>>945 実にGJ!
こうしたら方がいいってとこは、内容的には文句なし。書き方としては、一文が終わって改行するたびに1マスあける必要はないと思う点と、数ヶ所不要な改行で文が上下に途切れてるので、改行せずに一文が終わるとこまで書いてもいいんじゃないかと思った
時に、
>>934-940の続きっぽいものを書いても良いものじゃろうか
みんな我が儘を聞いてくれてありがとう。
やる気湧いてきた(`・ω・´)
改行の位置……
ごめん、いつも携帯からだから綺麗にできないんだ。
一応、40文字前後のキリのいいところで改行してるつもりなんだが、スタイルシートに頼っていたから、よくわからない。
パソコンが今壊れていてねぇ……OTZ
電撃スパロボにスクール組が
952 :
947:2006/11/14(火) 07:20:25 ID:rhgeptZo
アラドたちが私が帰ってこないことを不審に思って探してくれているとしても、大学…それも、屋上にいるとはまず考えないだろう。
いや、下手をすると、探してくれていない可能性すらある。あんな風に突然教室を飛び出したりしたのだ。
今日は帰って来ないかもしれない、と思われていてもおかしくない。
おまけに、ここから脱出しようとしても、ここは屋上。
三、四階程度なら飛び降りてもどうにかできるが、地上十数階の新築校舎だ。飛び降りるには高すぎる。
「ふぅ、結局ここで一晩過ごさないといけないわね」
校舎内と屋上を繋げるドアの正面の柵に腰掛ける。ここなら翌朝屋上に誰かが来てくれた時にすぐ見つけてくれるはずだ。
柵に寄りかかると、無性に眠気が襲ってきた。屋上から脱出しようと色々試したときに体力を予想以上に使っていたのかもしれない。
寝ては駄目だと思っても、睡魔は情け容赦なく襲い掛かり、ゆっくりと視界を閉じていく。
「ん…こんなとこで寝たら…風邪引く…のに…」
夢を、夢を見ていた。夢の中の私はいつも笑っている。
傍で黒髪と紫の髪をもった双子が笑っている。
隣で、男の人が笑っている。それは、紫色の髪をした…さん…人を惹きつける笑顔をしている…ねぇ…私の大好きな…姉さん!
私を呼ぶ大きな声に、意識が夢の世界から帰って来る。目の前にあるのは…アラドの顔だ。
「姉さん!姉さん、起きろってば」
「ア…ラド…?どうして…?」
「あ、やっと起きた。ったく、こんなところで寝てたら風邪引くぜ?俺が見つけたからいいものの」
「…なんで…ここに?」
寝ぼけた頭でそれだけは返す。なぜ、アラドがここにいるのだ。
私を探してくれていたのだとしても、なぜここが分かったのだ?
「何で、じゃないだろ。姉さんが帰ってこなかったら探しに来るの当たり前じゃないか」
「でも…あんなふうに飛び出したから…それに、どうしてここだって…」
「あー、確かにいきなり飛び出して行ったのには驚いたけどさ、姉さんならもしも帰らないなら俺たちが心配しないようにーって
連絡ぐらい入れるし。ここが分かったのは…一言で言うと、イルイが助けてくれたんだよ。
イルイが念導力で大体の場所を当ててくれて…それで、大学の校舎内だってわかって皆で探してたんだよ。
偶然会ったアイビスさんも手伝ってくれたんだぜ?」
953 :
947:2006/11/14(火) 07:25:12 ID:rhgeptZo
アラドの話を聞いて、なんとも申し訳ない気持ちになってしまう。…それと同時に手伝ってくれたという二人。
そして、探してくれていたに違いない妹たちにまた一歩リードされてしまったかもしれないという気持ちが湧いてしまう。
そんなことを考えてしまう自分が、少し嫌になる。
嫌な感情を押し殺して、再びアラドに話しかけ、帰れなかった理由を説明する。
「そう…ごめんなさいね。心配かけて。帰ろうとしたら鍵を閉められちゃって…ね」
「わ、笑えねぇ…まぁ、見つかってよかった。さ、帰ろうぜ。皆待ってる」
「ええ、そうね…っしゅん」
