ポケットモンスター 赤緑 外伝

このエントリーをはてなブックマークに追加
48 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 ◆weOjYMy7XA :2012/04/17(火) 13:43:48.90 ID:bcLGA9n70
アーボ「ボウゥ…」 バタッ

    アーボは力尽きて… 死んだ

ロケット団員1「チッ… くたばりやがったか 使えない奴だったぜ」

父「!! 貴様…  貴様それでも人間かぁ!!」

ロケット団2「へっへっへっへ その青臭い正義感は父親譲りだったようだな」

ロケット団2「いけぇ!ドガース! たいあたり!」 ドガース「ズモゥ!」

父「ピジョット!すてみタックル!」   ピジョット「ジョウーイ!」

ドカッ!       ドガース「ズモゥ…

    ドガースは倒れた!

ピジョット「ジョウーイ…」   バタッ…

 ピジョットは反動のダメージと どくのダメージで倒れた
49 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 ◆weOjYMy7XA :2012/04/17(火) 13:53:11.38 ID:bcLGA9n70
ロケット団員2「へっ なかなかやるじゃねーか親父さんよぉ…」

ロケット団員1「俺たち二人を倒すなんてよぉ」

メテオ「お前達よくやった 後は俺に任せておけ」

メテオ「ラッタ 出番だ」   ラッタ 「ジ!」

父「ようやく親玉の登場か…!行くぞ!ダグドリオ!」   ダグドリオ「パパラパ!」
50名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 21:45:52.57 ID:???O
父「ダグトリオ、きりさくだ!」

ダグトリオ「死ね!!」グバアァッア!

 顔面を引き裂かれたラッタの鮮血が飛び散る。

メテオ「うほっ、さすがに手加減をできる相手じゃないようだな」

メテオ「殺せドサイドン!!」ボンッ

ドサイドン「ゴゲオ」ドシン

父「改造されたサイドン!?」

メテオ「ドサイドン! 火炎放射!」

 ドボオォン!

父「地中に潜って避けろ!」
51名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 21:52:53.93 ID:???O
 ズボボボン!

メテオ「穴に向かって、どくどくだ!」

ドサイドン「ゲロッ!」グジョッ

 ダグトリオの潜った穴に大量の毒液が流しこまれる。

父「しまった!!」

メテオ「さあ、こんなものではないだろう? 貴様の力は!」

父「いいだろう! いけっブースター!」

ブースター「パオーン!」

父「馬鹿力!」

 バリャアアアン!!

 ブースターがドサイドンをスロットマシーンごと吹き飛ばす! あたりが砂煙につつまれた!
52名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:01:21.08 ID:???O
父「やったか!?」

 …………!!

ドサイドン「バオアゴッオ!」

父「聞いていない」

 ガシッ! ブースターの体がドサイドンに掴まれる。

父「いかん!逃げろ!!」

メテオ「噛みつく」

ブースター「!!」


 べキュッ


 ドサイドンがブースターの頭を食いちぎる!!

ドサイドン「……」ゴリュッゴリュッグチュ

父「くっ……強い!」
53名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:10:24.04 ID:???O
メテオ「ウホッ……」

メテオ「これだ。これこそポケモンバトルだ」

父「頼む! ゲンガー!!」

ドサイドン「おおっ、喝ああーーーーーッ!!」ゴッ

 店内がドサイドンの雄叫びで揺れあがる!!

