルトビデオやレイプビデオの氾濫
全て怠慢が原因ではないでしょうか?
296 :
名無しピーポ君:03/01/26 23:32
297 :
名無しピーポ君:03/01/26 23:37
まさにその通り
298 :
名無しピーポ君:03/01/27 05:01
原色の人、いや、なんていったらいいのか、キャリアじゃない人って
裏金の恩恵受けテンの?
もうこの際だから、ぶっちゃ毛トーク仕様よ。
警察官全員が給与とは別にその裏金を享受しているのだとしたら、
責められて然るべきだが、一部の特権者の私利私欲を肥やすためだとか、
恒常的組織業務のようになっていたとしたら、それは上にたつ者の責任だろう。
299 :
名無しピーポ君:03/01/27 13:20
>>298 > もうこの際だから、ぶっちゃ毛トーク仕様よ。
キミの欲求を満たすためにどうしてぶっちゃけなきゃならんのだ。
アフォですか?
300 :
名無しピーポ君:03/01/27 15:16
末期的症状。
301 :
名無しピーポ君:03/01/27 15:26
>>299 ぶっちゃけにゃならんのだということはぶっちゃけた話が実存するのか?
302 :
名無しピーポ君:03/01/27 15:34
ぶっちゃける前に、ぶっこわれちゃってるもんなあ、このクソスレ。
303 :
名無しピーポ君:03/01/28 10:20
304 :
名無しピーポ君:03/01/28 10:42
>>303 それは警察にも当てはまるということなのか?
305 :
名無しピーポ君:03/01/28 11:59
警察は絶対正義。
306 :
名無しピーポ君:03/02/03 16:05
ニセ捜査でカネをつくる
警察のとどまることを知らない「不祥事」の続発に、国民の怒りはピークに達しつつある。それはもう一部の「悪質」な警察官による「不祥事」などと呼ぶべきことがらではない。構造的腐敗そのものなのである。
警察の腐り切った姿を象徴するものとして、恒常的な不正経理があげられる。今だにマスコミはこの問題をきちんと取りあげていないが、それは根深いものだ。
97年10月8日、東京地裁は「警視庁赤坂署の防犯課が参考人への日当など架空の名目で違法に公金を支出した」と認定した。赤坂署防犯課は、
93年1月から10月、のべ44人に計43万円の旅費・日当を支給したことにしていた。ところが、この44人のうち住民票などで所在を確認できた人は7人しかおらず、
7人のうち5人は支給を受けていなかったのである。少なくとも、42万7000円が警察の裏金にまわったのだ。
96年の長崎県警の件はさらに悪質だ。暴力団員と口裏を合わせた短銃押収をおこなったとして、暴力団対策課の元警部補・大宅武彦が書類送検・懲戒免職された。
しかし、これはウソの出張書類をつくるための組織ぐるみの行為だったのだ。長崎県警が短銃押収をするために、暴力団員に短銃を隠させていたのである。大宅は「何も知らずにはめられた」という。
その後も、愛知県警、熊本県警などで同様のことが発覚している。およそすべての警察組織が、こうしたニセ捜査を行い裏金づくりに手を染めていることが明らかになりつつある。
では、こうしてプールされた裏金はどこへ行くのか。それは、官官接待の費用にまわされるほか、幹部がまったくの私用で消費するのだ。
重大なものとしては、異動のさいの「餞別」がある。その額たるや「署長3回で家が建つ」といわれるほどで、キャリアが受け取る額は数百万、本部長になると1000万をくだらないという。
そのすべてが裏金から捻出されるのだ(『日本警察の現在』小林道雄)。
307 :
名無しピーポ君:03/02/03 16:12
警察は絶対正義。
308 :
名無しピーポ君:03/02/06 11:54
なぜ警察だけこうも巨額の裏金作りが野放しに許されてきたのか
理由は簡単です。メディアが今日まで知らん顔して来たからです。
新聞社の地方支局には、山ほどの内部告発が寄せられます。それを受け取っ
た記者はどうするかと言えば、何を置いても県警本部の広報に一報しなければ
なりません。黙っておくと、ある日県警から呼び出しを食らうわけですよ。「
こういう投書がお宅に届いているはずだか…‥」と。
この手の内部告発は、数多くばらまかれます。受け取った側は、取材源の秘
匿もへったくれもない。まず県警にご注進に及ぶ。それをやらないと、一社だ
けが抜け駆けしているかのような印象を持たれて目を付けられますから。そう
いう状況で警察の不正を正そうなんてどだい無理な話です。
>>308 徹夜で作った脳内ネタ、ご苦労様でした。
たまには寝ないと頭に障りますよ。
311 :
名無しピーポ君:03/02/14 19:44
312 :
名無しピーポ君:03/02/15 16:10
東京都監査委員は何してるんだろう?
