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んじゃ、落としてみるわ。
さっき姉に見てもらったところ激しくやばい描写があるといわれ、
大幅に中間部分が検閲されています。ホントはもう少し、助手とラキのからみがあったんだが平にご容赦を。
Dのシナリオ分が終了して少ししてからということで。
あと、某萌えスレのネタが一部ありますので平にご容赦を。
一部ヤバイ表現があるかもしれませんが、笑ってごまかしておきます。
ジョシュア・ラドクリフのことを聞くと大抵こう返ってくる。
「ああ、あの老成した、枯れた感じの」
実に的を得た意見である。
だけど、彼だって10代の青年である。恋の一つや二つだってする。
いや、それは悪いことではない。むしろ、彼のような前途ある若者の恋は祝福すべきであろう。
まあ、問題はその恋をした相手がたまたま宇宙的恐怖の産物だった、ということと世間知らずということで―――
――南極・ルイーナ本拠地跡。現・南極基地
門の影響かどうかは知らないがテケリリうるさいよく分からない何かがでてくるようになったので
出撃するようになってからしばらくしたある日のこと。
「ちょっと来い、親父。ラキのことでだ。」
「ん、何かな?」「このノートパソコンなんだが」
「ああ、3ヶ月前にグラキエースがパソコンの使い方を覚えたいっていうからあげたんだよ。あの子が自分からそんなことを言うなんて正直お父さん嬉しかったなぁ。
ここ最近で、人間っぽい感情がついてきてるしねぇ。いや、ホントお父さん嬉しい。」
「ああ、それは良いことなんだがな。さて親父、あんたは自分のデータを消してからこれを渡したか?」
「――あっ、忘れてた。お父さん失敗失敗。」
「そうか、やはり貴様か。もはや許さん」
「えっ?ちょッ、ジョシュア。何があったんだい?」
「黙れこのオタク親父め。これからいう質問に正直に答えろ。……このパソコン内にどれくらい十八禁ゲーム・画像を貯めこんでいた?」
「……30GB?」「30?」
「5,50、い、いやちょっととんで120TBだったような気が。」
「貴様の残したあまりにも有害データの群れのせいでな。ラキが、毎回毎回……」
(以下、ジョシュアの回想)
『ジョシュア、ジョシュア!なんで、この写真の女は服を着ていないんだ?』
『ジョシュア、ジョシュア!この○○○というのは何だ?』
『ジョシュア、ジョシュア!この漫画にあるようなことを私がすればお前は喜んでくれるのか?』
『ジョシュア、ジョシュア!何故、この女はアンアン言っているんだ?』
(以下略)
(回想、終了)
「そ、そいつは生殺しだねぇ。」
「ただでさえ、ラキとの共感能力がある状態で戦闘中含めそんな攻撃を2ヶ月近く喰らい続けた」
「ご、ご苦労様。」
「だが先日、ついにいろんな意味で理性のリミットを超えてしまってな………。」
「ま、まさか……!!ジョシュア、お前ッ!!」
「ああ、そうさ、そうだよ、俺はラキを押し倒してしまったよ!!笑うがいいさ!!ちゃんとした理性が戻ったのは朝だったよっ!!
貴様にわかるか、この気持ちがっ!!横でグッタリしているラキを見たときの俺の気持ちがっ!!故に親父っ!
俺は貴様を断罪するっ!!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
待った、ちょっと待ったっ!!ひどいよっ、このケダモノッ!!
お父さん、兄妹でそんなことをするような息子に育てた覚えはありませんっっ!!」
「貴様に育てられた覚えは無いわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
第一事の発端は貴様だァァァァァ!!」
「い、言いがかりだよ、これは言いがかりだよぉぉぉ!!」
かくして、史上最もしょうもない理由の宇宙的恐怖物語が生まれたそうな。