父「気合いだけでゲンガーを消滅させた……だと!?」

メテオ「ウホッ……オレの勝ちだ」

父「くっ、好きにしろ」

メテオ「やれ、ドサイドン」


  ゴチュ


 静寂に包まれたゲームセンターで肉を噛み切るような音が響いた。
54名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:23:12.75 ID:???O
 数分後、半壊したゲームセンターにシエルとレインはやってきた。



シエル「なに……これ」

レイン「うわ……ああああああ!!」

 中にはおびただしい血とポケモンの死体があった。

シエル「このピジョット、まさかお父様の……!」

 血を吐いて倒れるピジョットの姿にシエルがどん引きする。

レイン「嘘だ。そんなわけ……」

ロケット団員3「んだ、てめえら」

ロケット団員4「ここにさっきやってきたっていうオヤジの知り合いか?」

レイン「貴様ら……親父に一体何をしたァ!」
55名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:30:36.61 ID:???O
ロケット団員3「くく、さあな?」

ロケット団員4「そこらに転がってるゴミ(ポケモン)と同じ末路って言ったらいいか?」

レイン「あ……あ……」

シエル「落ち着いてレイン。でたらめに決まっ

レイン「ウワアアアアアア!!」グシャア

ロケット団員4「あ¨がっ……あーーっ」

 レインが散乱していたガラスの破片をロケット団員の脳天に突き刺した!

シエル「キャアアアーーッ!!」

ロケット団員3「ひっ……頭イかれてんのか!?」
56名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:41:29.14 ID:???O
レイン「ニャース、切り裂くだ」ボンッ

ニャース「コクッ」

 グシャアアッ!!

ロケット団員3「あ゙ーー!!」ブジア

 ニャースの白い毛並みが赤黒く染まる。

レイン「ハァ……ハァ……」

シエル「嘘……」

シエル「嫌あぁあああああっ!!」

レイン「ロケット団……」

レイン「オレがこの手で消してやる」

 レインは瞳孔を開いて呟いた。

 その悲しく冷酷な目を私は今後生涯忘れないだろう。
57名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 22:58:41.77 ID:???O


 そう、これが、ポケモンマーダー・レインが生まれた瞬間だった。


58名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 23:16:58.44 ID:???O
 ――2年後。コガネシティ。

ギャラリーA「おいおい、あのマサキがポケモンバトルしとるで!」

ギャラリーB「ホンマ?! あのポケモンコレクター、ゴッツファンやねん!」

 ザワザワドヨドヨ

マサキ「ジ・エンドや!」

エーフィ「ポーッ」ズギャアアア!

 電磁砲が命中し、スリープがぶっ飛ぶ!

ミナキ「僕の負け……だ」ドッ

マサキ「どんなもんや!」
59名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 23:23:14.24 ID:???O
ミナキ「ポケモンコレクターにしてかなりの実力者という話は本当だったのか」

マサキ「ほめすぎやて」

ミナキ「マサキ……カントー地方には君でもまだ見ぬポケモンがたくさんいるぞ」

マサキ「なに?」

ミナキ「所詮、君が強いと言ってもジョウトでの話だ。カントーとジョウトじゃバトルのレベルが違う」

マサキ「!?」

ミナキ「その目で確かてくるがいい」ドヤッ

 ミナキは高笑いしながら去っていった。

マサキ「カントー……か」
60名無しさん、君に決めた!:2012/04/17(火) 23:35:10.14 ID:???O
マサキ父「なに、カントーに行く?」

マサキ「ああ、あっちに住んどるポケモンを直に見てみたいんや」

マサキ「オヤジ、その間はワイのポケモン面倒みてくれへんか」

マサキ父「はは、まかせとき。カントーに行くんなら、進化の石を買い込んでくれな」

マサキ「任せとき!」

 ……数日後、マサキはアサギシティ行きの船に乗ろうとしていた。
61 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 21:42:54.88 ID:roY+EUCJ0
大分話が進んでますね
ここまでの話は全部本筋として認めますのであしからず
62 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 21:59:34.87 ID:roY+EUCJ0
その頃 カントー地方では…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガヤガヤ ガヤガヤ