寝てる間に体が冷えてしまったのか、くしゃみをしてしまう。体も少々熱っぽい気がするし、本当に風邪を引いたかもしれない。
そんなことを考えていると、何か上半身に重みを感じた。見れば、アラドが自分の着ていた上着を私の肩にかけてくれている。
「アラド、上着を私に渡したら、あなたが…」
「平気だって、俺、体が頑丈なのだけがとりえだし」
そんなことを言って、アラドは屋上と校舎を繋げるドアのほうに歩いていく…その腕は、寒さで少し震えている。
それを見て、さっきよりも熱が上がったように感じる。アラドの、こういうところが好きなのだと自覚する。
「アラド!」
呼びかけに対してこちらを向いたアラドに早足で駆け寄り、半ば強引に唇と唇を重ねる。
一瞬何が起こったかわかっていなかったアラドが顔を強張らせていくのが分かる。
視界の端に、ドアから出てきたばかりと思われる4人の姿が映る。全員、完全に固まっている。
少々名残惜しいが、そっと唇を離す。流石に、4人が見てる前でこれ以上続けるのは後が怖い。
「見つけてくれた、お礼よ。…さ、帰りましょうか」
「…え、あ、ああ」
アラドのかけてくれた上着を強く握り締め、ドアへと歩いていく。ドアの前では4人がいまだに固まっている。
「さっきのは宣戦布告よ…私も、負けるつもりはこれっぽっちもないわよ」
4人の横を通る瞬間、アラドには聞こえない程度の、しかし、決意をはっきりとこめた声で4人に告げる。
4人がこちらを振り向いたことが気配で分かる。振り向いて、とびきりの笑顔で応える。
あの夢を現実にするために、決して負けないという決意を心に秘めて…今、幕は開かれた。
時間かかったくせにこれだけしかかけないのがつらいorz
954 :
947:2006/11/14(火) 07:28:21 ID:rhgeptZo
スマン、どういうわけか、冒頭の部分が抜けてた。下の部分が一番最初にあったのじゃよー
こういうミスがあると、マジで凹むorz
「やっぱり、夜になると流石の私でもつらいわね…いくらこの季節でも、凍死はしないと思うけど…」
屋上に閉じ込められて数時間、すでに周囲は完全に暗くなっており、それに伴い気温もかなり下がっている。
「ひょっとして、私がアラドにアプローチすることを決めたことに対して、試練でも与えられてるのかしら…まさかね」
もしそうだとしたら、試練を与えているモノの名前は公式設定とかそんな名前に違いない。
冗談はさておき、このままではここで一夜を明かさなくてはならないだろう。
GJ!!
これはいいな!いいよ!いい!
GGGGGJJJJJ!!!
GJ!!
さて、負けじと俺も投下してみる。
日の帳が落ちる夕暮れ。オウカはアラドとともに赤く染まった道を歩いていた。二人の両手には
いくつものスーパーの袋。オウカよりもいくつか袋を多く持ったアラドの影は、時折不自然に揺れていた。
「姉さん、やっぱちょっと買いすぎだよ」
何度目かのふらつきをなんとかやり過ごしたアラドが情けない声と表情でオウカに泣きついた。
「男の子でしょう。頑張りなさい」
からかうような宥めるような励ますような、そんな優しい声。アラドの表情が複雑に歪む。こんな
風に言われたら、泣き言なんか吐けないじゃないか。
「それとも、初めに言った通り、私が袋を持ちましょうか?」
駄目押しの一言がアラドにかけられる。男だからと、自分が荷物を持つと言ったのはアラド自身
なのだ。例え、オウカが荷物を買いすぎたのが確かだとしても、今更交代するわけにもいかない。
気合いを入れて、アラドはぷるぷると震える右手の袋を掴み直した。
そんなアラドの様子を見ていた、オウカは唇を僅かに緩ませた。弟のささやかな意地は、やはり
どうしようもなく可愛い。
ゼオラだったら、きっと無理矢理自分も持とうとするだろうな――そう思って、オウカは笑いの
衝動を必死にこらえた。その後の展開まで予想できるからだ。きっと二人は、それが原因で言い争いを始めるに違いない。
