世界樹のキャラはレン&ツスクルカワイイ

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132名無しさん@お腹いっぱい。
Chapter-1
僕にその手を汚せというのか

世界樹の麓に広がるエトリアの街…。
古来より世界樹の探索の拠点として栄えたこの街では、
その覇権を巡り、ギルド間で紛争が絶えなかった。
そうした永い戦いに終止符を打った男がいた。
後に執政院の長と呼ばれたヴィズルである。
多数のギルドからなるこの街を統一したヴィズルは
世界樹の迷宮探索を奨励し、街の繁栄を第一の目標とすることで
こうした対立を取り除こうとした。
その統治は半世紀に渡り、エトリアは栄えた。
しかし、紛争の火種が消えたわけではなかった…。
ヴィズルの死後、糸目アレイは富裕層の大半を占める商店主達を扇動し、
商店主・富裕層による街政の占有を主張。
さらに北の大国・ハイ-ラガードと密約を結び、
その庇護の下、反対派住民を容赦なく粛清した。
糸目アレイは更にエトリア周辺を実効支配下におく事を主張したが、
ハイ-ラガードから派遣された猟兵団団長の
フロスト・ガンコは戦力の損失を恐れ拒否。
アレイも渋々それを受け入れ、進軍は停止しした。
街の地下に追いやられた2つの反糸目陣営のうち、
勢力の7割を占める執政院ラーダ系勢力は
指導者オレルスの下、地下迷宮部の覇権を手にするため
原住民であるモリビト系住民に宣戦を布告。
民族の根絶を目的とした虐殺を展開した。
一方、モリビトは執政院に反感を抱く冒険者達と協力して抗戦したが、
戦力の差によりわずか半年で敗北した。
オレルスは執政院の勝利と地下戦乱の終結を宣言したが、
モリビト・反執政院派の冒険者に対する弾圧は尚も執拗に続いた。
残された者の多くは抵抗を続けたが、
指導者ロリビトが捕囚の身となってからはそれも次第に下火となり、
執政院の用意した猫の額程の広さの自治区に足を運ぶ者が増加した。
こうしてエトリアの内乱は鎮静化した。
しかし、それが、つかの間の静寂であることを
知らぬ者はいなかった…。


そんなシナリオ