ここはハナダシティのとある酒場…

住民1「うひゃー! 仕事をサボって飲む酒は一段と美味ぇぜぇ!!」

住民2「おいおい!仕事中かよお前!聞いてねえぞ!」

住民1「ケッ! お前さんにはわからねえだろうよぉ! この俺の気持ちなんてよぉ!」

住民2「酔っぱらいの気持ちなんざ知りたくもねぇよ 全く おごりだって言うから付いて来たらコレだぜ」

住民1「けぇーーーー!! たまんねぇぜ全くぅー! おいねーちゃん! 酒だ酒ぇー!」

住民2「おいおいぃいくらなんでも飲み過ぎなんじゃねえかぁ? そんなに飲んで本当におごりなんだろうなぁ?」

住民1「だぁーってろ! こちとら商売上がったりなんだぁ! これを酒を飲まずにいられっかぁ!」

住民2「んあ? お前たしかオツキミ山の探鉱の仕事やってたよなぁ? どうしたんだよ?」

住民1「どーしたもこーしたも最近オツキミ山に黒ずくめの男達がやってきてなぁ? 仕事場を占領されちまったんだよぉ」

住民1「お陰で俺たちの仕事がなくなっちまってよぉー 全くはた迷惑な話だぜぇーホント」


       ド  ッ  ゴ  ォ   ラ  ! !

???「黒ずくめの男・・・だと・・・?」
63 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:07:29.33 ID:roY+EUCJ0
               シーーーーーーン


住民1「おいおいどうしたぁあんちゃん お前もあいつらのツレかぁ?」

               ガ   ッ 

周りの住民「キャーーーーーーーーー!!」 「なんだ喧嘩か!?」 「警察だー!!」

住民1「あっ!っががががががががが・・・ぐ・・・ぐるじ・・・」

住民2「て、てめえ何しやがっ・・・!!」    ギラッ

         住民2の前にナイフが突きつけられる

???「そいつらはオツキミ山にいるのは間違いないな?」

住民1「ば・・・ばい・・・ぞうでず・・・」

???「ハッ・・・ そうか・・・」

           ドサァ

住民2「だ・・・大丈夫か!」   住民1「あ・・・・がっ・・・!!」 ピクピク


                 ザッザ・・




???(レイン)「ついに見つけたぜ… ロケット団…!!」
64 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:16:11.78 ID:roY+EUCJ0
レイン「悪かったな酒場の集 じゃあな」 ザッザッ

      ギィーーーーー バタンッ!

住民2「なんだったんだアイツぁ…」

住民1 「ゲホッ!ゲホッ!  あの小僧ぉ〜〜〜〜〜!!許さねえぇ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃…

シエル「(…遅いなぁ… レイン… 何か騒ぎを起こしていなければいいけど)」

レイン「…待たせたな…シエル」

シエル「レイン!! もぅ 今日は遅かったじゃない!」

レイン「今日はとっておきの情報が流れてたからな…」  シエル「…! それって…!」

レイン「… ヤツラだ… ついにヤツラが動き出した…」    シエル「!!」

レイン「場所はオツキミ山だ ここから近い 急ぐぞ」   シエル「うん!」
65 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:31:51.84 ID:roY+EUCJ0
スタスタスタ…

ゴォォォォォッォォォォォォォォォォォォォ


レイン「… 川か」     シエル「流れが強いわね… 泳いでわたれるような所じゃないわ…」

レイン「なら飛び越えれば良い話だな」  レイン「ペルシアン」   ペルシアン「ピヤァァァァァァオ!」

レイン「ほらシエル 乗れ」     シエル「…うん」

レイン「行くぞっ…!」     ペルシアン「ピヤァァァァァァオ!」    


              ダッダッダ ダッ!

              ッ… スタッ!

