スーパーロボット大戦OG2で萌えるスレ その53

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876名無しさん@お腹いっぱい。
〜医務室〜

「あー、死ぬかと思ったッス」
「あれだけの傷がそれで済む仕組みが不可解よね…」

体を消毒液に浸け込んで、頭にちびアラドを乗せたら傷は大体治った。凄い。

「ちょっとやり過ぎたのかな…」
「セクハラを?」
「何も説明してないのに正解に辿りつかないで下さい」

セクハラ女王の尋問は何よりもまずそこから始まる。結果大当たり。

「わぉ、ビンゴ?んふふ…で、どうだったの?濡れてた?」
「ストレートにオヤジ過ぎてスゲェ!」

セクハラ女王の尋問は何よりもまずそこへ結論を導こうとする。
根掘り葉掘り聞かれる予感の中、ちびはアラドの頭の上でうつ伏せになって寝ていた。和む。


〜ゼオラ私室〜

(……………)

ゼオラは自室のベッドに横になり、ずっと枕に顔を埋めたまま動かないでいた。
あの時、真っ赤に茹で上がった顔は未だに冷めないままで。

(アラドの……手…)

彼を好きでい続ける限り、いつかはそういう瞬間が来るのかなと思ってはいた。
もっと大人になったら、アラドの方から求めてくるのかなとか、そんな覚悟が全然ないと言えば嘘になる。
でも、さっきのは不意打ち過ぎて。

(思ってたより手が大きくて…凄く熱かった……)

あんなに頭の中が真っ白になるなんて。口を開く余裕なんて無くて、体も動かせなくなって。
ビックリし過ぎてもう何が何だかわからなくなってた。
でもなんだか、今も体の中にはあの時のアラドの熱さと、自分の中から噴き出すような熱さがあって。

(…熱いよ……アラド………)