単なる名誉職なだけかな?
誰もが恐れる「監査」と思われるように、警視庁の不正経理を暴いてほすぃ。
裏金つっても、下のもんに行く給料を上のほうが掠め取ってるのが大半でしょ。
どーせ。
314 :
名無しピーポ君:03/02/24 17:29
315 :
名無しピーポ君:03/02/25 16:24
機動隊とは市民の安全を守る為ではなく、警察官僚に裏金を廻す為に存在する
組織なのです!!もし、テロ組織が日本に入り込んでテロ活動を展開した時、裏
金作りしか能の無い連中がまともに戦えるのでしょうか?大いに疑問です!!
これだけの公金横領が行われているのに、会計監査院は今まで一体何をやって
いたのでしょうか!何でも戦後、会計監査院が審査した不正はたったの67件で
その内是正すべきと判断された会計処理は僅か3件だったのです!!
地方自治体に対する会計監査は地方自治法に定められた住民監査請求が適用
できますが、国家予算に関しては会計監査院の審査しか適用されないのが現状
です。しかも会計監査院の審査が適用されるには国へ納入した商品の代金が支
払われていない業者など直接的な被害者しか告発できないのです。
つまり、直接的な被害者でない人が告発しても会計監査院は絶対に動かないの
です。こんなふざけた制度で公金横領・不正会計が発覚するわけがありません。
これでは戦後50年経ってもたったの3件しか不正会計を摘発できないはずです
裏金作りに没頭していた警察だけでなく、今に至るまでそれを見てみぬふりして
きた会計監査院も万死に値します!
316 :
名無しピーポ君:03/03/06 15:32
警察はどこへ行っても裏ガネまみれ
317 :
名無しピーポ君:03/03/06 15:33
(^^)
320 :
名無しピーポ君:03/03/20 11:22
警視庁愛宕署の公安3課にストーカー気質の危ないオタク野郎がいる。
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちのシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことをレコードの再生のように何度も言って変)
●たとえ友達が多い奴でも、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
323 :
名無しピーポ君:03/04/21 18:06
粘着屯田兵sage
324 :
名無しピーポ君:03/05/06 18:55
警視庁愛宕署の公安3課にストーカー気質の危ないオタク野郎がいる。
325 :
名無しピーポ君:03/05/09 20:59
警察の経理は「捜査上の秘密」を理由に会計検査院や都道府県監査委員、
情報公開から聖域となっている。そのため、架空の出張や情報謝礼などを計上し、
裏ガネを捻出することが可能である(これらは公文書偽造や詐欺にあたる)。
実際、「裏ガネ作りは日常的に行われている」という内部告発も多く、
そういう組織で交通違反キップや調書の偽造が横行するのは当然だ。
326 :
名無しピーポ君:03/05/13 01:26
age
327 :
名無しピーポ君:03/05/13 11:38
2chの反警官書き込み家 対 全国のパソコンを使う警察官
だめでし 2chでも勝負が決まっているかも・・・
329 :
名無しピーポ君:03/05/13 13:57
この板に常時必ずいる非番警官↑
330 :
一事が万事:03/05/13 14:40
一事が万事、腐りきっているんだよ。
拉致問題にしても、10人もやられる前に警察のごろつきどもがきちんと捜査して、
ちゃんとしっかりした対策を立てていればやられなかったのだ。
場合によっては明らかにそうだとわかっていながら、何もしないかできなかった。
恐らく現場では恐怖で動けなかったし、警備(軽微)公安の上層は当然知りながら
多く拉致されて将来大問題になることを望んで放置したことは間違いない。
そんなクソ軽微公安のクソ警官がいまやマスコミで吠えていることをみても
その動機がミエミエといえる。
国民の生命をも自分らのために道具とする軽微公安のやったことしなかったこと
、違法な不作為は北がやったことと全く同じ、共謀共同正犯と同視できるのだ。
テレビで吠えまくる元警官の自民党代議士は恥を知れ!