レイン「ッ… よし」    シエル「(二人をしょってこの川を飛び越えるなんて 相変わらずレインのペルシアンは凄い・・・)」

シエル「(いいえ・・・凄いと言うより これはもうペルシアンじゃあない…)」

シエル「(ペルシアンと呼ぶにはあまりにも大きく そして あまりにも悍ましい  片目は潰れ 体中は傷だらけ…)」

シエル「(最早これは…「虎」  いいえ… それ以上の「怪獣」だわ…  「あの日」以降 ニャースもレインもおかしくなってしまった)」
66 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:37:58.92 ID:roY+EUCJ0
レイン「今度は柵か… このまま飛び越えるぞ…」  

シエル「(レインは… レインはあの日から壊れてしまった…   だから …)」

レイン「行くぞシエル…」    シエル「・・・うん」
            

       ダッダッダ ダッ!

           ッ… スタッ!

レイン「…付いたぞ… オツキミ山に」   シエル「ええ…」

シエル「( だから私が付いていなきゃダメなんだ…)」
67 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:50:57.22 ID:roY+EUCJ0
レイン「… 行くぞ…!」

住民1「ちょっと待ったあああああああああ!!」  レイン「?」

住民1「ようようあんちゃん さっきはよくもやってくれたなぁ!」

レイン「ああ… あの時のオッサンか さっきは情報ありがとよ」 

住民1「それですむと思ってんのかぁー!!? 人の首を絞めておいてよぉー!」

シエル「!! ちょっとレイン!アナタやっぱり騒ぎを…!!」  レイン「ヤツラの情報は手っ取り早く聞きたかったんでね」  シエル「レイン!…」

住民1「どうやら謝るきはねえらしいなぁ・・・ 出てこい野郎共ぉ!!」

探鉱仲間達「へっへっへっへ…」   ゾロゾロ…

住民1「こっちは仕事も取られ首も絞められアッタマに来てんだぁ 覚悟してもらうぜぇ・・・」

探鉱仲間達「いけぇ!ゴローン共ぉ!!」   ゴローン「デーデー!」

レイン「こっちは急いでんだ お前らに構ってる暇さえ無い位にな 通るぜ」

探鉱仲間達「ざけんなぁーーーーーー!! 行けぇー!ゴローン! 一斉に体当たりだぁー!!」   ゴローン「デーデー!」

レイン「チッ ペルシアン 行くぞ…!」     ペルシアン「ピヤァァァァァァオ!」
68 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 22:56:43.75 ID:roY+EUCJ0
探鉱仲間達「馬鹿めぇ! 正面から突っ込んで来たぜぇ!! ゴローンに潰されちまいなぁ!!」

レイン「飛べっ」         ペルシアン「ピヤァァァァァァオ!」


               バッ

探鉱仲間達「バ・・・バカな・・・ペルシアンが飛んだだとぉ!?」


レイン「…   首だ…」      ペルシアン「ピヤァァァァァァオ!」

          シエル「レイン!!」

         ゴォォォオォォォォォォォォォォォ

探鉱仲間達「な・・・なんだコイツはぁ!!うわああああああああああああああ!!」


         ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

          探鉱仲間達の首が一斉に切り裂かれる


住民1「ひっ、ひいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

シエル「…ッ!!」   ビチャビチャビチャァアアア

辺り一面に帯多々しい返り血が飛ぶ
69 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:03:04.09 ID:roY+EUCJ0
住民1「ああああああ!!てめえぇええ!!それでも人間かぁあああ!?」

レイン「急いでる人間の道を塞ぐ方が悪い 自業自得だ」

住民1「こいつ・・・ イカレてやがる・・・!!」

レイン「殺されたくなければとっとと失せろ じゃあな」

住民1「… 仲間達の敵だ… 死ねぇえええ!!」

住民1「ゴローン! 一斉に自爆しろぉぉ!!」     ゴローン「デーデー!」



            ・・・・・・・・・・・・



住民1「な・・・なんでだ・・・ なんで自爆しねえ?」
70 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:10:02.61 ID:roY+EUCJ0
シエル「・・・」      レイン「じゃあな」   ザッザ

