>>311さんも載せてるけどグッドエンド。行が多すぎるから改行は違うけど。
(ドサッ!!)
主「アカネ!!しっかりしろアカネ!!」
茜「・・・・・・。」
主「アカネ・・・・・・・・。」
茜「あ、あ・・・・ああああ。」
主「アカネ・・・・お前、涙が・・・・。」
茜「私、泣いているんですか?」
主「ああ、泣いているよ。」
茜「勝手に涙が溢れてきます。
どうしてですか?泣こうとなんてしていないのに。」
主「お前の心が溢れ出しているからだよ。
人の心は多くの感情を溜めておける程、
大きな器じゃないんだ。だからどこかで、それを吐き出さなきゃならない。
感情を心の中から外に出す役割をしているのが涙なんだよ。
今、アカネが流している涙は喜び?それとも悲しみ?」
茜「・・・・・・・・・・・。きっと・・・・・・喜びです!!」
主「アカネ!!」
茜「暗闇の中でパワポケさんの顔が浮かんできました。
パワポケさんと初めて会った時の事を思い出しました。
パワポケさんの温もりを感じました。
思い出がよみがえりました。
そしたら涙が溢れてきたんです。」
主「幸せは誰だって望んでいい物なんだ。
辛い事はいつだって背中合わせなんだ。
だからアカネ。辛い時は泣けばいい。
その涙はこれからずっと俺が
受け止めてやるから。
幸せと感じたなら涙を見せてくれ。
俺がお前を抱きしめられるように。」
茜「パワポケさん・・・・・・。アカネは我慢しなくてもいいんですか?
主「ああ。」
茜「私はパワポケさんが大好きです!!
誰よりも!!何もよりも!!
だからずっと一緒に居てください!!」
主「それはお前を妹として認めた時に
約束しただろ。ずっと一緒に居てやるって。
我慢しないって事に慣れていないお前に
俺が見本を見せてやろう。
茜「・・・・・・・?」
主「こういう時はこんな風に言うんだ。
今は無理だけど、お前が卒業したら結婚しよう。
本当の家族になろうアカネ。」
茜「わっ!!わあああああ!!
パワポケさん、大好きです!!」
(ダキッ!!)
主「うわっ!
うお!は、離れろアカネ。」
茜「でも、家族になろうって。」
主「お前が卒業するまでは妹のままだ。」
茜「マジですか!!」
主「マジだ!!」
茜「むう〜。やっぱり道は長く険しいです。
でもゴールが見えました!!」
主「ゴールで待っているよアカネ。」
茜「はい!!待っててくださいパワポケさん。
すぐに辿り着きますから。」
主「ああ。」