333 :
名無しピーポ君:03/05/13 21:59
よっこらしょ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
336 :
名無しピーポ君:03/06/10 17:26
>>332 スクリプトに粘着か・・・
いいなぁ、ある意味うらやましいよ。
337 :
名無しピーポ君:03/06/10 17:43
いやいや、繰り返すようだけど。
1ヶ月だよ、1箇月。
338 :
名無しピーポ君:03/06/20 17:34
裏金は逮捕されないの?
裏金ってさぁ・・・下の者がもらえる金を幹部がぶんどってるだけっしょ。
まぁ、外部のもんにゃ関係ないか。
340 :
名無しピーポ君:03/07/08 14:26
元署長に実刑判決 交安協横領事件で長野地裁
長野県交通安全協会連合会で県警OBらが預金口座から約1200万円を着服したとされる事件で、
業務上横領の罪に問われた連合会の元専務理事で元松本署長の土屋仁被告(65)と元経理部長で
元県警厚生課長の赤羽兼雄被告(68)の判決公判が3日、長野地裁で開かれた。青木正良裁判官は、
土屋被告に懲役2年(求刑懲役3年)、赤羽被告に懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑同2年)の
有罪判決を言い渡した。土屋被告側は「実刑は重すぎる」として控訴する方向で検討している。
青木裁判官は判決理由で「犯罪と無縁の人物であると信頼されていたにもかかわらず、私的な
用途に使ったのは悪質極まりない」などと述べた。
判決などによると、両被告は、連合会の普通預金口座から▽00年4月12日に約285万円
▽同19日に約393万円を引き出すなど、複数回にわたり計約1200万円を横領した。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
342 :
警察庁 キャリア組:03/07/14 17:01
こんなサイトがあるなんて、笑ってしまったよ・・・ 大体、このサイ
トには“警察オタク”が多いんじゃないかな?(笑)
警察が嫌いな人は、確かに多いとは思うよ?。でもなんでだろうね?
でもさ、そう言う奴に限って内心“警察好き”なんだよね。
パトカー見たり、覆面パトカーが通るとず〜っと見てたり、カッコい
いなんて思っていたりするんだろうね。・・・笑っちゃうよ!
サイレン鳴らして、現場に急行する緊急車両はカッコいいでしょ?
乗りたいでしょ? サイレン鳴らして、走りたいでしょ?
でも、“警察オタク”は見ているだけで幸せだもんね?
なり切っているだけで、我慢しなさい!(笑)
そんなに警察が好きなら、採用試験、受ければいいのに・・・(笑)
でも、“オタク”には難しいかもね? まず、無理だね(笑)
頑張れ!、“オタクども”・・・
偽造警官で捕まるなよ!(笑)
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
344 :
名無しピーポ君:03/07/18 14:36
age
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
346 :
名無しピーポ君:03/08/06 17:34
347 :
名無しピーポ君:03/08/12 14:01
good
348 :
名無しピーポ君:03/08/12 21:55
>266
正解。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
茶髪ショートカットの可愛らしい娘ですが
オッパイは張りがありかなり立派なものをお持ちのようです。
極太のバイブを挿入してのオナニーシーンはかなり見応えがありますよ。
締まりのある身体に巨乳が勃起モノです。
巨乳好きにはたまらない!!
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