住民1「なぜだあああ!!なぜ爆発しねええ!!オイィ!?」

住民1「   !?  (これは… 自爆しねえんじゃねえ 自爆出来ねえんだ…)」

住民1「(返り血で当たりが湿って 自爆する事が出来ねえ…   !!!!)」

住民1「(ヤツラの冷静っぷり…間違いねえ…ヤツラこれを計算してやりやがった…!!)」


                ゾクゥ…


住民1「(こんな事誰が考えつく? いや…考えついても普通の人間ならやらねえ!)」


住民1「(あいつら・・・ 一体今までにどんな修羅場をくぐり抜けて来たってんだよぉ・・・!!)」

71 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:21:59.66 ID:roY+EUCJ0
その頃     〜オツキミ山最深部 〜


ロケット団員1「全く こんな所で化石堀りたぁロケット団の名が泣くぜ」

ロケット団員2「いいじゃねえか 化石を掘るのは俺たちじゃねえんだし 何より 古代のポケモンが手に入れば強力な武力になるからな」

ロケット団員1「そりゃわーってるけどよぉ 俺たちは只の見張りって なんだか味気ない任務だぜ…」

   メテオ 「そうとも限らんぞ…」

ロケット団員1&2「!これはメテオ隊長!!」 ビシィ!

   メテオ「ここでは化石以外にも進化の石がたくさん眠っている… それを掘り当てて売ればロケット団の資金にもなろう」

   メテオ「特に月の石だ…月の石だけはここでしか取れないらしいからな かなりの金になる…」 

ロケット団員1&2「ハッ!」
 
   メテオ「だが我が隊の目的は化石でも月の石でも無い…」
72 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:29:30.22 ID:roY+EUCJ0
ロケット団員1&2「…と 言いますと?」

メテオ「… これを見ろ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロケット団員1「こ・・・これは」  ロケット団員2「こんな物が…」

メテオ「お前達が驚くのも無理は無い 私ですらにわかに信じられんのだ…」

メテオ「だが現実にこれはここにあるのだ 信じるしかなかろう…」

ロケット団員1&2「と言ますと隊長・・・ まさか・・・?」


メテオ「ああ このオツキミ山の伝説… アレが現実にあると私は信じている… 我が隊はいまからそれを探す」



メテオ「そう…真紅の月の石… 【覇王石】をな・・・」
73 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:45:45.87 ID:roY+EUCJ0
その頃…

理科系の男「ひぃー ひぃー 」 カンッ カンッ

ロケット団員「おらぁ! もっと働けぇ!!」 ビシィィ!!

理科系の男「ぎゃあああ!!ひぃーひぃぃぃぃぃー!!」

ロケット団員「ほらほらぁ そこに化石があるんだろぉがぁ とっとと掘り出しやがれ!」

理科系の男「だ、だだだいたい私は化石のある場所を探せと言われて探しただけで、かかかかかか化石を掘り出せとまではききき聞いては・・・」

ロケット団員「てめぇは俺たちが誰だかいまいち分かってねえようだなぁ!」 バチーン!

理科系の男「ひっぃひひいいいいいいいいいいいいいいいい!!ままままままたぶったあああああああああ!!」

ロケット団員「俺たちぁあのロケット団だぜ? 殺されないだけ幸せだと実感しなぁ!」

              
         ド  ッ  ゴ  ォ   ラ  ! !


ロケット団員「ぎゃぼおおおおおおおおおおおおおお!!」   ドカーン!

理科系の男「はひぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!なななななななななななななんなんんだあああああ!!」


レイン「よお 久しぶりだなぁ ロケット団」
74名無しさん、君に決めた!:2012/04/29(日) 23:53:47.22 ID:???O
>探鉱仲間達の首が一斉に切り裂かれる

なんでトレーナーに攻撃してんだよwwww
75 ◆weOjYMy7XA :2012/04/29(日) 23:55:50.13 ID:roY+EUCJ0
ロケット団員「ぎ・・だ・・・だれだ・・・お前は・・・・」

