ロックマンゼロのDrバイルはクーックックックカワイイ
「これが…ラグナロク・コア…」
「クーックックック…ようこそ、破滅のショーの特等席へ…!」
「! その声…ドクター・バイルか…!あのラグナロクの攻撃の中で生きていたのか…」
「クッハッハッハッハッ!生きていた…?違うな…死ねなかったのだよ…!」
「その顔は…!」
「クックックックッ…この機械の体に驚いたかね…?それとも、ワシがレプリロイドなら戦えると安心したか?
残念だったな…これでもワシは人間なのだよ…こんな体でも…ワシは人間なのだ…!」
「…なんだと…?」
「ダークエルフによるレプリロイドの支配とイレギュラーの抹殺…後に妖精戦争と呼ばれる争いを起こしたワシは、
妖精戦争が終わった時に、当時の人間どもの手である改造を施された。
ワシの記憶の全てをプログラムデータに変換し…年老いたワシの体とともに
再生機能を持ったこのアーマーに押し込みおった…これがどういうことか分かるかね?
年を取り、ワシの体が傷つくとこのアーマーがすぐに再生させる…戦争の後の、光も自然も何もない世界で死ぬことすら許されず…
永遠に苦しみの中で生き続ける呪いをかけ…人間どもはワシをネオ・アルカディアから追放したのだよ!」
「………!」
「正義だと!?自由だと!?くだらん、実にくだらん!
貴様らレプリロイドがこの地上で何をした!機械人形のくせに自由をかかげ、遥か昔に戦争を始めたのは貴様らだろう!
貴様ら人間がこのワシに何をした!正義などという言葉を吐き、このワシを追放したのは貴様らだろう!
ゼロ、貴様はそんなレプリロイドどもを救おうというのか!?そんな人間どもを守ろうというのか!?」
「それで、こんな下らん作戦を企てたのか!?人間たちに復讐する為に!」
「クッハッハッハッ!復讐などではない。このワシが人間やレプリロイドどもに相応しい世界を築いてやると言っているのだ!!
レプリロイドの支配など生ぬるい…!人間の抹殺など一瞬の苦しみでしかない…!
生かさず…!殺さず…!ワシと共に…永遠に…!苦しみの歴史の中を歩き続けさせてやるのだ…!」
「!」
「クヒャーッハッハッハッハッ!このワシが教えてやろう…!愚か者どもに逃げ場などないという事を!
ブタどもの居場所は…このワシの元にしかないという事を!このラグナロクを使ってなぁ!」
「それが…お前の理想か!?」
「理想だと?戯言だ!」