ルカリオ萌えスレ チョコ32枚目

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226名無しさん、君に決めた!
何か>>188辺りの書き込み見てたら書きたくなってきた

朝、なのだろうか。部屋の中は薄暗い上、意識がハッキリしない。
 もう少し目をつむって布団の中という幸せなひとときを過ごしていたいが、体を揺さぶられ安眠の世界から引きずりだされてしまう。
「・・・ん・・・ゅじん・・・御主人。」
声が聞こえる。夢かと思ったが、徐々にハッキリと聞こえてくる。
 体を揺さぶる力も段々と強くなっていく。きっと「あいつ」だ。
「御主人、起きてくれ。」
声のする方に首を向き素直に動かない瞼をうっすらと開ける。
そこには俺のパートナーであるルカリオが寝起きを感じさせないような顔で俺の体を揺さぶっていた。
「御主人、朝稽古に付き合ってほしいのだが・・・」
 こんな口調だが、こいつは♀である。
「今・・・何時よ・・・」
「五時半だ。」
「・・・もう幽霊は出てこないと思うなー・・・」
「バッ・・・バカにするな!・・・ただ、たまには御主人と組み手をしてみたいと思ってな・・・」
 顔を赤くして、必死に俺の言葉を否定するルカリオ。しかし、早朝から組み手とか止めてくれと思う。俺を殺す気か。
227名無しさん、君に決めた!:2008/04/22(火) 23:22:38 ID:???
 半分ルカリオに引きずられる感じで外に出た俺。朝霧が欝陶しいが明るいだけマシだった。
「それでは・・・行くぞ!御主人!」
 ルカリオが構える。
「・・・おー・・・」
 ルカリオとは正反対のテンションでその場に突っ立ってるだけの俺。
 ルカリオの連撃を受け流しながら、俺の中では睡魔との激闘が繰り広げられていた。
 ルカリオの手の甲の刺がかすって微妙に痛い。
ふと、ルカリオのバランスが崩れた。
軽く足払いをかけ、ルカリオをよろめかせる。体勢を立て直す一瞬の隙を突いてルカリオの背後に回った。
「ス・キ・あ・り。」
「しまっ・・・!」
攻撃するわけでもなくルカリオを背後から抱きしめる。
 少し膨らんだ胸の部分の刺を避け両腕を回し、ルカリオの頬に自分の頬をくっつけた。
 フサフサの体毛が心地良い。
「んー・・・ルカリオいい匂い・・・」
 そう言いながらルカリオの顔を横目で見ると案の定顔を赤くしていた。
「な・・・何を言って・・・!」
ルカリオは恥ずかしいのか目を合わせようともしない。
「もう少しこのままでいたいなー・・・ダメ?」
「ダメなんて事は無いが・・・」
照れながら口ごもるルカリオを俺は笑いながら眺めていた。
「わ・・・わかった。朝食の時間までだからな・・・」


すんません、もう限界っす。