レイン「覚えちゃいねえだろうなぁ お前らみたいなゲス共は」

レイン「お前らを全員殺しに来たぜ」  ロケット団員「な・・・なんだと・・・」


              グシャア

ビチャビチャビチャアアアアアアアアアアア       ペルシアンの爪がロケット団員の顔を潰す

理科系の男「はあああああああああああ!! ひっひっひいいいいいいいいいいい!!」

レイン「おいお前 ここに赤髪で髪の毛を縛ってる男を見かけなかったか…」

理科系の男「えええええへえへへへへええええっとっと… そそそそそういえばそのような男がちちち地下に向かって行ったをみみみ見ましたぁ!!」

レイン「それは本当か?」  理科系の男「えええええへえへへへへええええっははいぃ!確かメテオ隊長とかよよよよよばれていましたたああ!!」


レイン「間違いない・・・ ヤツだ・・」
76 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 00:10:33.33 ID:8mLT1F5n0
レイン「急ぐぞ…」    シエル「…うん」

         ザッザ

理科系の男「ひぃいいいいい!!来るなぁぁぁああぁああ!!殺人鬼ぃぃぃぃ!!」


レイン「? 安心しろ お前にもう用はない」

理科系「ひぃいい!!!ビ!ビビビリダマァ!!」   ビリリダマ「カマンベール」

レイン「ほぉ・・・ お前 珍しいポケモンを持っているじゃないか」

レイン「だが気に食わんな なぜさっきアイツの前で出さなかった?」

理科系の男「へ?そそそそそれは・・その・・・」

レイン「あいつはお前が化石を掘り出したらお前を殺す気だったろうぜ? あいつらはそういう奴らだ」   理科系の男「・・・へっ? なななんだっってええ」

レイン「今度からは自分の身は自分で守りな ポケモントレーナーならよ」 ザッザ

理科系の男「・・・・・ ななななんだったんだアイツは」

         パラパラ…


理科系の男「・・・なななんだ? ロケット団の死体の後ろに大きな石が…」

理科系の男「・・・!!!こ・・・これはかかかか化石!! やはり僕の目に狂いは無かったんだ!!」

理科系の男「へっ・・・へへへ これは僕のモノだ・・・ 誰にも渡さない・・・ 自分のモノは自分で守るんだ…!!」
77 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 00:26:19.25 ID:8mLT1F5n0
その頃…
  
        オツキミ山最深部


        カーン!   カーン! 

メテオ隊隊員1「はぁはぁ・・・ 見つからねえ・・・ そっちはどうだ?」 

メテオ隊隊員2「こっちも見つからねえ 全く 本当にここにあるんでしょうかねぇ 隊長」

メテオ「ある筈だ… オツキミ山で一番深いこの場所に 必ずな…」


      プラネ「おやおや 精が出ますねぇ メテオ隊長どの」

メテオ「プラネ! なぜ貴様がここに!?」

      プラネ「人聞きの悪い事をいうねぇ… 私がオツキミ山に居ちゃあいけないってのかい?」

メテオ「そうではない なぜこの最深部にいるのだと聞いているのだ ここは我が隊が任されている 」

      プラネ「聞いたよ アンタこの場所の配属をサカキ様にお願いしに行ったそうじゃないか」     メテオ「!!」

      プラネ「わざわざ最深部配属を選ぶなんて まさかあのおとぎ話を本気で信じているってのかい? 酔狂だねぇ」    メテオ「なんとでも言え」

      プラネ「へぇ・・・(あのメテオがこうも拘るなんて これは何かありそうだね・・・)」

      プラネ「なぁに 私も只邪魔しにここに来たってわけじゃないんだ アンタ達の手伝いに来たんだよ」     メテオ「…何だと?」
78 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 00:31:49.44 ID:8mLT1F5n0
プラネ「あんたら 「覇王石」を探してるんだろ?」   メテオ「…ああ」