「っと」
物思いにふけっていたオウカの背後で、アラドが声をあげた。見るまでもない。またふらついたのだ。
「もう……」
やはり自分が持つべきなのだろうか。そんな風に思いながらも、オウカはどこか腑に落ちないでいた。
肉体強化を基本に調整されたアラドがここまで疲れる。オウカにはそうは思えなかった。ふらつく
アラドをの様子を観察しながら小首を傾げるオウカ。そんな中、アラドの右手が再び荷物に
引っ張られて、体のバランスを崩す。
「おわ、ちち!」
はあ、と嘆息するオウカだが、同時に今の情景に何か引っかかるものがあった。何か、オウカが
見逃している何かが、先程の中に隠されている。
「姉さん?」
急に立ち止まって考えこんだオウカにアラドは声をかけるが、返事はない。むう、と唸って
アラドは右手を握り直す。
「ああ!」
それを見て、オウカはようやく引っかかりの原因に思いついた。アラドは右利きなのだ。それ
なのに、右手ばかり疲れた様子を見せている。それが、オウカは気になっていたのだ。
「どうしたの、姉さん」
「何でもないわ」
不審げに聞いてくるアラドに、笑って答えながらオウカは歩き出した。だが、歩きながら、
オウカは新しい疑問に襲われていた。
何故、利き腕ばかりが疲れるのか。
それとなく、アラドの歩く様を見るが、少しばかり右手に荷物が多いだけで、それほど疲れる
ようには見えない。少し
右手の位置が不自然なような気もするが、アラドだって好きで疲れるような真似はしないだろう。
答が見つからず、オウカは視線を地面へと落とす。見えるのは、夕日に照らされた赤い
アスファルトと、そこに伸びた影法師。
自分よりもずっと伸びた影の先を視線で追う。ふと、そこでオウカは気がついた。自分の影の左
手に、何か重なるものがある。
「え?」
オウカの口から、小さな、しかし大きな驚きが漏れた。背後を確認しなくてもわかる。あの影は、
後ろでふらつく弟のものだ。
胸の鼓動を、確かに聞いた。一つだけ耳に届いたそれは、余韻を残してオウカの頭の中をぐちゃ
ぐちゃにかき乱す。気付けば、オウカはアラドへと反転すると、その手を握っていた。荷物と荷物が
ぶつかる音が大きく鳴り響く。
「あ、え?」
「さ、行きましょ!」
混乱するアラドの手を引っ張ってオウカは再び歩き出した。
夕日の赤さに感謝をしながら――
――END――
おまけ
「ちょっとアラド、卵潰れちゃってるじゃない」
「お、俺のせいじゃねーよ。姉さんが」
「嘘。姉様がそんなミスをするなんて考えられない。アラドが割ったと考えるのが自然」
「ラトまで! 姉さん、何か言ってくれよ、姉さん!」
「ハァ」
「ほら、アンタが嘘つくから姉様も呆れてるじゃない」
「溜め息ついてるだけだろ!?」
「問答無用!」
「ぎゃぁーー!!」
「ハァ……」
「姉様、顔が赤いけど、風邪でもひいた?」
こんどこそ終われ
連投すまん。
さて、いつものごとく携帯(ry
ちょびっとハァハァ要素を取り入れてみた。
引っ込み思案なアラドだけどな!!
それではいってみよう!!GJ!!
GJ!
GJも付けるぜ!
964 :
947:2006/11/16(木) 09:06:13 ID:GVZh5pUl
じつにGJ!影だけでも手をつなごうとするアラドに萌えてしまった
も、もしよければ、誰か俺のやつにもこうすればよかったという指摘を…
>>964 個人的には、もうちょっと間が欲しいかなと思った。
オウカの一人称だから、その行動の理由が全てやかるってのが大きいかも。
あえて情報を限定してみては?
キスの瞬間に目を閉じるとか。
あとは、眠ってからの時間の経過がわかる描写が欲しい。
夕方なのか夜なのか、風は吹いているのかいないのか。
軽く一文あるといいかも。
さて、ギブアンドテイク。
俺のにも(ry
買い物に出掛けたアラドとラト
「アラド、他にもう買うものない?」
「ああ…しいていうなら食べ(ry」
そこに突然外国人が!