プラネ「そんな伝説の石がこんなシロート達のチンケな発掘で見つかるなんてのは出来た話じゃないか?」  メテオ隊員達「・・・!(ブチッ」

メテオ「ならば貴様はもっと良い方法を知っているとでも?」    プラネ 「ああ もっと効率が良くててっとり早い方法さ」



                プラネ「爆破だよ」
79名無しさん、君に決めた!:2012/04/30(月) 00:34:28.33 ID:???0
vipで書いてた人?
80 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 00:55:18.14 ID:8mLT1F5n0
その頃…


シエル「まさかロケット団がオツキミ山に要るなんて… 一体なにが目的なんだろう…」

レイン「あらかた月の石の独占といった所だろうな… 何にしろ奴らは勝手にはさせん」

シエル「・・・  そう、月の石と言ったらレインオツキミ山の伝説を聞いた事ある?」

レイン「伝説… ? なんだそれは…?」

シエル「ええっと確か【月の光にて進化せし一族よ 選ばれし者を真紅に光る月の前に翳し生け贄を捧げよ
 双角の王子 一角の姫 双尾の妖精 巨躯の妖精 さすれば絶対なる神の力宿る事約束されたし】だっけ」

レイン「いかにもって感じの伝説だな 下らん」

シエル「この伝説がいつ何処で伝わったかは不明なの 今から数万年前から伝えられてるって唱えてる学者も居るって話よ」


レイン「なんにしろそのような話に興味等ない 俺たちの目的は一つ 奴らを殺す事だ・・・」

シエル「・・・・うん」
81 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 00:57:14.58 ID:8mLT1F5n0
VIPじゃポケモンのssは書かないかな
おそらくは人違いだ
82 ◆weOjYMy7XA :2012/04/30(月) 01:12:32.42 ID:8mLT1F5n0
その頃・・・


メテオ「爆破だと!!?」

プラネ「あぁ そうさ 単純で手っ取り早い方法だろう? 爆発用のドガースはこっちで用意してやるよ」

メテオ「キサマ正気か・・・ それとも俺をからかっているのか?」

プラネ「まさか・・・ それに学者の研究によれば覇王石は滅多な事じゃ壊れなく 最深部にしかないという話だろう?」

プラネ「伝説のブツだ 只の爆発で壊れるような代物じゃあないだろう  幸いここは天井が高いし爆発で崩れる心配も無い」

メテオ「この爆発魔が…  それと なぜ俺に手を貸そうとする!?」

プラネ「アンタに恩を売っとくと今後役に立つと思ってねぇ それにアンタが伝説を信じるなんて私も少し興味が出て来たのさ」

メテオ「・・・(確かにこのままだと見つかる気配はない 見つける前に警察に見つかっても面倒だ )」

メテオ「…いいだろう… 手を組もう」   プラネ「言い方が気に食わない」

メテオ「(チッ!)・・手を貸してもらいたい プラネ隊長殿」  プラネ「いいねぇ 話の分かる男は好きだよ」
83和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/04/30(月) 19:58:00.96 ID:QaKGerWuO
???「あっ、いいものを見つけたみたいですね」

理科系の男「だっ、だれだ!」ボンッ

ビリリダマ「カマッベール!」

???(ダイゴ)「僕はダイゴ。珍しい石を求めて各地を回っているんです」

ダイゴ「そんなに保存状態のいい化石は初めてみました。よかったら1000000ポケドルで譲ってくれませんか?」
84和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/04/30(月) 20:06:17.88 ID:QaKGerWuO
理科系の男「金でわなせれかあひいい!! これは僕のだあああああっ!!」

理科系の男「こいつ……殺せ!! ビリリダうぼあああああ!!」

 ビリリダマのソニックブーム!

ダイゴ「やれ……やれ」

 自分の方向に向かってくる衝撃波を見ながらダイゴが息をついた。

ダイゴ「アーマルド、君に決めた」
85和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/04/30(月) 20:15:13.42 ID:QaKGerWuO
 ボールから放たれた赤い光が姿を変え、大きな甲冑を携えたポケモンとなる。

 アーマルドは雄々しい声とともに鋏でソニックブームを払った。

ダイゴ「水の波動だ」

 口をぎゅっとつむり腹をふらませるアーマルド。

理科系の男「!?」

 ビュオンッ!

 アマルードの口から放たれた青い光にビリリダマの周囲が照らされる。
86和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/04/30(月) 20:28:00.49 ID:QaKGerWuO
 その刹那、耳を引き裂くような爆音があがった。

 青い光の注がれた地点から大量の気が吹き荒れる。

理科系の男「うおお!」

 爆風に飛ばされ、男は岩壁に頭を強く打ちつけた。

ダイゴ「もう一度聞きますよ。化石を僕に譲ってくれませんか?」

 ダイゴは爽やかな笑みを浮かべながら傷だらけの男に問う。
87和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/04/30(月) 21:48:01.99 ID:QaKGerWuO
 ビリリダマがあった地点には大きなクレーターが出来上がり、その中央にひしゃげた黒い塊が転がっていた。

理科系の男「あ……うぅうあ」

 男はかすれた声をあげながら焦点の合わない目でダイゴを見上げる。そしてそのまま化石のもとまで這いずっていく。

ダイゴ「……いけない! アーマルド!」

 アーマルドがボロ雑巾のようになった男を無造作に持ち上げる。
88名無しさん、君に決めた!:2012/04/30(月) 23:21:09.57 ID:???0
>>89するw
89和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/05/01(火) 00:15:15.38 ID:8hXf6IMXO
 「危なかった」といいながら、ダイゴは出かけていた汗をぬぐった。

ダイゴ「アーマルド、シザークロス」

 アーマルドが理科系の男を宙に放る。

理科系の男「あ……」

 グジョンッ

 そのまま飛びつくように両腕の鋏で男の肉を引き裂いた。

 理科系の男だったものは複数のパーツとなりあちこちに飛散する。
90和孝 ◆Mk7zjh6zL. :2012/05/01(火) 00:27:04.20 ID:8hXf6IMXO
ダイゴ「化石に君の汚い指紋がつくところだったよ」

 鈍い音と共に転がってきた男の頭部を見下げながら、ダイゴは押し殺した笑い声を浮かべた。

???「見つかったか? ダイゴ」

ダイゴ「ああ、カゲツくん」

 梯子であがって来たモヒカンの男は、一帯に散らばる肉片を見て、ため息をつく。
91名無しさん、君に決めた!:2012/05/08(火) 00:05:02.81 ID:???0
ho
92名無しさん、君に決めた!:2012/06/14(木) 15:48:05.02 ID:???O
あげ
93名無しさん、君に決めた!:2012/06/25(月) 19:11:17.13 ID:???0
agg
94名無しさん、君に決めた!:2012/07/02(月) 10:32:11.21 ID:???O
あげ
95名無しさん、君に決めた!:2012/07/03(火) 10:44:15.72 ID:???0
お前らが糞スレ上げるせいで良スレが下がってるんだが
その良スレが過去ログ倉庫に行ったらどうするんだよもういい加減にしろ
96名無しさん、君に決めた!:2012/07/19(木) 21:48:24.84 ID:???O
あげ
97シャクティとHするマン ◆weOjYMy7XA
>>82から

その頃

レイン「・・・(ザッザ)」           シエル「・・・・ねえ、レイン」


レイン「・・・何だ…」     シエル「レインはロケット団を壊滅させたら…その後はどうするの?」

レイン「そんな事は考えては居ない… 今はあいつらを殺せればそれでいい」   シエル「…そう…」

シエル「(もしロケット団を壊滅させたら…レインが私から離れてしまう気がする… レインがレインで居なくなってしまいそうで… 怖い…)」



   ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

シエル「キャァア!」            レイン「…下で爆発、か」