「Excuse me.Where・・・(すみません、バラルの園はどこにありますか?)」
「え!?あ…アイムハングリー…」
「This is・・・(バラルの園ならそこのタバコ屋を右に曲がって30メートル先にあります)」
「Oh!Thank you,beautiful girl!(ありがとう!かわいいお嬢さん)」
「Your Welcome!(どういたしまして)」
「…ってことがあったんだよ、姉さん」
「……アラド…明日から私と一緒に英語の勉強をしましょう……」
次回、『魁!オウカ塾』
乞うご期待!
いや、続きませんよ?
つか俺の英文法が間違ってるじゃんorz
ちょっとオウカ塾逝ってくる
>>965 間…かぁ。ううむ、そこらへんは長いことかいてなかったから忘れてたなぁ…3年のブランクはきついか
時間の経過の描写に関しては最初にちょろっと書いただけだったから、言われると確かにそのとおりじゃね。
指摘できるようなとこはほとんどない気もするが、三人称とアラドの一人称、オウカの一人称が改行とかなしで繋がってるところが結構あるから、そこが少し気になった。
そこらへんはやっぱり改行してたほうがいいと思う。もしくはそこも三人称で書くか。
さて、言われたところを気をつけて次も頑張ろうかね
ラトとイルイに腕枕してるアラド、アラドを抱き枕にしているラトとイルイ…
この三人を見てむくれるオウカ姉さんが見たいです!
オウカ先生のプライベート・レッスンシリーズ……
オウカ姉さんのおしえてあげる
オウカ塾に行きたいです。
桜花塾とかだと普通にありそうだと思ったり
オウカ塾、絵画授業
1.姉様がモデルやってくれる
2.「ここはこうよ」と後ろから絵筆に手を添えて指導してくれる
どっちもいいな…
>>971 貴方は天才だ。特に2番。わかってらっしゃる。
>>971 2番に
・胸を押し付ける
・肩の上に顎を乗せる
も追加すると・・・
(*´Д`)
「アラド、影の部分をもっと強く、ね?」
「うーん、難しーな」
「ふふ、ちょっとお貸しなさいな」
後ろからアラドの持つ筆に手を添えるオウカ。
アラドの後頭部あたりにさわりと触れる二つのふくらみ。
アラドドキドキ。
ゼオラおかんむり。
「言われたそばからもう、ほら、違うわよ!バカなんだから!」
「うっせーな、うまくいかないんだよ!」
「もーちょっと貸しなさい!」
後ろからアラドの持つ筆に手を添えるゼオラ。
アラドの頭にずしりとのる二つの重み。
アラドドキドキ。
姉様嘆息。
こうですか、わかりません!
>後ろからアラドの 筆に手を添えるゼオラ。
次スレはどうするの?
立ててくる
さて、埋めるか。
というわけで各自妄想ネタを。
「全てを、その身に受けなさい」
と、アラドに色々する姉さんハァハァ
風呂上がりで濡れてるアラドの髪を
丁寧にタオルで拭ってくれるオウカ姉さん萌え
丁寧どころかわしゃわしゃと。
んで後頭部でプルプルの・・・っ!
さて、連チャンのレスで悪いが皆に質問。
アラド・ナギサ
オウカ・バランガ
どっちがいい?
SSのネタにする。
あまり違和感ないんでどっちでも良いが、
オウカ・バランガの方が韻を踏んでるぽいんで好きかな
オウカ・バランガってカワバンガみたいだな
カメェェェッー!
埋め
うめぇwwww
オウカ姉さんの手作り料理うめぇwwww
姉さんの料理、まじぃw
埋め中なら言える!
実はオウカ×ラト派
埋めネタ書こうとしたら、やたら長くなった……
さて、こんな俺は、アラド・オウカ派。
年上に翻弄されるアラドも大好きだが、強気のアラドにどぎまぎする姉様も好きだ。
アラドに手を握り締められ迫られて、顔を赤く染める姉さまと申したか。
アラドに胸を掴まれてだって?
掴むほどな(ry